第2試合は、ザック・セイバーJr.&タイチ&金丸義信vsウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン。昨日の3.14尼崎の『NJC』2回戦でザックはオスプレイに敗北。その追撃戦となる。
オスプレイにはビー・プレストリーが帯同。
UNITED EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃。オスプレイはザックを場外に連れ出し、鉄柵に投げつける。さらに強烈なエルボー。
オーカーンはタイチをエプロンに叩きつけてからリングに戻す。怒ったタイチはオーカーンをのど輪でコーナーに押し込む。コブがカットに入るも、タイチはコブにものど輪。
タイチののど輪に対し、オーカーンはアイアンクロー。すると金丸がオーカーンに顔面かきむしり。ここからタイチはUNITED EMPIREをのど輪を連発。ビーにも狙うが、ビーは鉄柵外に避難。
オーカーンはタイチに対し奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。さらに鶴の舞から地獄突き。続く王統流二段蹴りはタイチが切り抜けソバット。だが、オーカーンは意地で王統流二段蹴りを決める。
タイチはオーカーンの突進をかわすとジャンピングキック。次はオスプレイとザックのマッチアップ。すばやい技の読み合いから、ザックがコブラツイストで捕獲。オスプレイが跳ね除けようとするが、その勢いで逆にザックが投げる。
ザックはオスプレイの右腕を蹴りつけていく。しかし、オスプレイは意地のエルボーをヒット。
ザックはオスプレイの痛めている鼻をつかむダーティーファイト。さらにオスプレイの腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。だが、オスプレイもキックで応戦。
スイッチしたコブに対し、ザックはフロントネックロック。そのままコブは持ち上げて叩きつけようとするも、ザックはしつこく関節技。スリーパーのまま、金丸にスイッチ。
金丸はコブのヒザに低空ドロップキック。コブは金丸を抱え上げるが、タイチが金丸の背中を蹴飛ばしてコブをダウンさせる。
金丸は痛めた背中を押さえつつ、タイチとともにサンドイッチ式キック。だが、カバーはコブが金丸をおもいきり跳ね飛ばす。
金丸はコブに旋回式のDDTを炸裂。だが、UNITED EMPIREがカットイン。すると金丸がオスプレイに顔面かきむしり。そして、コブにディープインパクトを狙うも、空中で受け止めたコブはコーナーに叩きつける。すかさずUNITED EMPIREが金丸にトレイン攻撃。そしてコブが金丸をアスレチックプレックスで叩きつける。
だが、ツアー・オブ・ジ・アイランドは金丸が切り抜けて横入り式エビ固め。続いて前方回転エビ固めを決めるも、コブは無理やり金丸を持ち上げ、そのままツアー・オブ・ジ・アイランドを決めて豪快に3カウントを奪取。
試合後、オーカーンとタイチが髪とヒゲをつかみ合って視殺戦。そして、オーカーンはリングに上がると「ゴミを出せ!」と金丸を場外に追いやる。
最後、オーカーンは「ひれ伏せ、愚民ども! 『NEW JAPAN CUP』を支配するのは帝国だ! これがビー・プレストリー、ジェフ・コブ、グレート-O-カーン、ウィル・オスプレイ、UNITED EMPIREの力だ!」とアピール。