第0試合では約3年ぶりの新人選手、中島佑斗(ナカシマ・ユウト)が先輩の上村優也を相手にデビュー戦。
中島は身長180cm、体重95kgの24歳。2019年6月にニュージーランドのファレ道場に入門し、2020年6月に新日本プロレス入門。MMA(総合格闘技)やキックボクシング、柔術の格闘経験を持つ。キャリア約3年、26歳の上村は後輩をどう迎え撃つか?
中島は猛ダッシュでリングイン。そして、礼をすると雄叫びを上げる。続いて上村が入場すると、中島は至近距離でのにらみ合いを挑む。
開始のゴング、中島はタックルにいくも、上村は冷静に切ってグラウンドの展開に持ち込む。しかし、その流れの中で中島が左ヒジを負傷し、続行不可能と見たレフェリーが試合をストップ。
すかさずトレーナーがリングに入り、中島の容態をチェック。中島は「クソ!」と声を上げる。上村は悔しがる中島を見下ろす。中島は立ち上がると、氷のうで左ヒジを押さえつつも、上村の胸を突き飛ばす。そして、辻陽太に抱えられるようにリングを下りる。上村は退場時、リングを振り返って一礼してから花道をあとに。