LOS INGOBERNABLES de JAPONvsBULLET CLUBのタッグマッチ。2月25日後楽園ホールでは、BUSHIがヒロムとタッグを組み、石森＆エル・ファンタズモの持つIWGP Jr.タッグ王座へ挑戦する。

　いきなり裕二郎＆石森が2人がかりで襲い掛かると、BUSHIはロープワークでフェイント。そして、裕二郎を場外へ落とすと、素早い動きで石森を翻弄し、トップロープを支点にしたバク転キックからミサイルキックへ繋ぐ。
　これで石森の動きが止まり、赤コーナーへ連行されてしまう。しかし、BUSHIを場外へ転落させ、裕二郎が鉄柵攻撃を食らわせる。
　ここからBULLET CLUBがBUSHIを逃がさず、執拗なひっかき攻撃でいたぶる。そして、石森がマスクに手をかけてあざ笑う。
　苦しくなったBUSHIは、串刺し攻撃に来た石森をカウンターフロントハイキックで撃墜し、ヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。そして、石森の追撃を逃れ、ようやくSANADAとタッチ。
　これでSANADA対裕二郎となり、SANADAが低空ドロップキックで先制。そして、場外の石森をプランチャで押し潰す。
　さらにSANADAは、パラダイスロックで裕二郎を固定し、尻に低空ドロップキックをお見舞い。すると裕二郎はSANADAの手に噛みつき、フィッシャーマンバスターの体勢に入る。だが、SANADAが脱出し、裕二郎の手を噛んで報復。
　その後、石森が場外から足を掴んでSANADAのロープワークを妨げ、裕二郎がリバースDDTで逆転。そして、裕二郎＆石森がSANADAにトレイン攻撃を敢行し、裕二郎が低空ランニングフロントキック、フィッシャーマンバスターで追い討ちをかける。
　続いて裕二郎はファイヤーマンズキャリーで担ぐが、SANADAが抵抗。そして、BUSHIが裕二郎に串刺しバックエルボーを見舞い、SANADA＆BUSHIが低空ドロップキックでサンドイッチにする。
　次にSANADAはSkull Endを狙うが、石森がカットしてジャンピングニーアタックを浴びせる。しかし、BUSHIがカウンターシャイニング延髄斬りで場外へ追いやり、トペスイシーダで分断。
　それでも裕二郎はSANADAのSkull Endから逃れ、低空トラースキックを2連発でお見舞い。そして、ピンプジュースの体勢に入るが、SANADAが振り切り、オコーナーブリッジで3カウントを奪取した。

BUSHI「内藤の欠場で、今日の対戦カードが変わって、ファンタズモの姿はなしか……。まあでも、対戦相手に（IWGP Jr.）タッグチャンピオンチームの石森太二がいるから、ファンタズモがいなくても当然、ジュニアタッグの意識はいくよ。残念ながら明日の対戦で絡むことはないけど、また次の後楽園（2.22）での最後の前哨戦、そして25日のタイトルマッチを楽しみにしてるから」
　
※SANADAはノーコメント
　
　
石森「BUSHI、お前はそれでいい。それよりもよ、ヒロム……（※フロアに仰向けになって、両腕をクロスさせながら小刻みに震える仕草をして）なんだよ、ファンタズモ・チャレンジって？ ええ？ お前こそ、ファンタズモ・ワールドに入り込んじゃってるんじゃねぇの!? ヘヘヘ。引き続き、右脚だけ、（※自身の右脚を何度も叩きながら）そこだけ、そこだけ、気をつけとけよ……」
　
※裕二郎はノーコメント