決勝の前にはLA道場で修行中の成田蓮が、当初タッグを組む予定であったカール・フレドリックスの負傷欠場を受け、LA道場“5人目の男”ケビン・ナイトとタッグを結成。BULLET CLUBのKENTA&ヒクレオ組と激突した。ケビンは今回が新日本マットデビュー戦。
KENTAはIWGP USヘビー級王座挑戦権利証の入ったブリーフケースを携え入場。
先発を買って出た成田は、「来い、KENTA!」と指名。するとKENTAは「誰? 誰なの、オマエ?」と見下した態度。そして、ヒクレオとToo Sweetサインをかわす。
先発は成田とKENTA。成田が果敢にエルボーを打ち込むと、KENTAもエルボーで応戦。そしてソバットからハイキック。
成田は張り手を見舞うが、KENTAは張り手一発でダウンを奪う。さらにキックで自軍コーナーまで追い込み、ヒクレオにスイッチ。
ヒクレオは成田の胸板に強烈な張り手。さらにエルボーを見舞い、「カモン!」と挑発。成田は胸板への張り手連発し、タックルでヒクレオを自軍コーナーに追い込むとケビンにスイッチ。
そして、成田はKENTAを場外に連れ出す。しかし、KENTAは成田を鉄柱に打ち付ける。さらに場外フロアにボディスラムで叩きつけてからサッカーボールキック。
リング上、ケビンはヒクレオにエルボー&ストンピングからヘッドロックで捕獲。だが、ヒクレオは切り抜けるとロープに飛ばしフロントキック。これをかわしたケビンは突進するも、ヒクレオはポップアップで持ち上げ、そのままマットに叩きつける。
続いてヒクレオはコーナーにハンマースルー。衝撃でケビンが倒れこむと、両足で踏みつけて全体重を浴びせる。そして、滞空時間の長いブレーンバスターを見舞い、KENTAにスイッチ。
KENTAはケビンの腹部にエルボー連発。そして、ケビンのエルボーをものともせず、いたぶるように張り手やストンピングを繰り出す。
交代したヒクレオはケビンの土手っ腹を強烈なキック。そして、コーナーに放り投げ、ケビンは肩を打ち付けてしまう。
ケビンは必死に打撃を返していくが、ヒクレオは胸板への張り手一発でダウンを奪う。続いて高々と抱え上げてボディスラムで叩きつけ、ギロチンドロップを繰り出すが、これはケビンがかわす。
スイッチした成田は、まず相手コーナーのKENTAにエルボー。続いてヒクレオに低空ドロップキックを見舞い、バックを取る。切り抜けたヒクレオはボディスラムで持ち上げるも、回避した成田はヒザにキックを連発。
そしてロープに走るが、ヒクレオはノドをつかんでチョークスラムの体勢に。成田は脱出し、コブラツイストを仕掛けるも、ヒクレオはヒップトス。
続いてKENTAが成田をロープに飛ばすと、成田は攻撃をかわし、ランニングエルボーでKENTAからダウンを奪う。そして串刺しエルボーからハーフハッチスープレックスで叩きつけてカバーするも、これはカウント2。
ならばと成田はフロントスープレックスを狙うが、KENTAはエルボーで脱出。成田はエルボーで応戦も、KENTAはつばめ返しでダウンを奪う。
スイッチしたケビンはKENTAにショルダータックル。三度目でダウンを奪うと、さらに打点の高いドロップキックをヒット。カバーをKENTAが返すと、ケビンはフライングメイヤーから低空のショルダータックル。しかし、またもカバーはカウント2。
続くケビンの逆エビ固めをしのいだKENTAは、強烈なカウンターのキチンシンク。そして背中にサッカーボールキックを連発。
ここからエルボー合戦に突入。そして、ケビンはドロップキックを繰り出すが、着地した瞬間にKENTAは逆エビ固めで捕獲。成田がエルボーでカットに入ると、KENTAはエルボー一発でダウンを奪う。そして、ヒクレオが成田をチョークスラムで排除。
最後はKENTAが逆エビ固めで締め上げ、ケビンはギブアップ。BULLETタッグが貫禄の勝利を収めた。
SUPER J-CUP 2020
- 日時
- 2020年12月13日(日) 開場 12:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第8試合 20分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
※KENTA&ヒクレオはノーコメント
※成田&ナイトはノーコメント