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第3試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、エル・デスペラード（3勝2敗）とDOUKI（0勝5敗）による鈴木軍同門対決。同じメキシコをルーツに持つ両者は、どのような戦いを繰り広げるのか？ 優勝宣言をしているデスペラードにとっては負けられない戦いだが、公式戦5連敗中のDOUKIとしても意地を見せたいところだ。
デスペラードはIWGPタッグのベルト日本を肩に入場。そして、ゴング前にリング中央でDOUKIとにらみ合う。
開始のゴング、ロックアップからバックの取り合いに。そして、ルチャを彷彿とさせるようなカバーの応酬から、互いにアームホイップ。
続いてデスペラードがヘッドロックからDOUKIの右腕を固める。そこからロープワークの展開に移ると、DOUKIがアームホイップ。さらにドロップキック。DOUKIは場外に落ちたデスペラードに空中技と見せかけ、これはフェイント。するとデスペラードは「来てみろ、殴れんのか？」と挑発。
DOUKIはリングを下り、ここからエルボー合戦に突入。すると、デスペラードはサミングを決め、DOUKIの鉄パイプを手にする。DOUKIはこれを取り返すと、「仲間だぞ？」と叫ぶデスペラードに鉄パイプで一撃。さらに鉄パイプを使ってネックロック。
続いてDOUKIはデスペラードを鉄柵に叩きつける。そして、デスペラードをリングに戻すと、背中にストンピングを浴びせ、「終わりか、コノヤロー！」と挑発。デスペラードはエルボーを返すも、DOUKIは顔面かきむしりでねじ伏せる。そして、デスペラードの顔面を踏み潰す。
DOUKIはバックエルボーからカバーするが、デスペラードはカウント1で返す。続いてDOUKIはブレーンバスターを狙うも、デスペラードはこらえる。するとDOUKIは顔面かきむしりからブレーンバスターへ。だが、逆にデスペラードがブレーンバスターで叩きつける。
デスペラードはDOUKIの右足をロープに固定すると、左足に低空ドロップキック。さらにドラゴンスクリューを決める。そしてストレッチマフラーの体勢に入るが、DOUKIはロープエスケープ。
デスペラードはDOUKIの顔面を踏みつけ、ギターラ・デ・アンヘル狙う。DOUKIが回避すると、デスペラードは逆水平チョップ。DOUKIも逆水平チョップを返すが、デスペラードは仁王立ち。ここから激しいエルボーの応酬に。
デスペラードはスキをついてヒザ蹴り。だが、DOUKIも地獄突きをヒット。DOUKIがロープに走ると、デスペラードはカウンターのスパインバスター。そしてストレッチマフラーからヌメロ・ドスを狙うも、DOUKIは必死にロープエスケープ。
デスペラードはDOUKIの左ヒザにニードロップを連発。さらにジャンピングボディプレスからストレッチマフラーを狙うが、DOUKIはうまく丸め込む。
これを返したデスペラードは低空ドロップキックを放つが、かわしたDOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕獲。デスペラードが切り抜けようとすると、DOUKIはリング中央まで持ち込んで、さらに締め上げる。デスペラードはどうにかロープエスケープ。
DOUKIは首切りポーズからエプロンへ。そしてデイブレイクを繰り出すが、デスペラードは捕らえて、エプロンに追いやる。そして殴りかかるが、DOUKIはかわすと、うまくデスペラードをエプロンに連れ出す。そして、エプロンでモンキーフリップを繰り出し、デスペラードを場外マットに叩きつける。
すると、DOUKIはトップコーナーに駆け上がり、一気にDOUKIボムを炸裂。大ダメージを食らったデスペラードはカウント18でリングに生還。
DOUKIは今度こそデイブレイクに成功。そしてカバーするが、デスペラードはカウント2でキックアウト。DOUKIは気合を入れると、スープレックス・デ・ラ・ルナの体勢に。しかし、デスペラードは前方回転エビ固めで切り返す。そこからストレッチマフラーに切り替え、ついにヌメロ・ドスを完成すると、DOUKIはたまらずギブアップ。
これでデスペラードは4勝2敗。DOUKIは6連敗となった。
試合後、デスペラードは鉄パイプを手にすると、それをDOUKIの前に投げ捨て、リングを下りる。そして、IWGPタッグのベルトを見せつけてから退場。DOUKIは足を引きずりながら花道を下がる。
