メイン(第5試合)は1.30愛知でNEVER王座を賭けて対戦する王者・鷹木信悟と挑戦者・棚橋弘至、2.10広島でIWGPジュニアヘビー級王座戦で雌雄を決する王者・ヒロムvs挑戦者・SHO、そして同大会で一騎打ちを果たすBUSHIとマスターワトが、それぞれトリオを組んでトリプル前哨戦。
ヒロムはベルト、そして『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝トロフィーを携え、ハイテンションで入場。鷹木はNEVERのベルトを腰に巻いて堂々のリングイン。そして、棚橋にベルトを突きつけてアピール。
先発はSHOとヒロム。ヒロムはいきなりショットガンドロップキックを炸裂。だが、ショルダータックル合戦はSHOが二度にわたってダウンを奪う。さらにSHOは串刺しラリアットから、もう一度ショルダータックル。そして、自軍コーナーにヒロムを追い詰め、肩を踏みつけていく。
次は棚橋&ワトがヒロムにダブルのドロップキック。そして棚橋はエアギター。続いて棚橋はコブラツイストでヒロムを痛めつけてから、SHOにスイッチ。
SHOはヒロムにエルボーを叩き込んでからロープへ。すると、ヒロムがキックで迎撃し、BUSHIと共に低空ドロップキックを連発。これを合図にL・I・Jは場外戦に持ち込み、ヒロムはSHOを鉄柵に叩きつける。
ヒロムはSHOをリングに戻すと、BUSHIとスイッチ。BUSHIはSHOの胸板に強烈な張り手で快音を響かせる。さらにボディスラムからカバーするが、これはカウント2。
次は鷹木がリングに入り、SHOをフロントネックロックで捕獲。そして棚橋をにらみつけてからブレーンバスターを炸裂。鷹木はSHOの首筋にエルボーを連発。そして、棚橋に突進するが、棚橋はかわして回避。鷹木もこの動きを読んで踏みとどまる。
鷹木はSHOを踏みつけてからエルボードロップを連発。そして、スキをついて棚橋に襲いかかり、鉄柵に叩きつける。さらに棚橋の首筋にエルボーを乱打。その間、リングではヒロムがSHOを痛めつける。
鷹木はリングに戻るとSHOにセントーン。続いてヒロムがSHOの髪をつかむと、SHOはエルボーで反撃。だが、ヒロムは強烈な逆水平チョップ。さらに串刺しラリアットからロープに走るが、SHOはカウンターのキチンシンク。
続くロープワークの攻防から、SHOはヒロムにスピアーを突き刺す。次はワトとBUSHIのマッチアップ。ワトはBUSHIに串刺し攻撃を狙うが、BUSHIは回避。だが、ワトはエプロンからキックを浴びせ、スワンダイブ式エルボーアッパーをヒット。
さらにワトは蹴りを連発し、レッグラリアットでダウンを奪う。続くレシエントメンテはBUSHIが切り抜け、ここからエルボー合戦に突入。ワトがロープに走ると、BUSHIは鋭いドロップキック。そして、技の読み合いからBUSHIはスピンキック。そして、フィッシャーマンズスクリューを炸裂。
次は棚橋と鷹木のマッチアップ。棚橋は鷹木のショートレンジラリアットを三度かわし、太陽ブローをお見舞い。さらにセカンドロープからフライングクロスボディを食らわせる。
勢いに乗る棚橋は、鷹木の足を取るが、これは鷹木が突き放す。しかし、棚橋はしつこくドラゴンスクリューの体勢に。だが、鷹木は回避し、スライディングラリアットへ。棚橋がかわすと、鷹木は掟破りのドラゴンスクリュー。さらに鷹木はテキサスクローバーを狙うも、棚橋は切り抜ける。すると鷹木はスライディングラリアットを炸裂。
鷹木は「どうした?」と棚橋を挑発。ここから激しいエルボーの応酬となり、棚橋は押されるも、強烈な張り手をヒット。そしてスリングブレイドを狙うが、鷹木はかわすとロープの反動を利用して強引に低空バックドロップ。だが、棚橋はすぐに立ち上がってスリングブレイドをお見舞い。
スイッチしたワトは鷹木にキックを連発。鷹木が蹴りを受け止めるも、離れたワトは旋風脚をお見舞い。そして、ワトはソバットを決め、続いてSHOがショルダータックル。だが、鷹木は同士打ちを誘うと、二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
鷹木はワトにショートレンジラリアット。かわしたワトはロープへ。だが、鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。しかし、カバーはワトがカウント2でキックアウト。
鷹木は「立て!」と叫び、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。しかし、これはSHOがカット。するとヒロムがティヘラで飛びつくが、SHOは空中で捕獲。ヒロムは脱出するが、SHOはラリアットを炸裂。
そのSHOにはBUSHIが延髄斬り。だが、棚橋がBUSHIをドラゴンスクリューで場外に追いやる。
ここで鷹木が棚橋にパンピングボンバーを炸裂。鷹木は「オイ! オイ!」と雄叫びを上げ、ワトに串刺しパンピングボンバー。しかし、続くパンピングボンバーはワトが十字架固めで切り返す。
カバーを返した鷹木に対し、ワトはもう一度丸め込み。だが、これも鷹木は返し、追走式ラリアットをヒット。しかし、ワトも蹴りで鷹木の動きを止めて旋風脚。すると、これを受け止めた鷹木は、そのまま担いで一気にラスト・オブ・ザ・ドラゴンへ。この豪快な一発でL・I・Jトリオに凱歌が上がった。