試合後、デスペラードはマスク越しでもわかる笑みを見せ、勝利の喜びを身体全体で表す。一方のヒロムはヒザを押さえながら、マットを叩いて悔しがる。デスペラードはマイクを手にすると、以下のアピール。
■デスペラードのマイクアピール
「どうだよ、アッ? 3カウントってさ、やられたほうって覚えてねえけどさ、ギブアップって、自分で言ったろ? オマエ、自分でギブアップって言ったんだよ。ハハハハハハ! ハア、ハア……、どうだ? オマエ、オレのこと『べつに』って言ってたじゃん。大嫌いだって昔。俺は大好きだって言ってんのにさあ。それが終わったと思ったら『べつに』かあ? どうだ? 『べつに』っていうのはよ、好きでも嫌いでも興味がねえってことなんだよ。これで、また俺に興味持ってくれた? その足でオマエは『SUPER Jr.』優勝できるもんならしてみろ。このあと、続いてんのは、田口とか……、なんだよ、ワトとか大したことねえヤツしか続いてねえじゃんかよ。残念、残念。もう一回できるんだったら、立てなくしてやんのによ。オレは『SUPER Jr.』優勝するぜ(場内拍手)。オマエはどうする?」
ヒロムは足を引きずりながら退場。デスペラードはIWGPジュニアタッグのベルトを二本、手にして堂々と花道を引き上げる。