試合後、第5試合で見事IWGPジュニアヘビー級王座初戴冠をはたし、シングル&タッグの二冠王者となったデスペラードが花道から登場。
そして、場外から飯伏へ拍手を送りリングインすると、「防衛おめでとうございます、チャンピオン。俺がいつ大阪でIWGPジュニアシングル王者の飯伏幸太にコテンパにのばされたのかは何年前でしょうか? そっから、だいぶかかったんだぞ! それで今日やっと獲ったんだけど、いまここ何年か旗揚げ記念日ってヘビーと我々ジュニアのシングルのチャンピオンがシングルマッチするじゃないですか? せっかくなんで、ただのシングルじゃなくて、この二つのベルトも欲しいな」と二冠王座へ挑戦アピール。
対する二冠王者の飯伏は「『俺はいつでもいいよ』って、いつも言ってるから。いつでもどこでも誰でも、挑戦受けますよ。俺は覚えてるよ、あの時のことを。忘れないよ、しょっぱかったオマエのことを」と挑戦を受託するとともにデスペラードを挑発。
ここで両者、額を突き合わしバチバチの視殺戦を展開すると、デスペラードが先にリングをあとにした。
そして、リングに残った飯伏は「今日はこんな時期のなか、こんなにたくさん集まってくれて、本当に本当にありがとうございました。プロレスをこれからももっともっと! 新日本プロレスを見続けてください!」とファンへ感謝のメッセージを熱く語り、大阪城ホール大会2連戦をを締めくくった。
■エル・デスペラード選手、飯伏幸太選手のリング上マイクアピール
デスペラード「防衛おめでとうございます、チャンピオン。いや~、あんな試合の後に入ってくるのは勇気がいりますよ。まあね、そんなのがどうでもいいんですよ。今日、じつはね、ボクも初めて獲ったんですよ、シングルのベルト(※拍手)。覚えてます? ボク、初めてシングルに挑戦したの、何年前か忘れたんだけど……誰か知ってるヤツいる?
俺がいつ大阪でIWGPジュニアシングル王者の飯伏幸太にコテンパにのばされたのかは何年前でしょうか? そっから、だいぶかかったんだぞ! それで今日やっと獲ったんだけど、いまここ何年か旗揚げ記念日ってヘビーと我々ジュニアのシングルのチャンピオンがシングルマッチするじゃないですか?
それで、だいぶ時間がかかっちゃったんだけど、初戴冠のご祝儀をいただきに参りました。せっかくなんで、ただのシングルじゃなくて、この二つのベルトも欲しいな(※拍手)。まあ、何年経ったかは忘れたんだけどさ、だいぶ経ったからさ、あの時の俺じゃねえってのを見せてやるからさ」
飯伏「8年前だよ。覚えてないのかい?『俺はいつでもいいよ』って、いつも言ってるから。いつでもどこでも誰でも挑戦受けますよ(※拍手)。素晴らしいじゃないですか。今日、初戴冠して久しぶりにシングルマッチできるの、俺は覚えてるよ、あの時のことを。忘れないよ、しょっぱかったオマエのことを」
デスペラード「だから、『その時の俺じゃねえってもんを見せてやる』っつってんだろうがよ!」
飯伏「それを見せてもらいましょう、旗揚げ記念日で。あと、4日。ボクはいつでも誰でもどこでも挑戦を受ける。これは必ず言ってきてるんで。そして、いつも言ってる、絶対に逃げない負けない諦めない。そして、必ず約束は守りますよ。今日はこんな時期のなか、こんなにたくさん集まってくれて、本当に本当にありがとうございました。プロレスをこれからももっともっと! 新日本プロレスを見続けてください! よろしくお願いします!」