第1試合は辻陽太vsゲイブリエル・キッド。今シリーズの両者のここまでの対戦成績は1勝1敗の五分。
開始のゴングが鳴り、ロックアップで組み合うと辻が押し込む。しかし、ゲイブリエルは体勢を入れ替え、離れ際に辻の胸板に張り手。
怒った辻はゲイブリエルをヘッドロックで捕獲。しかし、ゲイブリエルは切り抜けてフライングメイヤーからグラウンドでのヘッドロック。
その状態のまま立ち上がると、辻はハンマースルーを繰り出すが、ゲイブリエルはしつこくヘッドロックで捕らえる。
続いてショルダータックルの応酬へ。辻はエルボーをはさんでショルダータックルでダウンを奪う。
辻はエルボーからヒップトス。そしてカバーするが、ゲイブリエルはカウント2でキックアウト。
ならばと辻はゲイブリエルの首付近にエルボーを落としてからネックロック。そしてフライングメイヤーからキャメルクラッチにつなぐ。さらに自ら解くと、ゲイブリエルの背中にフットスタンプをお見舞い。
劣勢のゲイブリエルだったが、ショルダースルーで反撃。そしてストンピングの連発から、ランニングエルボーでダウンを奪う。
ゲイブリエルはヘッドロックを繰り出すが、辻は打撃で脱出。しかし、ゲイブリエルはフライングメイヤーからニードロップ。
辻はエルボーの連発で応戦するが、ゲイブリエルはエルボー一発でダウンを奪い、セントーンからカバー。これはカウント2。
続いてゲイブリエルはブレーンバスターを狙うも、こらえた辻は逆にブレーンバスターで叩きつける。
辻は気合いを入れると、ボディスラムからサマーソルトプレス、さらにジャンピングボディプレス。続いて辻は逆エビ固めを決めるが、ゲイブリエルはロープエスケープ。
辻はボディスラムで抱えようとするが、ゲイブリエルは回避。ここから激しいエルボーの打ち合いとなり、辻が競り勝つ。そして、アバランシュホールドを狙うも、ゲイブリエルは切り抜けて丸め込みを連発。
だが、脱出した辻はゲイブリエルに強烈なエルボー。さらにロープに飛び、回転エビ固めを繰り出すが、ゲイブリエルは巧みに切り返して3カウントを奪取した。