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メイン（第6試合）は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、ロビー・イーグルス（2勝3敗）v高橋ヒロム（4勝1敗）。黒星先行ながら好勝負を連発し、存在感を示しているイーグルス。ジュニアのトップであるヒロムを相手に、どのような戦いを仕掛けるか？
ヒロムは入場時、『BOSJ』攻略本のイーグルスのページを広げ、そこには「来てくれてありがとう」と書かれている。そして、放送席の鷹木信悟に渡すと見せかけ、いつものようにミラノ氏に預ける。
開始のゴング、ロックアップで組み合うと、ヒロムが押し込むが、イーグルスは体勢を入れ替える。そして、逆水平チョップを繰り出すが、ヒロムはかわす。
ここからすばやい技の読み合いとなり、ロープワークの攻防からイーグルスがロン・ミラー・スペシャルの体勢に。だが、ヒロムはキックではねのけ、一旦場外にエスケープ。
ヒロムはリングに戻ると逆水平チョップ。続くハンマースルーは、イーグルスがロープを巧みに使ってアームホイップで切り返す。さらにイーグルスはティヘラでヒロムを場外に追いやり、空中技を狙うが、ヒロムはすばやくリングへ。だが、イーグルスはフライングニールキックでヒロムを場外に落とし、すかさずトペ・コンヒーロをヒット。
イーグルスは逆水平チョップを叩き込んでから、ヒロムをリングに戻してカバー。だが、ヒロムはカウント2でキックアウト。そして、キックでイーグルスをエプロンに追いやると、サンセットフリップ・パワーボムの体勢に捕らえ、そのままエプロンに叩きつける。
ヒロムはイーグルスに逆水平チョップをヒット。そしてリングに戻すとストンピングを連発。ここでもう一度イーグルスを場外に連れ出すと、鉄柵に二度にわたって叩きつける。
ヒロムは助走を取ってショットガンドロップキックをヒット。そして、イーグルスをリングの中に入れてカバー。イーグルスはカウント2で跳ね返す。
すると、ヒロムはテキサスクローバーのクラッチから、うしろに倒れる変形バックブリーカー。そしてキャメルクラッチでイーグルスの背中を痛めつける。その体勢のままヒロムは「ロビロビロビ！」と、ロビーの応援チャントで挑発。
イーグルスがロープに逃げると、ヒロムはロープを用いてシーソーホイップのようにノド元を攻める。
続いてヒロムは逆水平チョップでダウンさせ、「カモン！ ロビロビロビ！」と挑発。怒りのイーグルスは下から張り手。さらにエルボーを見舞うが、ヒロムは強烈な逆水平チョップ。
突進してきたイーグルスを、ヒロムはエプロンの追いやると突進。しかし、イーグルスはキックで迎撃し、スワンダイブ式の低空ドロップキック。さらに後頭部にスライディングラリアットを決める。続いて619からスワンダイブ式のラリアットを、ヒロムの後頭部に炸裂。
イーグルスはヒロムにキックの連発からレッグラリアット。だが、カバーはカウント2。
イーグルスは串刺しダブルニーでヒロムの腰を落とすと、さらに顔面に串刺しダブルニーをヒット。
ここでイーグルスはアサイDDTを狙うが、ヒロムは切り抜けて串刺しラリアット。さらに低空ドロップキックでイーグルスを場外に落とし、エプロンをダッシュしてショットガンドロップキックをヒット。
ヒロムは「行くぞ、オラ！」と気合を入れ、イーグルスをリングに戻すとファルコンアローをお見舞い。しかし、カウントは2。
ヒロムはターンバックル・デスバレーボムを狙うも、イーグルスは回避。そして619を繰り出すが、ヒロムはかわしてトラースキック。その蹴り足を捕らえたイーグルスはターボ・バックパックを狙うも、ヒロムはディフェンス。
しかし、イーグルスはヒロムの左足を捕獲すると、巧みに変形レッグブリーカー。そしてヒロムのヒザに向け450°スプラッシュを繰り出すが、ヒロムはヒザを突き立てて迎撃。イーグルスは腹部、ヒロムはヒザを押さえて苦悶の表情を浮かべる。
イーグルスはロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ヒロムはキックで切り抜ける。だが、しつこくイーグルスはヒザを取りにいく。ヒロムが嫌がると、イーグルスはヒザにローキック。ヒロムはエルボーを返し、打撃の応酬に突入。
ヒロムはイーグルスを後退させると、突進する。しかし、イーグルスはエルボーで迎撃。ヒロムはもう一度突進するも、イーグルスはかわしてレッグラリアットをヒット。
そして、イーグルスは串刺し攻撃を狙うが、ヒロムはカウンターのフロントスープレックスでコーナーパッドに叩きつける。
続いてヒロムはダイナマイト・プランジャーをお見舞い。だが、カバーはカウント2。するとヒロムはターンバックル・デスバレーボムを決め、TIME BOMBへ。だが、イーグルスは切り抜けてジャックナイフ式エビ固め。
これをヒロムが返すと、イーグルスはヒロムのヒザ裏にラリアットを食らわせ、ロープへ。しかし、ヒロムはカウンターのトラースキック。
イーグルスは気合を入れてもう一度突進するも、ヒロムはトラースキックで今度こそダウンを奪う。ヒロムは一気にTIME BOMBを狙うも、イーグルスは暴れてエプロンへ。
ヒロムはトラースキックを食らわせ、トップロープ越えのサンセットフリップ・パワーボムを繰り出すも、イーグルスは踏ん張る。すると、ヒロムはヒザを押さえ、不発に。
今度はエプロンでの攻防。イーグルスはヒロムのヒザにキックを打ち込むと、エプロンでアサイDDTを狙う。しかし、ヒロムは切り抜け、ここからエルボーの応酬に。
そして、イーグルスはヒロムの蹴り足を捕らえるとエプロンでターボ・バックパックを炸裂。大ダメージを負ったヒロムは、カウント19でリングにギリギリ生還。
イーグルスはヒロムをコーナー付近に設置し、トップコーナーへ。しかし、ヒロムがエルボーで妨害し、雪崩式攻撃を狙う。イーグルスは一度は振り切るも、ヒロムはしつこくバックを取って雪崩式ジャーマンを狙う。だが、イーグルスは雪崩式アサイDDTを炸裂。しかし、カバーはヒロムがカウント2でなんとかキックアウト。
すると、イーグルスはヒロムの背中に450°スプラッシュをヒット。そしてカバーするが、ヒロムが跳ね返す。ならばとイーグルスはロン・ミラー・スペシャルへ。これをヒロムは首固めで切り返す。
しかし、切り抜けたイーグルスは、今度こそロン・ミラー・スペシャルで捕獲。ヒロムは悲痛の叫びを上げながら、必死にロープエスケープ。
イーグルスはヒロムを立ち上がらせると、リバースのアサイDDTを狙う。しかし、切り抜けたヒロムはイーグルスを両肩に担ぎ上げる。だが、ヒロムはヒザの痛みで崩れ落ちてしまう 。
イーグルスは打撃のコンビネーションから低空ドロップキック。そしてロープに走るが、ヒロムはカウンターのラリアット。そして、豪快なラリアットでイーグルスを一回転させ、カバーへ。だが、イーグルスもカウント2で必死にキックアウト。
ヒザは自身のヒザを叩いて気合を入れると、イーグルスを両肩に担ぎ上げる。これをイーグルスは脱出し、ここから技の切り返し合戦に。イーグルスはヒロムにトラースキック、延髄斬りを食らわせ、ロープへ。そして、ヒロムにウラカン・ラナのように飛びつく。だが、ヒロムはキャッチすると、その体勢から強引にビクトリー・ロイヤルへ。そして、最後はTIME BOMB IIを決めて、激闘に終止符を打った。
これでヒロムは5勝1敗、イーグルス2勝4敗に。
