第4試合はCHAOS(オカダ・カズチカ石井智宏&矢野通&SHO)とBULLET CLUB(EVIL&ジェイ・ホワイト&チェーズ・オーエンズ&ディック東郷)による8人タッグ。2.27大阪城ホールのオカダvsEVIL、石井vsジェイ、矢野vsチェーズ・オーエンズ(KOPW2021争奪戦)に向けた前哨戦となる。昨夜の5vs5のイリミネーションマッチでは、BULLET CLUBがCHAOSにダーティーファイトを駆使して勝利。その試合後、オカダは「テメーら、本当にクソだな。ここまで新日本プロレスがしっかり築き上げてきたものをな、壊すんじゃねえよ。そんなのプロレスでもなんでもねえんだ。いいか、俺がしっかりプロレスっていうのはどういうものか、教えてやるよ」と怒りのコメントを残している。
KOPW2021争奪戦でテキサスストラップマッチを要求しているオーエンズは、ストラップを手に入場。EVILにはディック東郷、そしてジェイには外道が帯同する。ゴング前、BULLET CLUBが阿部リングアナを暴行。
CHAOSがゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けようとするも、BULLET CLUBが場外にエスケープ。すると矢野が「OK! オレがいく!」と先発を買って出る。オーエンズがリングインすると、矢野はコーナーパッドをすばやく二つ外す。しかし、レフェリーが制止。
このスキに、オーエンズがストラップで矢野の背中を引っぱたく。これを合図にBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。
オーエンズはストラップで矢野にチョーク攻撃、さらにパンチを見舞ってからリングに戻す。
次は東郷が矢野の腹部にパンチ。そして頭部にナックルを叩き込み、ストンピングを連発。スイッチしたEVILは矢野を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。続いてストンピングをお見舞い。
次はオーエンズが金具むき出しのコーナーに矢野を叩きつける。そして、ジェイが矢野の腹部にキックを連発。さらに相手コーナーの石井にもキックを見舞う。
ジェイが矢野を場外に放り投げると、オーエンズが矢野の右手にストンピングを巻きつける。そして、ストラップを利用しながらパンチを連発する。しかし、矢野もオーエンズを鉄柵に叩きつけて反撃。矢野は自軍コーナーに戻ろうとするが、オーエンズがストラップを引っ張って阻止。
矢野はストラップでオーエンズの背中を引っぱたいて反撃。スイッチしたジェイは矢野にキックを乱打。しかし、矢野はジェイのうしろ髪をつかんで引き倒し、石井にスイッチ。
ジェイは石井を金具むき出しのコーナーに自爆させる。しかし、石井はジェイとEVILの同士打ちを誘い、ここから両軍入り乱れる展開に。オーエンズには石井とSHOがサンドイッチキック。
ジェイが突進してくると、石井はカウンターのパワースラムをお見舞い。そしてブレーンバスターを狙うが、石井は着地。ここからすばやい技の読み合いとなり、最後はジェイがDDTを炸裂。
ジェイは石井に串刺しエルボーから変形デスバレーボム。さらに変形の裏投げを狙うが、これは石井がこらえる。そして、ブレーンバスターで反撃。
次はオカダとEVILのマッチアップ。オカダはランニングエルボーを食らわせ、さらに機敏な動きでアッパーエルボー。続いて串刺し攻撃を狙うが、EVILはうまく場外に追いやる。
EVILはオカダをリングに戻すと、串刺しラリアット。さらにフィッシャーマンズバスターからカバーするが、オカダはカウント2でキックアウト。
EVILはダークネスフォールズの体勢に入るが、オカダは切り抜ける。そして、技の読み合いからEVILはSCORPION DEATHLOCKを狙う。オカダは回避すると、ロープへ。しかし、東郷がエプロンから妨害。
続いてEVILが変則的な動きでオカダにラリアットを炸裂。さらにてEVIL&東郷はトレイン攻撃を狙うが、オカダは東郷を金具むき出しのコーナーに自爆させる。さらにEVILの突進を誤爆させ、SHOとスイッチ。
SHOは東郷の腕を掴んだままキックを連打。さらにサッカーボールキックから、バックに回る。東郷は切り抜けるも、SHOはショルダータックルでダウンを奪い、ハンマーロックへ。これはオーエンズがカット。すると矢野がオーエンズを場外に追いやる。
CHAOSは東郷にトレイン攻撃をお見舞い。そして、矢野のマンハッタンドロップからSHOがスピアーを炸裂。続いてSHOはジャーマンのモーションから、腕ひしぎ逆十字へ。だが、EVILがカット。そして、突進してきたSHOにEVILを豪快なお見舞い。続いてEVILはオカダにカウンターのラリアット。
最後は東郷がダウンしているSHOをカバーし、3カウントを奪取。BULLET CLUBが前日に続いて勝利を収めた。