第2試合は天山広吉&小島聡組とウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン組が激突。1.30愛知での天山vsオーカーン、小島vsオスプレイに向け遺恨闘争を繰り広げるているが、前日の同一カードはUNITED EMPIREの暴走によりノーコンテストに。両陣営ともに、試合後には怒りをぶちまけ、さらに遺恨を深めている。
入場時、天山と小島はイスを手に登場。そしてリングに上がると、UNITED EMPIREは場外にエスケープ。
すると、テンコジニ対し、背後からビー・プレストリーがローブロー。これで形勢逆転、天山がオーカーン、オスプレイが小島に殴りかかる。レフェリーが制止に入ると、オーカーンはレフェリーを鉄柵に投げつける。
オーカーンは天山にコードでチョーク攻撃。オスプレイはテーブルをリングに投げ入れる。そして、小島をリングに戻す。レフェリーが止めに入るも、オスプレイは場外に放り投げる。
オスプレイはリングにテーブルを設置し、小島をパワーボムの体勢で抱え上げる。だが、これを小島はコジコジカッターで切り抜ける。
すかさずオーカーンが襲いかかるも、天山が救助に駆けつける。モンゴリアンチョップの攻防から、天山はテーブルを設置。レフェリーが止めに入ると、天山は突き飛ばしてしまう。
テンコジはオーカーンにダブル攻撃を狙って、オーカーンをハンマースルー。しかし、オスプレイがエプロンからオーカーンの身体を受け止め、UNITED EMPIREは場外へ。
ここでレフェリーがゴングを要請、前日に続きノーコンテストに。
小島「ノーDQだ!? 反則いらねぇってか!? テメェらが口にしていい言葉じゃねぇだろう、オイ!! あ!? なにがノーDQだ!? なにが反則関係ねぇだ! オメェらがやってんだろうが、さんざんよ!! オイ、ふざけやがって! あ? なんでもいいよ。反則!? いらねぇよ、そんなの! オメェら好きにやれよ、じゃあ! オイ! なんだっていいぞ。なんだって! お前なんか絶対にブチのめしてやっからな、この野郎、オイ!!」
天山「コジ、いけよ、オラ!! あんなヤツらふざけんなって! DQもクソもあるかって! なんでも来いやって、なあ?」
小島「なんだと思ってんだ、テメェこの野郎、オイ!」
天山「ふざけやがって、コラ」
小島「いい加減にしとけよ、コラ、オイ(※と言い残して先に立ち去る)」
天山「オイ、オーカーンよ!! なにが“モンゴリアン封印マッチ”!? ふざけんな、オラ、お前! お前が言うことちゃうやろ、オラ!! 俺の技なんや!! あ!? なんでもやってやるよ。おう。かまへんよ。どうでもいいよ。(ルールを)言ってこい。なんでも来い。お前を血の海に沈めて、ブチのめして、終わりや。もうグチャングチャンにしてやっからな、バカタレがアホ!! クソッタレ!」
オスプレイ「おお、まだ俺のコメントが欲しいのか? 小島がノーDQマッチを受けてくれてよかったぜ。このノーDQマッチで俺はもうただのハイフライヤーだけのレスラーじゃないと世間にわからせてやる。それも相手はかつてのIWGPヘビー級王者だ。あいつのラリアットは頭がもげるくらいの威力を持ってる。その相手とノーDQマッチなんてなおさら上等じゃねえか!」
「でも、お前らはウィル・オスプレイのキャリアの何を知ってるって言うんだ。俺は14歳からイギリスの路上でプロレスをしていたんだぞ。俺以上にクレージーな人間をお前らは見たことがあるのか! 俺の腕や背中にはデスマッチで鍛え上げてきた古傷が刻まれてる。そんな俺からすれば小島なんてちっとも恐くもない相手だ! 小島、お前は自分が誰にケンカを売ったのか本気でわかってるのか? いままで腹の底に隠していた誰も目にしたことのない部分を見せてやる。彼女(ビー・プレストリー)には会場で試合を見て欲しくない。マジで小島の首をブチのめしてやる! 名古屋で待っとけ!」
オーカーン「(※コメントスペース内を歩き回り、時々壁を叩いて苛立ちをあらわにする)オイ、なんだ!! あのボケ老人2人、オイ!! ふざけてんな、オイ! 余は支配者として、反逆する者は、立ち向かって来る者は、誰だってブッ殺してやるよ、オイ!!」
「だけどな! 今回、特に! 会社の役員どもが! 『引退前の天山に最後の花をもたせてくれ』ってよ、頭下げてお願いしてきたから、承諾してやったまでだ。あっ!? あ~っ!? ことの発端もそうだよな!? オイ、帝国国際放送を見ろよ。1月6日、辻を(UNITED)EMPIREが処して、3カウントを獲って、気持ちよくなっていたところを、『モンゴリアンチョップを使うな』みてぇな意味のわかんねぇクレームで、妨害してきたのは天山だろうがよ!! だから首が弱いんだろ!? それで“病院送り”ってなんだ!? 人のせいにしてよ、休んでよ! (復帰して)来たと思ったら、イスで叩いて、試合を何回も、何回も、何回も壊して! あ!? いやいやいやいやいや…! これがなんだ!? やりたかったプロレス!? こっちのセリフだ、ボケ!! 引退前に爪痕を残そうとしてんのか知らねぇけどよ。とんだ迷惑だ、この野郎。最後に花もたせてやろうと思ったけどな、やめだ、やめだ、やめだ! 天山、貴様から全部奪ってやるよ! 命も、モンゴリアンチョップも! これで決定だ! テメェがなんて言おうと決定だ!」