第3試合のCHAOS(オカダ・カズチカ&石井智宏&SHO)とL・I・J(鷹木信悟&SANADA&BUSHI)の6人タッグは、3.6大田の「NJC」1回戦で対峙するオカダと鷹木、同じく3.9岡山で激突する石井とSANADAのダブル前哨戦。2.27大阪城でオカダがEVIL、石井がジェイ・ホワイトを下し、勢いに乗ってるCHAOSと、ユニット随一のチームプレーを誇るL・I・Jの戦いは、激しいつばぜり合いが繰り広げられることは必至。
先発はオカダと鷹木。ロックアップで組み合うと、オカダがロープに押し込み、攻撃と見せかけてクリーンブレイク。すると鷹木が打撃の猛攻。逆水平チョップからキックを繰り出すが、逆にオカダがフロントキック。そして、石井にスイッチ。
石井はSANADAに手招き。鷹木と交代したSANADAは、石井のリストを捕らえる。石井は切り抜けると、バックの取り合いに。続いて串刺し攻撃のかわしあいを経て、石井がロープへ。するとSANADAはリープフロッグ二連発から華麗なドロップキックをヒット。
SHOがリングに入るも、SANADAはフロントキック。しかし、SHOもエルボーで反撃。するとBUSHIが飛び出し、SHOにティヘラを見舞う。両軍入り乱れる混戦模様の中、鷹木と石井はエルボーの応酬。そして石井がロープに走ると、BUSHIが場外から足を引っ張って妨害。すかさずSANADAが低空ドロップキックをヒット。
SANADAがストンピングを見舞うと、石井は「来いよ、オラ!」と挑発。それをすかすように、SANADAはBUSHIにスイッチ。BUSHIはTシャツでのチョーク攻撃からスウィンギングネックブリーカー。
次はSANADAが石井にバックドロップを見舞い、カバーへ。これは石井がカウント2でキックアウト。ならばとSANADAは肩に担ぎ上げるが、石井は切り抜ける。そして、技の読み合いからSANADAがスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。だが、石井は切り抜けてブレーンバスターで叩きつける。
次はオカダと鷹木のマッチアップ。オカダはランニングエルボーでダウンを奪うと「武道館!」と雄叫び。そして串刺しエルボーからDDTを見舞いカバー。鷹木がカウント2で跳ね返すと、ここからエルボー合戦に突入。
競り勝ったオカダは串刺し攻撃を狙うも、鷹木が切り返し、串刺しラリアットをお見舞い。さらにパンピングボンバーを狙うが、オカダは回避してマネークリップへ。しかし、鷹木は切り抜けるとバックエルボー、ナックル。続く龍魂ラリアットは、オカダがフロントキックでしのぐ。
次はSHOが鷹木に串刺しラリアット。さらに腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。だが、鷹木は蹴り足をつかんで、その足にエルボー。さらに追走式ラリアットからショルダータックルでダウンを奪う。
次はBUSHIがSHOにミサイルキックをヒット。そしてヒザへの低空ドロップキックからDDTを見舞ってカバー。SHOが返すと、BUSHIはテリブレを狙うも、石井がカット。ここから両軍入り乱れる混戦模様に。鷹木は龍魂ラリアットでオカダをなぎ倒す。
続いて鷹木&BUSHIがSHOにダブル攻撃を狙うも、SHOは切り抜けると鷹木にスピアー。そして、SHOはBUSHIのスピンキックをかわすとジャーマンで叩きつける。続いてBUSHIをラリアットでなぎ倒すと、最後はショックアローで3カウントを奪取。CHAOSに凱歌が上がった。
試合後、鷹木はオカダの腰に施されたテーピングを指さして挑発。石井とSANADAは無言でにらみあいを繰り広げる。そして、打撃を交わし合うも、石井は効いてないとばかりに胸を手で払って退場。SANADAは険しい表情で花道をあとに。