第5試合はスペシャルタッグマッチとして、ロッキー・ロメロがフレッド・ロッサーとのタッグで、TEAM FILTHYのダニー・ライムライト&JRクレイトス組と激突。
先発はロッキーとライムライト。しかし、ライムライトはすぐにクレイトスとスイッチ。すると、ロッキーもロッサーと交代。
ロッサーはクレイトスにパンチを連発。だが、クレイトスはロッサーの首根っこをつかみ、豪快にコーナーに投げつけ、ストンピングを浴びせる。ロッサーも逆水平チョップで応戦。巨漢二人が大味ながら迫力ある攻防を繰り広げる。
クレイトスの串刺しボディプレスをかわしたロッサーは、ショートレンジラリアットを連発。しかし、続くラリアットはクレイトスがかわし、逆にロッサーにラリアットをお見舞い。
次はロッキーとライムライトのマッチアップ。ロッキーがエルボー、ライムライトがローキックで打撃の応酬を繰り広げる。
ロッキーは蹴り足を捕らえてテイクダウン。そして馬乗りパンチを連発するが、ライムライトはすぐに立ち上がる。しかし、ロッキーはカウンターのジャンピングニー。
さらにロッキーはストンピングの連発から、フォーエバーラリアット。だが、うまく切り抜けたライムライトは、トップロープにロッキーのノドを打ち付け、すかさずクレイトスがエプロンからラリアットを炸裂。
ライムライトはロッキーにフライングメイヤーからサッカーボールキック。さらにロッキーの左腕にニードロップを決め、胸板にはサッカーボールキックをお見舞い。そして、ノドをサードロープに押し付ける。レフェリーがライムライトを注意すると、そのスキにクレイトスがロッキーに同じ攻撃を繰り出す。
ライムライトはロッキーに高速ブレーンバスターからカバー。ロッキーがカウント2で返すと、ライムライトはまたも左腕にニードロップ。
スイッチしたクレイトスはロッキーに豪快な串刺しラリアット。さらにバックエルボー、ブレーンバスターとたたみかける。
クレイトスは相手コーナーのロッサーにもエルボーを見舞ってから、ライムライトにスイッチ。そして、クレイトスはロッキーをボディスラムで叩きつけると、走ってきたライムライトをポップアップ。そして、ライムライトはロッキーにギロチンドロップをお見舞い。
ライムライトはロッキーをスリーパーで捕獲。ロッキーが切り抜けると、ライムライトはカサドーラの体勢から胴締めスリーパー。このピンチにロッサーがリングイン。待ち受けるクレイトスの頭部に噛み付いてひるませてから、ロッキーを救出する。すると、クレイトスはロッサーを場外に投棄。
ライムライトはロープを用いて、ロッキーの左腕を痛めつける。そして両手で小馬鹿にするように顔面を張って挑発してから、バズソーキックを繰り出す。これはロッキーがディフェンスし、怒りのエルボー連発。
だが、ライムライトはソバットからブレーンバスターへ。ロッキーは着地すると、突進してきたライムライトにカウンターのラリアット。
次はロッサーとクレイトスのマッチアップ。ロッサーはリングに入ろうとしたクレイトスをショルダータックルで吹っ飛ばすと、さらにランニングニー。
続いてロッサーはエプロンでクレイトスの腰にエルボーを連発。そして、クレイトスの巨体をバックドロップのように持ち上げ、エプロンに叩きつける。
リングに戻ると、ロッサーはクレイトスの土手っ腹にギロチンドロップ。しかし、カバーはカウント2。ロッサーはクレイトスの左足にニードロップを連発。さらにヘッドバットを見舞うが、クレイトスは仁王立ち。
そして、クレイトスは豪快にパンチを繰り出していくが、かわしたロッサーはブレーンバスターの体勢に。しかし、クレイトスが逆にブレーンバスターで叩きつける。
スイッチしたライムライトはロッサーにサッカーボールキック。そしてロープに走るが、ロッサーはカウンターのケブラドーラ・コンヒーロ。
次はロッキーがライムライトに逆水平チョップを連発。さらにヒザで腹部を蹴り付け、セカンドロープにライムライトを固定するとミサイルキックをヒット。
ロッキーは雄叫びを上げ、スライスロッキーを狙う。しかし、ライムライトは回避するとクリューキックをヒット。そしてフィッシャーマンズバスターからカバーするが、ロッサーがカット。
クレイトスもリングに入るが、ロッサーはローリングエルボーを炸裂。そのロッサーをライムライトが延髄斬りで場外に落とす。
すると、ロッキーが「ナカスゾ、コノヤロー!」とライムライトにパンチをお見舞い。そして、もう一度スライスロッキーを仕掛けるも、回転しようとしたところでクレイトスがロッキーを捕獲。そのままアバランシュホールドで叩きつける。続いてクレイトスはロッキーに豪快なぶっこ抜きジャーマン。すかさずライムライトがカバーし、3カウントを奪取した。
SUPER J-CUP 2020
- 日時
- 2020年12月13日(日) 開場 12:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第5試合 20分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
MATCH REPORT
COMMENT
ライムライト「クレイトス! こっちに来いよ! 今日は俺たちよくやったな! お前ら全員俺の言うことをよく聞けよ。ロッキーがリング上に横たわり、俺が勝利を収めたところを世界中が見ただろ? クレイトスを含めた全員が、俺がロッキーからピンフォールを奪ったところを目撃した。お前はフレッド・ロッサーを相手したんだよな?」
クレイトス「お前がとどめを刺したのか?」
ライムライト「詳しいことは別にいいじゃないか。俺がロッキーからピンフォール勝ちした。それでいいだろ?」
クレイトス「まあ、いい。新日本プロレスよ、俺こそが選手の中でもっとも驚異的なモンスターだと言っただろ? 俺が今日は勝利を収めた」
ライムライト「いいかよく聞け。ダニー・ライムライトとJRクレイトスで今日は勝利をもぎ取ったんだ!」
※クレイトスは、先に退出したライムライトを一瞥しながら控室へ。
※ロッサー&ロメロはノーコメント