第9試合は『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーvsG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)。二連覇を目指すジュース&フィンレーとしては、ここで難敵を下して好スタートを切りたいところ。G.o.Dは今年2月以来、ひさびさの来日。IWGPタッグ最多戴冠記録を持つ名タッはが、初の『WORLD TAG LEAGUE』制覇に向け、昨年度優勝チームとどんな戦いを繰り広げるのか?
G.o.Dには邪道が帯同。タマはヒゲをそり落とし、短髪姿で登場。ゴング前にBULLET CLUBはToo Sweetサイン。
先発はジュースとタマ。ジュースは場内に手拍子を煽る。ロックアップで組み合うと、タマがジュースにロープを背負わせる。そして、クリーンブレイクと見せかけ襲いかかるが、ジュースはかわす。
今度はタマがバックを取るも、ジュースはリストを奪う。だが、タマはフライングメイヤーから、ジュースをヘッドロックで固める。続くロープワークの途中で、ジュースはすばやくフィンレーにスイッチ。
フィンレーはリープフロッグからタマにエルボー。次はロアがリングに入るが、ジュース&フィンレーはクイックタッチで相手の左腕を攻め立てていく。さらにジュース&フィンレーはロアにダブルのヒップトスから、ジュースがセントーンを炸裂。
劣勢のロアだったが、ジュースを自軍コーナーにタックルの体勢で運ぶ。スイッチしたタマはジュースに顔面ウォッシュ。そして、ロアと連携のネックブリーカーを炸裂。
ロアはジュースに変形のスリーパー。さらにヘッドロックで固めるが、ジュースはチンクラッシャー。そして、ロアを振り払ってフィンレーにスイッチ。
フィンレーはロアにエルボーの連発からジャンピングエルボースマッシュ。さらにドロップキックで場外に落とし、プランチャをヒット。
フィンレーはロアをリングに戻し、トップコーナーへ。だが、タマが妨害。すかさずロアが捕獲し、雪崩式ダブルアームスープレックスを炸裂。
ここからG.o.Dは場外戦に持ち込む。タマはジュースを鉄柵に叩きつける。続いてロアがジュースの腰をエプロンにぶつける。さらにフィンレーには連携のラリアットをお見舞い。
ロアはフィンレーをリングに戻してカバー。しかし、フィンレーはカウント2でキックアウト。ならばとG.o.Dはフィンレーにダブルのショルダースルー。
タマはフィンレーの胸板にパンチを乱打。さらに低空ブレーンバスターからカバーするが、フィンレーはカウント2で返す。
続いてG.o.Dはフィンレーにセントーン・アトミコを連発するが、これもフィンレーはカバーをカウント2でキックアウト。
フィンレーはエルボーでロアに応戦。さらにセカンドロープからエルボーをヒットし、ようやくジュースにスイッチ。ジュースはG.o.Dにパンチを連発。さらにロア、タマの順でスパインバスター。続いてロアにキャノンボールを決める。
ジュースは「ドンドン、パン!」と手拍子とストンプを煽り、ロアにナックルを連発。さらにフェイントからドロップキックをヒット。続くロープワークでは、邪道がジュースの足を引っ張って妨害。だが、ジュースはロアのラリアットをかわし、邪道にはスライディングキックをお見舞い。
ロアはジュースの空中ダイブをかわすと、ジャンピングキックをヒット。さらにアバランシュホールドで叩きつける。
次はタマがダウン状態のジュースの頭部にパンチを連発。さらにロアと共にジュースに合体のトンガンツイストを炸裂。だが、カバーはフィンレーがカット。すると、G.o.Dはフィンレーに合体のトンガンツイスト。
G.o.Dはフィンレーにトレイン攻撃。続いてタマはジュースに串刺しボディプレスを狙うが、ジュースは回避。そして、タマにダブルのフラップジャックをお見舞い。
続いてジュース&フィンレーはタマに河津がけ&フロントキックの合体攻撃。さらにダブル攻撃を狙うも、ロアがフィンレーにラリアット。そしてジュースにはマジックキラーを決めるが、カバーはジュースがカウント2でキックアウト。
ならばとG.o.Dはジュースに対し、トレイン攻撃からスーパーパワーボムへ。だが、ジュースはタマをブレーンバスターで放り投げて回避。すかさずフィンレーがコーナー上のロアを捕らえて雪崩式ブレーンバスターを炸裂。そこにジュースが追撃のダイビングボディプレス。
慌てて邪道がエプロンに立つも、ジュースはナックルをヒット。そして、フィンレーがタマにACID DROPを狙う。これは切り抜けたタマはガンスタンへ。しかし、フィンレーはこらえてバックブリーカー。
ここでジュースはタマを肩車で担ぎ上げ、フィンレーがフライングラリアットをヒット。ジュース&フィンレーがドゥームズデイ・デバイスでG.o.Dから勝利を収めた。