WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27

日時
2020年12月5日(土)   17:00開場 18:30開始
会場
鹿児島・サンアリーナせんだい
放送
バナー
観衆
1,803人

MATCH REPORT

 第4試合は1.4東京ドームの二冠王座戦で激突する挑戦者の飯伏幸太と王者の内藤哲也が、それぞれ小島聡&本間朋晃、鷹木信悟&SANADAとトリオを結成して対峙。地元鹿児島出身の飯伏は気合充分、ドームの大一番を前に内藤をアセらせることはできるか?
 鷹木はNEVERのシングルベルト、白いスーツガウン姿の内藤はIWGPヘビー&IWGPインターコンチのベルトを携えて入場。
 内藤がリングにベルトを滑らせるように投げ入れると、飯伏はベルトをジッと見つめてから、内藤に視線を送る。ゴング前、L・I・Jはグータッチをかわす。

 先発で飯伏と内藤が向かい合うと、場内は大きな手拍子が発生する。飯伏はロックアップで組み合おうとするも、内藤は間を外してニヤリ。
 ようやくロックアップで組み合うと、内藤はヘッドロック。飯伏はロープに押し込むが、内藤は体勢を入れ替え、クリーンブレイクと見せかけてキック。
 そして、ロープワークから技の読み合い。内藤がアームホイップを決めると、飯伏はレッグシザースで切り返し、一旦距離を取る。
 ここで内藤は鷹木にスイッチ。すると小島が飛び出す。まずはショルダータックルの応酬となり、五分に終わると続けて胸板への打撃合戦。そして、小島はショルダータックルで鷹木からダウンを奪う。
 続いて小島&本間が鷹木にダブルのショルダータックル。そして、本間が小こけしをヒット。さらに本間は内藤にも小こけしをお見舞いする。
 勢いに乗る本間は鷹木にセカンドロープからこけしロケット。しかし、これはかわされ、すかさずSANADAが低空ドロップキックをヒット。
 鷹木が本間の左腕を捕獲すると、SANADAがトップコーナーからダブルアックスハンドル。さらにSANADAは本間の左腕をねじり上げ、鷹木が手刀を下ろす。
 続いて鷹木&SANADAは本間にエルボードロップの連発から、鷹木がセントーンをお見舞い。さらに鷹木は豪快なブレーンバスターで本間を叩きつける。
 スイッチした内藤は本間の顔面を蹴り上げる。本間もエルボーを打ち込んで行くが、背後からSANADAがカットに入る。そして、内藤&SANADAがトレイン攻撃を狙うも、本間は切り抜ける。鷹木が入るも、本間は内藤&鷹木に同時にDDT&コンプリートショット。
 スイッチした飯伏は内藤にレッグラリアット。さらに打撃のコンビネーションからその場飛びムーンサルトプレスを炸裂。
 続く飯伏のジャーマンを切り抜けた内藤は、変形ネックブリーカーから後頭部に低空ドロップキック。そして、飯伏の頭部を挑発するように蹴りつける。
 続いて内藤は飯伏にコーナーミサイルをヒットし、右腕を天に突き上げる。さらに内藤はネックブリーカードロップをお見舞い。
 内藤は飯伏にコーナーを背負わせてエルボーを連発。そして雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、飯伏はエルボーで内藤をリングに落とす。そして、内藤の串刺し攻撃をかわし、フランケンシュタイナーを炸裂。
 次は小島とSANADAのマッチアップ。SANADAの串刺し攻撃をかわした小島はマシンガンチョップ。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。だが、カバーはカウント2。
 ならばと小島はローリングエルボー。SANADAがかわすと、小島はラリアットへ。これをかわしたSANADAは低空ドロップキックで場外に落とし、プランチャを炸裂。
 SANADAは小島をリングに戻すと、スワンダイブで飛びかかる。だが、小島はかわしてDDT。ここから飯伏組はSANADAに波状攻撃、最後に小島がコジコジカッターからカバーへ。これは内藤がカット。
 リング上、小島のラリアットをSANADAはドロップキックで迎撃。それでも小島がラリアットを仕掛けると、SANADAはかわしてドラゴンスリーパーへ。だが、切り抜けた小島はブレーンバスターを炸裂。
 小島は雄叫びを上げてラリアット。だが、SANADAは回避し、ドラゴンスリーパー。そして、小島を突き飛ばすと、内藤がマンハッタンドロップから延髄斬り。続いてSANADAがドロップキック、鷹木がパンピングボンバーを食らわせる。
 そしてSANADAがバックドロップから小島をカバーするも、これは飯伏がカット。すると、SANADAは小島にシュミット式バックブリーカーを決め、最後はラウンディング・ボディプレスで3カウントを奪取した。

 試合後、場外で内藤と飯伏がにらみ合いを展開。内藤が「誰を見てんだ?」と挑発すると、セコンドが割って入る。内藤は本間を鉄柵に叩きつける。
 そして、L・I・Jは勝ち名乗りを受ける。内藤は浅見レフェリーを蹴り付け、場外に落とす。続いてL・I・Jは最後にグータッチをかわしてリングをあとに。

COMMENT

鷹木「今日は内藤と飯伏の闘いを見入ってしまったよ。石森も同じ会場にいたみたいだし、同級生が元気なのが俺のモチベーションのひとつ。明日はもう1人の同級生レスラー、ジェフ・コブと対戦だ。オーカーンは初絡みだから、楽しみは楽しみだが、やっぱりジェフに目がいくね。去年、今年と『G1(CLIMAX)』で負けてるし、年内にひとつ返したいところだ。いや、必ず返してタッグリーグの決勝にも望みをかけてやるぜ」
 

 
内藤「(※2本のベルトをフロアに並べ、片ヒザを着いて)このふたつのベルトを持って、やっと九州のお客様にその姿をお見せすることができたかな。ここ鹿児島は飯伏の地元なわけで、地元凱旋ってやっぱ気持ちいいんだろうね。東京出身である俺。まあ、後楽園ホールであったり、両国国技館であったり、東京ドームであったり……まあ東京は東京なんだけど、なんかやっぱり地元凱旋っていう雰囲気はなくて。ウーン、それこそ東京都足立区、俺の出身地である東京都足立区の東京武道館でやったら、今日の飯伏みたいな気持ちを味わうことができるのかな? なんか、すごいうらやましいよ。しかもこうして、『G1 CLIMAX』2連覇して地元に帰ってきた、この気分はどうだ? ものすごく気持ちよかったことだろうよ。でもさ飯伏、さらにこの2本のベルトを持って、ここ鹿児島に帰ってきたら、今まで味わったことのないぐらいの快感を得られることでしょう。きっとそう思うよ。だから、1月4日、内藤哲也との試合に、しっかり集中した方がいいぜ。思ってたより、飯伏はだいぶこっちを見ているようだけどさ、でも、やっぱ100%俺の方を向いてるかっていったら、そうじゃないのかなっていう気はしたよね。どうしても1月5日のこと、ちょっと頭の片隅にあるはずだからね。それも大事だと思うよ。でも、1月4日を乗り越えないと、1月5日はないからね。だからこそ、今現在の100%の飯伏幸太を、1月4日、東京ドームで俺にぶつけてこいよ。じゃなきゃ、いまの俺には勝てないぜ。まあ、心配する必要はないかな。今日の目を見たらね。近いうち、完全に俺の方を向くんじゃないの。それにしても、飯伏とのプロレスはやっぱ楽しいよ。ワクワクしちまうよ。さあ、東京ドームまでの残りの前哨戦、お互い楽しんで、そして最高の状態で、1月4日、東京ドームを迎えようぜ、カブロン」
 
※SANADAはノーコメント
 
  

 
小島「(※コメントスペースにたどり着くなりヒザから崩れ落ち、大の字になる。そのままの状態で)はあ……これがいま、新日本プロレスのトップを走る集団のプロレスだろう。これが、新日本だけじゃなくて、たぶん全プロレス界のトップを走ってる集団のプロレスだと思う。ずっとここ、このシリーズ、最初から最後までやってきたものが、やっぱり通じなかった。ホントに強いよ。クソッ……。すべてにおいて、完敗だ。本当に……。だけど、俺は、今日までこのシリーズ13日間、ずっとやってきたぞ」
 

 
「いまちょっとボロボロだけど、(※立ち上がりながら)明日、立ち上がって、元気よく、元気よくご飯食べて、元気よくトレーニングして、また来るべき日に、プロレスラーとして、帰ってくるぞ!」

本間「久々に試合をやったヤツに負けて、すんごい悔しいですけど、今日の試合でひとつ、わかったことがありました。俺、予言者になれるかもしれないです。1.4(東京ドーム)、必ず、100%、飯伏が勝つ。今日の試合を見て、俺は感じました。間違いないです。あと、まったく関係のない話ですけど、鷹木が試合前、なんか『気合だ、気合だ』みたいなこと口ずさんでたけど、あいつ、アニマル浜口ジム(出身)だったな? 内藤もそうだ。小島もそうだ。俺もそうだ。6人中、4人、アニマル浜口トレーニングジム出身。いかにアニマル浜口会長スゲェか。でもよ、このまま負けたままで終わるモンじゃないんだからよ。次だ次。次は絶対勝つから」
 

 
飯伏「コンディションは、バッチリですよ、僕は。でも、まあタッグだとしても、負けは負け。まあ、僕は見てる場所が違うんで。もう、1.4がどう、1.5がどう、全部1回切って、全部。今日で切り替わった。1.4、内藤哲也、待っとけよっていう。まだまだ始まり。まだこれから。まだまだ(日は)あるんで。まあ、そこに……。まずはね、1.4ですよ。シフトチェンジしました。やってやりますよ。まだまだ。久しぶりだったし、内藤哲也とも(シングルマッチは)1年ぶり以上ですよ。久しぶりの遭遇だし。いやあ、懐かしいですよね、感覚では。正直、負けたけど、楽しかったし。地元・鹿児島で負けたけど、楽しかったよ……」
――火がついたという感じですか?
飯伏「そうですね。1回、自分の中で区切りが、やっぱりできたんで。ジェイ・ホワイトというのは、いま、僕の中にはない。内藤哲也だけですよ。そこクリアしないと、どうせ次もないから。まあでも、どっかであの負けを引きずってた部分があるんで。そういうの全部なしにして、内藤だけを。待っとけよって。それだけですよ」
――桜島を見ると気持ちは変わるもんですか?
飯伏「変わりますね。変わりましたね、実際。変わりましたし、みんなもなんか、前に来た時と違うファンになってきた、そう思いますね。これ、すごくいいことだと思うんで。新しいプロレスにするって言ったんで。自分主導で、2冠を獲って、ホントに、新しいプロレスをまた構築していきたいと思います。絶対に、新しいものが出来上がるんで。そのプランは頭の中にあるんで。絶対こっから始まり。こっから始まります」

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