第5試合は2.27大阪城ホールで一騎打ちを行なうオカダ・カズチカとEVILが、それぞれSHO、ディック東郷をパートナーに前哨戦。昨日の試合後、オカダは無法ファイトを繰り広げるEVILに対し、「べつに“乱入肯定派”だぜ? それでオカダ・カズチカに勝てると思ってんなら、どんどん乱入してくれよ。去年の俺とは大違いだぜ。全員、ツームストーンで突き刺してやる」と、大阪決戦に向けてメッセージを送っている。
先発はSHOと東郷。ロックアップから東郷がヘッドロック。そして、巧みにパンチを叩き込む。続くロープワークでは、東郷が前方回転エビ固め。しかし、SHOはこらえて腕ひしぎ逆十字。東郷は切り抜けてロープに走るが、SHOはキチンシンクをお見舞い。
SHOは東郷の背中にサッカーボールキックを食らわせてカバー。しかし、これはカウント1。続いてSHOはアームブリーカーを連発。そしてロープに走るが、EVILが場外から足を引っ張って妨害。
すかさずオカダがリングに入るも、東郷のフェイントから、EVILがラリアットを炸裂。ここからBULLETタッグは場外戦に持ち込む。
EVILはオカダを鉄柵に叩きつけ、その衝撃で阿部リングアナが転倒。東郷は場外でSHOにチョーク攻撃。EVILはスキをついてコーナーパッドを外す。
戦場がリングに戻ると、東郷がSHOの頭部にパンチを連発。スイッチしたEVILはSHOの左腕を何度もねじ上げ、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。衝撃で転倒したSHOは、苦悶の表情を浮かべる。
東郷はSHOにフライングメイヤーからフィストドロップをお見舞い。そして、BULLETタッグはダブルのショルダータックルから、セントーンを連発。
SHOはエルボーを返していくが、EVILは腹部へのキックで動きを止め、フィッシャーマンズバスターの体勢で捕獲。しかし、SHOはこらえ、逆にEVILをブレーンバスターで投げつける。
スイッチしたオカダはEVILにランニングエルボー。これはEVILがかわすも、すかさずオカダはカウンターのフロントキック。
オカダの串刺し攻撃を切り抜けたEVILは突進。しかし、オカダはカウンターのフラップジャック。ここで東郷がリングに入るも、オカダはエルボーで場外追放。
オカダは手拍子を煽ってから、EVILをリバースネックブリーカーの体勢で捕らえる。しかし、切り抜けたEVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そしてフィッシャーマンズバスターで叩きつける。
EVILはダークネスフォールズを狙うが、オカダは暴れて回避。今度はオカダがEVILを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そしてツームストンパイルドライバーを狙うが、EVILは回避。 続いて東郷が場外からオカダの足を引っ張って妨害。すかさず、EVILはオカダをSCORPION DEATHLOCKで捕らえる。オカダは必死にロープエスケープ。しかし、EVILはなかなか離さない。
BULLETタッグは二人がかりでオカダにストンピング。次は東郷がオカダにパンチを連発。しかし、オカダはネックブリーカーで反撃。
スイッチしたSHOは東郷にエルボーから串刺しラリアット。さらに東郷の腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。続いてSHOは東郷の胸板にサッカーボールキックを叩き込んでカバーするが、これはカウント2。
東郷は顔面かきむしりからロープへ。SHOは変則的な動きからスピアーを狙うも、東郷は巧みにスリーパーで捕獲。しかし、切り抜けたSHOは強烈なショルダータックルからカバー。東郷が返したところで、すばやくアームロックで捕らえる。EVILがカットに入るも、オカダが場外に連れ出し、SHOに勝負を託す。
SHOは東郷にスピアー。だが、東郷は受け止めると背中にハンマーパンチ。そしてブレーンバスターを狙うが、SHOは背後に着地し、バッククラッカーをお見舞い。
続くスピアーからのカバーを東郷が返すと、SHOは弓矢ポーズからショックアローの体勢に。ここでEVILがリングに戻ると、SHOは技を解除してジャンピングニー。さらにラリアットを振り抜くが、かわしたEVILはカウンターのEVILへ。
しかし、切り抜けたSHOはEVILを突き飛ばす。すかさずオカダが捕獲し、ツームストンパイルドライバーをお見舞い。続いてSHOがとどめとばかりに東郷にショックアローを狙うも、東郷は切り返してジャックナイフ式エビ固め。だが、SHOはカウント2でキックアウト。
そして、SHOは東郷のバックに回るとジャーマンのモーションから腕ひしぎ十字へ。たまらず東郷はギブアップし、CHAOSに凱歌が上がった。