新日本プロレス本隊&CHAOSvsLOS INGOBERNABLES de JAPONの10人タッグマッチ。飯伏は1.4ドームで内藤を破り、IWGP 2冠王座を獲得。翌日の1.5ドームでジェイを破って初防衛に成功すると、SANADAが次期挑戦者として名乗りをあげた。また、ヒロムは1.4ドームでファンタズモに勝利し、1.5ドームで石森からIWGP Jr.王座を奪取。鷹木は1.5ドームでコブを破ってNEVER王座を防衛している。
SHOとヒロムの対決で試合が始まり、激しいエルボー合戦を展開。競り勝ったSHOが赤コーナーでヒロムを踏みつけた。
ロメロ対ヒロムとなり、ロメロが顔面パンチからエンドレス串刺しラリアットを開始。そこからヒロムが脱出するも、ワトがミサイルキックで吹き飛ばす。
すると、控えの内藤がロメロのロープワークを妨害し、ヒロムが低空ドロップキックで逆転。たちまち場外乱闘となり、ヒロムがロメロを鉄柵へ叩きつける。
ここからL・I・Jがロメロを逃がさず、代わるがわるの攻撃で試合の主導権を握り続ける。だが、ロメロはヘッドシザースホイップで内藤とBUSHIを同時に投げ、スイッチしたSANADAもヘッドシザースホイップで投げ飛ばした。
飯伏対SANADAとなり、飯伏がレッグラリアットで先制。さらに、打撃コンビネーションからその場飛びムーンサルトプレスへ繋ぐ。だが、SANADAが前方回転エビ固めからすり抜け、パラダイスロックで飯伏を固定。そして、低空ドロップキックを尻へ食らわせる。
その後、両者が互いの動きを読んで切り返しの応酬を繰り広げ、SANADAがスワンダイブミサイルキックで飯伏をなぎ倒した。
棚橋対鷹木となり、エルボー合戦から棚橋がフライングフォーアーム。そして、ドラゴンスクリューへ繋ぐが、鷹木が追走式ラリアットで巻き返す。すると棚橋はツイスト&シャウトを見舞うが、直後に鷹木も同じ技をお返し。
その後、棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュを浴びせると、鷹木はカウンターバックエルボー&顔面パンチ&ショートレンジラリアットで対抗した。
ワト対BUSHIとなり、ワトが裏拳からローリングソバット。さらに、エプロンからジャンピングハイキックを見舞うと、スワンダイブエルボースマッシュへ繋ぐ。
ワトの攻勢は続き、BUSHIの胸板と背中へロ―キックを連発。しかし、内藤が割って入り、BUSHIの前方回転エビ固めからワトに低空ランニングフロントキックを食らわせる。
さらにBUSHIはフィッシャーマンズネックブリーカーからエムエックスを繰り出すが、ワトが回避。ここから両軍の選手が入り乱れ、ロメロがBUSHIにジャンピングニーアタック、内藤がロメロに低空ドロップキック、SHOが内藤にラリアット、ヒロムがSHOにトラースキック、ワトがヒロムへフライングニールキック。
さらにワトは旋風脚をBUSHIにお見舞い。それでもBUSHIがレシエントメンテを抵抗すると、裏拳を食らわせる。
ところが、BUSHIが串刺し攻撃を回避し、直後に鷹木が串刺しラリアットをお見舞い。さらに、SANADAがフロントキック、鷹木が後頭部へのラリアット、SANADAがパントキック、BUSHIがバッククラッカーで追い討ちをかける。
その直後、BUSHIがテリブレ(変型デスバレーボム)でワトを叩きつけ、最後はコーナー2段目からのエムエックスで轟沈した。
NEW YEAR DASH!!
- 日時
- 2021年1月6日(水) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・TOKYO DOME CITY HALL
- 放送
- 観衆
- 1,019人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
ロッキー「やっと俺の第2のホーム、トーキョーに帰って来れた。トーキョードームシティで過ごした時間はとても濃い。でもTOKYO DOME CITY HALLの中に入ったのは今日が初めてだ。こんなに何度もここに来ているから、俺がトーキョードームシティーアンバサダーに任命されてもおかしくないだろう。ニュージャパンのファン、こんな時でも変わらない応援ありがとう。NJPW WORLD、公式YouTube、それにFITE TVをチェックしてくれるみんなもありがとう。みんなのことが大好きだよ。2021年は良い年にしよう」
ワト「BUSHI! BUSHI! もう一回、やらせろ! ああ、次は俺がおめえから勝ってやる」
SHO「何年前かわからない。俺が大学生の頃だ。愛媛の松山市の大街道って所でな、七夕の短冊に書いたんだ。『IWGPジュニアのチャンピオンになる』って。ベルトがかかってようが、かかってなかろうが、全力で戦っていれば自ずとベルトのほうから、チャンピオンのほうから近づいてきてくれるもんだな。昨日、正直、俺は高橋ヒロムと石森太二の試合を見ながら、心の中で高橋ヒロムを応援していた。ひょっとして、ひょっとすると、高橋ヒロムが勝って、俺の名前、そう『SUPER Jr.』で勝ったから俺の名前、出してくれるんじゃねえかって祈ってた。祈りに祈ってた。叶うもんだな。本当に何が起こるかわかんねえ世の中だ。改めて、俺から言わせてもらう。チャンピオン、そして会社、実行委員! この俺、SHOを、IWGPジュニアのベルトに挑戦させてくれ!」
棚橋「非常に気になってる選手が一人います。いやあ、昇り龍の如く上がってきた選手と、下り逸材……わかんないけど、NEVER! 決して疲れない。決して諦めない、落ち込まないという意味では日頃からNEVERを実行しているのは俺なんでね。いやあ、NEVERかぁ。NEVERだなぁ。NEVER行くか! NEVERに再起を懸けますよ。
(カメラに向かって歯をむき出しにしながら)鷹木! 挑戦してやるからな!」
飯伏「まだ、まだまだ始まったばっかりだから。完全には決まってないですけど、まだ試合は。まあ、今日負けたから特に何も言うことはない。でも、僕はSANADAさんとなら、本当にクリーンなものができると思ってる。本当にそちら側でもいいんですか?」
鷹木「仕切り直しだよ。今日から2021年のスタートだ。早速、ターゲットを見つけたぞ。おい、誰かわかるよな? 誰かわかるよな? もちろん、相手は棚橋! 棚橋弘至だ、おい! 棚橋、な~にが逸材だ、この野郎! 100年に一人の逸材だと? あんなの俺からしたら逸材じゃねえよ。ただの偽りだよ! 何がプロレス界のためだ、こら! 保身するようなことばかり言いやがって!
本当にプロレス界のためを思ってんだったら、棚橋! おい、棚橋! お前が怖くないんだったらよ、このNEVERの激烈な戦いに、入って見ろ! 棚橋、逸材なんだろ? 偽りじゃないんだろ? だったら、それを証明してみろよ。やるのか、やらないのか! あとは棚橋と新日本次第だ」
BUSHI「ふぅー……まあ最後噛んじゃったからね。もう一度発表しておくよ。肝心なことだから。マスター・ワト、いや川人。お前とシングルやってやるよ。『SUPER Jr.』でもやって、結果は出てるんだよ。なあ、この先も結果は変わらないよ。お前のために予定を空けておいてやるよ」
ヒロム「(『SUPER Jr.』の優勝トロフィーとIWGPジュニアのベルトを抱きしめながら)ああ……ああ……なんて楽しいんだ……。SHO、お前との試合はな~~んでこんなに気持ちいいんだ? ああ、ありがとう。ありがとう、SHO……。(だんだん小声になって)お前と戦えるのはこんなに……こんなに……楽しいなんて思わなかった……。なんか、『SUPER Jr.』で負けちゃったこと、あの時も言っただろ? 変な気持ちなんだよ。まだ変な気持ちなんだよ。お前が俺に勝って、その時に感じてしまった、このなんとも言えない感情。二度と言いたくない、二度と言いたくないあん時のこの感情! でも、なぜだかうれしいんだ。うれしいんだよ、SHO!
なんでだろう? なんでだろう? 教えてくれよ。欲しいんだろ? 言ってたよな。リング上でも俺に言ったよな? このベルトに挑戦させてください。敬語まで使って俺に小さな声で、俺にだけ聞こえるように小さな声で『挑戦させてください』って、はっきり言ったな。いいんだ。それがSHOだ。そのままでいてくれ。俺はそのままのSHOと戦いたいんだ」
※内藤とSANADAはノーコメント