第3試合はスペシャルシングルマッチ、オカダ・カズチカvsグレート-O-カーン。
両者の因縁が勃発したのは10.16両国での『G1』最終公式戦。オカダvsオスプレイの終盤、突如オスプレイの彼女である女子プロレスラーのビー・プレストリーが乱入。レフェリーの注意を引きつけると、続いてオーカーンが姿を現し、オカダをエリミネーターで叩きつけ、オスプレイの勝利をアシストした。その試合後、オスプレイ、オーカーン、ビーは新ユニットTHE EMPIREを結成をアピール。
そして、今シリーズで繰り広げてきた前哨戦のタッグマッチではTHE EMPIREがオカダ組に連勝。迎えた大一番でオカダが逆襲を見せるか? それともオーカーンが勢いに乗って勝利をつかむか?
オーカーンにはスーツ姿でシャンパンを持ったオスプレイが帯同。オカダがリングインし、コーナーに上って場内にアピールしていると、オーカーンはゴングを待たずに背後から奇襲攻撃。
ここでゴングが鳴り、オカダはエルボーで応戦。しかし、オーカーンは奇声を発しながらモンゴリアンチョップを三連発。そして、オカダを場外に投棄し、エプロンサイドに顔面を叩きつける。
さらにオーカーンは鉄柱にオカダを叩きつけ、その光景をオスプレイは場外でイスに座り、優雅にシャンパンを傾けながら眺める。
オーカーンはオカダをリングに戻し、王統流二段蹴りをヒット。そして踏みつけてカバーするが、オカダはカウント2でキックアウト。するとオーカーンは肩固めを決めるが、オカダはロープエスケープ。
オーカーンはニーをオカダの腹部に連発。だが、オカダもフラップジャックで反撃。ここからオカダはバックエルボー、串刺しエルボー、DDTとたたみかける。
続いてオカダはリバースネックブリーカーを狙うが、オーカーンは切り抜けると、バックドロップのモーションからフェイスバスターで叩きつける。
さらにオーカーンは追走式の串刺し延髄ラリアット。そして、オカダをコーナーに設置し、背中にモンゴリアンチョップ。オカダが宙吊りになると、オーカーンはスライディングキックを炸裂。
オーカーンはバックに回るが、オカダはバックエルボー。ならばとオーカーンはハーフネルソンで捕らえるも、オカダは切り抜けてリバースネックブリーカーへ。ここでオスプレイは立ち上がって、戦況を見つめる。
オーカーンはオカダに耳そぎチョップ。さらにオカダのドロップキックを切り抜け、変形のフラットライナー。そして、もう一度肩固めへ。だが、オカダは足で懸命にロープエスケープ。
ここでオーカーンは首切りポーズから、リバースブレーンバスターの体勢に。これはオカダが回避するも、オーカーンは奇声を発しながらモンゴリアンチョップを三連発。
オーカーンは気合の雄叫びからロープに走るが、オカダはカウンターのドロップキックをヒット。そして、ツームストンパイルドライバーでオーカーンを突き刺し、マネークリップで捕獲。
だが、オーカーンはアイアンクローで切り抜ける。そしてエリミネーターを仕掛けるも、オカダはアームホイップで切り返す。そしてロープに走るが、オーカーンはカウンターの王統流二段蹴り。
続いてオーカーンは滞空時間の長いリバースブレーンバスターを炸裂。そして、エリミネーターを狙うが、オカダはバックに回ってマネークリップへ。オーカーンはそのまま後退し、オカダをコーナーとサンドイッチにして切り抜ける。
だが、オカダはショットガンドロップキックをヒット。オーカーンもすばやく立ち上がって王統流二段蹴り。これをかわしたオカダはローリングラリアットを狙うが、オーカーンも回避し、アイアンクローで捕獲。
そこからオーカーンはエリミネーターへ。しかし、オカダは切り抜けてローリングラリアットをヒット。そしてマネークリップを決める。オーカーンがそのまま立ち上がるも、オカダはバックブリーカーで叩きつけ、さらにマネークリップで締め上げる。オーカーンが意識を失ったのを確認したレフェリーは、試合終了のゴングを要請。オカダがレフェリーストップ勝ちをスコアした。