一回戦第3試合は、あのレイ・ミステリオの弟子であり、現在ROHで活躍中のレイ・ホルスと、『NJPW STRONG』でイキのよさを見せている新鋭ブレイク・クリスチャンによる一戦。
開始のゴング、クリスチャンはロックアップでコーナーまで押し込む。しかし、ホルスも押し返し、両者は離れる。続いて手四つの体勢から、リストの取り合いに。共に軽快な動きを見せながら、相手の腕をねじ上げていく。
ここからロープワークの攻防となり、ホルスはトップロープを蹴り上げた勢いで丸め込む。そして、丸め込み合戦を経て、互いにアームホイップを繰り出し、両者は距離を取る。
続いてクリスチャンがキックを連発するも、ホルスはすべてかわす。だが、クリスチャンは倒立でホルスの頭部をはさんで投げると、その場飛びムーンサルトプレス。これはカウント2。
クリスチャンがエルボーを連発すると、ホルスはトラースキック、逆水平チョップで応戦。続いてロープワークの攻防から、ホルスが一旦場外にエスケープすると、すかさずクリスチャンはノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂。
クリスチャンはホルスをリングに戻し、ストンピング、逆水平チョップ、エルボーと打撃を浴びせる。
ホルスは串刺し攻撃を切り抜け、コーナーから回転しながら飛びついてアームホイップ。そしてゼロ戦キックでクリスチャンを場外に落とし、トップコーナー付近を飛び越えてのトペ・コンヒーロをヒット。
戦場がリングに戻ると、ホルスは串刺しのローリングラリアット。さらに相手の頭部にサイドキック。続いてホルスはブレーンバスターを狙うも、これは逆にクリスチャンが投げつける。そして、クリスチャンはカサドーラから、その場飛びのボディプレス。
さらにクリスチャンはデスバレーボム、トラースキック、その場飛びシューティングスタープレスと流れるようなコンビネーション。
ここからエルボー合戦を経て、クリスチャンはカウンターのナックル、ハイキック、ローリングソバットとたたみかける。
クリスチャンはコーナーに吹っ飛んだホルスにジャンピングキック。しかし、追撃をかわしたホルスもエプロンからのキックで反撃。
そして、ホルスはトップロープからダイブ。クリスチャンが回避すると、ホルスは着地。そして、突進してきたクリスチャンをフロントスープレックスでコーナーに叩きつける。
続いてホルスは裏足4の字固めで捕獲。だが、これはクリスチャンがロープエスケープ。
ホルスの串刺し攻撃を切り抜けたクリスチャンは、トップコーナーへ。するとホルスは飛びついて雪崩式カサドーラ。だが、カバーはカウント2。クリスチャンの鼻からは出血が見られる。
ならばとホルスはコーナーに上るも、クリスチャンは捕獲すると、雪崩式のリバース・スパニッシュ・フライを敢行。しかし、ホルスはカウント3寸前でキックアウト。
ここを勝機と見たクリスチャンは、フロッグスプラシュを決めて3カウントを奪取。準決勝進出を決めた。
SUPER J-CUP 2020
- 日時
- 2020年12月13日(日) 開場 12:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 時間無制限1本勝負
『SUPER J-CUP 2020』 ROUND 1-
レイ・ホルス
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ブレイク・クリスチャン
※クリスチャンがトーナメント準決勝戦へ進出 -
MATCH REPORT
COMMENT
※クリスチャンはノーコメント
ホルス「ブレイク、お前のガッツは大したものだったよ。『SUPER J-CUP』に参戦することができて、とてもうれしかった。決勝まで進みたかったが残念だ。クリス、ブレイク、また闘おうぜ」