第1試合は『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦、石井智宏&矢野通vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ。ファレは今年2月以来、ひさびさの日本登場となる。
ファレはリングに上がると尾崎リングアナに襲いかかろうとするが、尾崎リングアナは場外に回避し未遂に終わる。
矢野はKOPW2020のトロフィーを手に、石井はNEVER6人タッグのベルトを携え入場。
先発は石井とオーエンズ。オーエンズはカモンと挑発し、石井の攻撃をかわすと背中にパンチ。だが、石井もエルボー、ショルダータックルで応戦。しかし、ファレが石井をエプロンから捕獲。そして、攻撃を狙ってオーエンズがロープに飛ぶが、これは矢野が妨害。
ファレがリングに入って矢野に迫ると、背後から石井が襲いかかる。そして、矢野はファレの背後から後頭部をはたく。
しかし、ファレは石井を排除すると、オーエンズと共に矢野を挟み撃ちに。だが、CHAOSタッグは同士打ちを誘い、オーエンズにダブルのショルダータックル。さらにファレにも繰り出すが、逆にCHAOSタッグは吹っ飛んでしまう。
BULLETタッグは石井に対し、二人がかりで全体重を浴びせる拷問攻撃。続いてファレは石井の背中に重いパンチを落とす。
BULLETタッグは二人がかりで石井のボディにパンチ。さらにオーエンズがニーを繰り出すが、しのいだ石井はエルボー。さらに技の切り返し合戦からヘッドバット。しかし、オーエンズもラリアットで反撃。すると、石井はスキをついてバックに回って投げっぱなしのジャーマン。
次は矢野とファレのマッチアップ。矢野はコーナーパッドを外すが、背後からファレが襲いかかる。だが、矢野はスキをついて金具むき出しのコーナーにファレを自爆させる。
続くボディスラムは不発に終わるも、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、もう一度、ファレに対してボディスラムにトライ。だが、逆にファレにボディスラムで叩きつけられてしまう。
ファレは石井を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。さらに矢野も重ね、そこにオーエンズが串刺しエルボー。続くファレの串刺し攻撃は、CHAOSタッグがかわして同士打ちに。
矢野はもう一度ファレにボディスラムを狙うも、やはり不発。逆にファレが抱え上げるが、石井が矢野を押して浴びせ倒す。そこにオーエンズがセカンドロープからボディプレスを見舞うが、矢野がかわしてファレに誤爆。そのまま矢野がオーエンズごとファレに覆いかぶさると、3カウントを奪取。ファレからまんまと勝利を奪った。
試合後、怒りのファレは矢野にボディスラムからチョーク攻撃を見舞うも後の祭り。最後、もう一度ボディスラムで叩きつけてからリングをあとにした。