第5試合は『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvsタイチ&ザック・セイバーJr.。両チームは11.2後楽園でIWGPタッグを賭けて激突。そのときは王者の鈴木軍タッグが王座防衛に成功している。CHAOSタッグとしてはそのときの雪辱を果たしたいところ。
CHAOSタッグはNEVER6人タッグのベルトを腰に花道を進む。鈴木軍タッグはIWGPタッグのベルトを携えリングイン。
先発は後藤とタイチ。ここでレフェリーがタイチに腰のアイアンフィンガーを外すように指示。
開始のゴング、後藤はロックアップでタイチをロープに押し込むとクリーンブレイク。続いて、もう一度後藤は押し込み、タイチに「来い!」と挑発。三度目も後藤が押し込むが、ここで背後からザックが襲いかかる。さらにザックはYOSHI-HASHIを排除。
しかし、続く鈴木軍タッグのトレイン攻撃を切り抜けた後藤は、YOSHI-HASHIと共にタイチにダブルのショルダータックル。さらに合体のヒップトスを決める。後藤がタイチをチンロックで固めるが、ザックが背後からサッカーボールキック。
タイチは後藤の首元を持ってコーナーに押し込む。ザックはYOSHI-HASHIを場外戦に連れ出し、花道でネックツイスト。タイチは場外でコードを用いて後藤にチョーク攻撃を見舞う。
タイチは後藤をリングに戻すと、自軍コーナーでチョーク攻撃。同時にザックも足を後藤の顔面に押しつける。
スイッチしたザックは後藤にスタンドのネックロック。そのままグラウンドに持ち込むが、後藤はロープエスケープ。
次はタイチが後藤をカバーしながら、レフェリーの死角をついてチョーク攻撃。怒りの後藤はタイチにチョークで反撃をお返し。しかし、背後からザックが後藤にスリーパー。
だが、後藤は鈴木軍タッグを二人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。ようやくスイッチしたYOSHI-HASHIは、タイチに串刺し逆水平チョップ。そしてロープワークの攻防ではヘッドハンターをお見舞い。
YOSHI-HASHIはタイチをトップロープに固定し、背中にドロップキック。さらに低空ドロップキックを決めてカバーするが、タイチはカウント2でキックアウト。
勢いに乗るYOSHI-HASHIはヘッドバスターを狙うが、タイチは切り抜けてバックドロップの体勢に。YOSHI-HASHIは回避すると、串刺し攻撃を狙う。だが、タイチはカウンターのアックスボンバーをヒット。
スイッチしたザックはYOSHI-HASHIに串刺しヨーロピアンアッパーカット。ここから打撃戦に突入し、YOSHI-HASHIが逆水平チョップ一発でダウンを奪う。
YOSHI-HASHIはザックにヘッドバスターを仕掛けるも、ザックは脱出して飛びつきネックロック。だが、YOSHI-HASHIはブレーンバスターで切り返す。
続いてCHAOSタッグはザックにトレイン攻撃。そして、河津落とし&ヘッドハンターの合体攻撃。だが、ここでタイチがリングに入り、CHAOSタッグに同時にチョーク攻撃。だが、CHAOSタッグはふたりがかりでタイチにチョーク攻撃をお返し。
続くCHAOSタッグの合体攻撃を切り抜けたタイチは、ザックと共にザックメフィストの体勢に。だが、これは後藤がカット。そして、CHAOSタッグは牛殺し&ネックブリーカーの合体技をタイチに炸裂。
さらにCHAOSタッグはザックに牛殺し&トラースキックの合体技。そしてGTWを狙うも、タイチが間一髪でカット。すかさずザックがYOSHI-HASHIを丸め込み、電光石火の3カウントを奪取した。
試合後、鈴木軍タッグはベルトを手にすばやくリングを下りる。そして、不敵な笑みをCHAOSタッグに見せながら退場。CHAOSタッグは11.2後楽園に続いてタイチ&ザック組に無念の敗退。