第5試合は東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦として、権利証保持者の飯伏幸太がジェイ・ホワイトを迎撃。
飯伏は今年の『G1』で二連覇を達成。その試合後、優勝会見を行なっていると、 ジェイが姿を現し「オマエは真の『G1』覇者じゃない。なぜならオマエは(『G1』で)俺に勝っていない」とアピール。
さらにジェイは「いままでもこれからもおまえは俺に勝てない。挑戦権利証の入ったブリーフケースが贈呈されるんだろ? 俺が奪ってやる!」とアピール。これに対し、飯伏も「リベンジした上で、俺がベルトを巻きますよ」と宣言
飯伏は昨年の『G1』優勝決定戦でジェイに勝利を収めているものの、今年は1.5ドーム、9.23札幌の『G1』公式戦と二連敗を喫している。
飯伏は権利証を守り切ることができるか? それともジェイがダーティーファイトで強奪するか?
真っ赤なコスチュームのジェイは腹筋のシックスパックをアピールし、外道を伴って入場。飯伏は権利証の入ったブリーフを手にリングイン。ゴング前、ジェイは外道とToo Sweetサインをかわす。
開始のゴングが鳴ると、場内は手拍子で「飯伏」コール。すると、ジェイは場外に下りて間を外す。そして、リングに戻ると見せかけ、またも場外に下り、本部席のブリーフケースを手にする。それを見た飯伏が場外に向かうと、ジェイはリングへ。
飯伏がリングに戻ると、ジェイはブリーフケースを渡すと同時に奇襲攻撃。ストンピング、エルボーを乱発する。だが、飯伏もレッグラリアットで反撃。さらに背中に強烈なサッカーボールキックを連発。
ジェイは飯伏をエプロンに追いやる。すかさず外道が飯伏の足をつかんで妨害し、ジェイが飯伏のヒザに低空ドロップキックをヒット。
ジェイはエプロンに出ると、飯伏の髪をつかんでそのまま強引にエプロンに後頭部を叩きつける。さらにジェイはブレーンバスターのように持ち上げると前方に投げつけるかたちで、エプロンに飯伏を叩きつける、
ジェイは戦場をリングに戻すと、飯伏の背中にサッカーボールキックを連発。しかし、飯伏は立ち上がってエルボー。ジェイもエルボーを返し、さらに腹部にニーを連発。そして、力任せに飯伏をコーナーにハンマースルーで叩きつける。
続いてジェイは串刺しショルダータックルを連発。そして、顔面かきむしりから飯伏を場外に連れ出し、鉄柵に叩きつける。ジェイは飯伏をリングに戻してカバー。だが、レフェリーがカウントを取らないと見ると、ジェイはまたも飯伏を場外戦に持ち込み、鉄柵にハンマースルー。そして、もう一度リングでカバーするが、レフェリーはカウントを取らない。
すると、ジェイは飯伏を場外に投げ、レフェリーの注意を引いてるスキに、外道が飯伏を鉄柵にハンマースルー。だが、飯伏は外道を鉄柵に叩きつけ、さらにジェイも同じく鉄柵に投げる。
ジェイはスキをついて飯伏をエプロンの角に激突させ、リングに戻す。そしてエプロンに上がるも、飯伏がドロップキックで場外に落とす。続いて飯伏は華麗なプランチャをヒット。
飯伏はジェイをリングに戻し、打撃のコンビネーション。さらにその場飛びムーンサルトプレスを決めるが、これはカウント2。ならばと飯伏はバックを取るが、ジェイはエルボーで脱出。
ここから技の読み合いを経て、飯伏はカウンターのパワースラム。そして、ムーンサルトプレスを繰り出す。ジェイは回避しようとするが、完全にはかわしきれず。
ジェイは串刺しエルボーからストマックバスター。そしてカバー。だが、飯伏はカウント2でキックアウト。続いてジェイはブレーンバスターの体勢から前方に叩きつける。そして、ブレードバスターをお見舞い。
勢いに乗るジェイは変形の裏投げを狙うも、飯伏は切り抜けて強烈なエルボー。さらにカウンターのフランケンシュタイナーを決める。
飯伏はやり投げの体勢に入るが、ジェイは脱出して逆水平チョップ。しかし、飯伏は強烈なソバットから高速ジャーマンを炸裂。
飯伏はラリアットを繰り出すが、ジェイはカウンターのコンプリートショット。そして、ぶっこ抜きジャーマンで叩きつける。飯伏も掌底で反撃しようとするも、かわしたジェイは変形の裏投げを炸裂。
さらにジェイはSSSの体勢に入るが、飯伏はコーナーに逃げる。だが、ジェイは重いエルボーを背中、そして腹部に連打。
ジェイはニーを腹部に連発するが、飯伏は蹴り足を捕らえると人でなしドライバーで突き刺す。ぎった飯伏はボマイェを繰り出すも、ジェイはかわす。しかし、飯伏は投げっぱなしのハーフネルソンスープレックス。そして、ジェイの即頭部にバズソーキックを決め、カミゴェを狙う。だが、ジェイは腹部にショルダータックルを連発して回避。
ジェイは飯伏の両手をつかんで、両足でキック。一瞬ひるんだ飯伏だが、すばやくボマイェをヒット。そして、シットダウン式ラストライドを決めるが、ジェイはカウント2でキックアウト。
ならばと飯伏はカミゴェを繰り出すも、かわしたジェイはブレードランナーへ。だが、飯伏も切り抜けてニー。それをジェイは回避するとSSSを見舞う。しかし、飯伏は着地するとハイキックでダウンを奪う。そして、カミゴェを狙うが、ここで外道がエプロンに立つ。
飯伏はフロントキックで外道を蹴散らすが、背後からジェイがブレードランナーの体勢で捕らえる。それを飯伏は切り抜け、ジャンピングニーをヒット。そして、カミゴェを繰り出すも、かわしたジェイは逆さ押さえ込みへ。そのまま両足をトップロープで固定し、より体重をかけて押さえ込む。この反則にレフェリーは気づかず、カウントを三つ数えてしまい、なんと飯伏がまさかの敗北を喫した。