第3試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、マスター・ワト(3勝1敗)vsDOUKI(0勝4敗)。両者は今年7月の大阪城ホール大会で対戦し、そのときはワトが勝利を収めている。DOUKIは4連敗ながらも好勝負を連発。DOUKIにとっては、首位タイと好調をキープするワトに対し、今回は大阪城のリベンジを賭けた一戦に。
ワトは天山広吉を帯同して入場。
DOUKIはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、ワトに逆水平チョップ。続くロープワークの攻防では、ワトが鮮やかなティヘラ。さらにドロップキックで場外にDOUKIを落とすと、空中技を狙う。DOUKIがかわすのを読んだワトは一旦踏みとどまってから、プランチャへ。だが、DOUKIはセコンドの辻陽太を身代わりにする。続いてDOUKIはワトを鉄柵に叩きつける。
DOUKIは鉄パイプを手にすると、天山に殴りかかる。そして、ワトには鉄パイプを使ってネックロック。
リングに戻るとDOUKIはDDT。そしてボディスラムからラ・ランサ。続いてDOUKIはエルボーの連発から足をワトの顔面に押しつける。
劣勢のワトだったが、串刺し攻撃をかわすとキックでダウンを奪う。だが、DOUKIは顔面かきむしりで動きを止め、ブレーンバスターへ。ワトは着地すると、打撃のコンビネーション。ローリングソバットで場外に落ちたDOUKIに、エプロンから走ってティヘラを決める。
続いてワトはトルニージョをヒット。そしてDOUKIをリングに戻し、スワンダイブ式エルボーアッパー。だが、カバーはDOUKIがカウント2でキックアウト。
ならばとワトはレシエントメンテを狙うも、DOUKIは切り抜ける。さらに突進してきたワトを、レフェリーを盾にして止めると、イタリアンストレッチNo.32で捕獲。ワトはなんとかロープエスケープ。
続いてDOUKIはデイブレイクを仕掛けるも、ワトはこらえて一気にTTDの体勢に。だが、DOUKIは回避し、串刺し攻撃へ。これを切り抜けたワトはエルボーを落とす。ここからエルボー合戦へ。
DOUKIは延髄斬りからカバー。ワトが返すと、スキをついてイタリアンストレッチNo.32へ。ワトは足でロープに逃げる。
するとDOUKIは今度こそデイブレイクに成功。しかし、カバーはワトがなんとかカウント2でキックアウト。
ここを勝機と見たDOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、ワトは脱出。そして、TTDの体勢に入るが不発に終わる。
DOUKIは顔面かきむしりからソバット。さらにラリアットを放つも、かわしたワトはレシエントメンテ。だが、DOUKIはこれも切り抜ける。
すると、ワトは回転十字架固めの体勢からレシエントメンテを炸裂。そしてTTDを狙うも、DOUKIは切り抜けて、レフェリーへ突き飛ばす。
続いてDOUKIはドロップキックでワトをレフェリーに激突させる。このスキにDOUKIは鉄パイプを手にし、腹部と首筋に食らわせる。すかさずDOUKIはカバーするも、ワトはカウント2でキックアウト。
DOUKIは気合を入れるとスープレックス・デ・ラ・ルナへ。しかし、ワトは前方回転エビ固めで切り返す。DOUKIはカバーを返すと、ワトに地獄突き。続いてラリアットを繰り出すが、ワトは切り抜けてハイキックをヒット。そしてTTDで突き刺すと、最後はRPPを決めて3カウントを奪取。これでワトは4勝1敗、DOUKIは5連敗に。
試合後、天山がレフェリーと共にワトの腕を上げる。