メイン(第5試合)は『NEW JAPAN CUP』2回戦、棚橋弘至vsジェイ・ホワイト。現NEVER無差別級王者の棚橋はシードとして2回戦から出場に。これまでさまざまなシチュエーションで戦ってきた両者が『NJC』で対峙、果たしてベスト8に進出するのは?
ジェイは外道を伴って入場。そして、棚橋がNEVERのベルトを持ってリングサイドまで歩を進めると、ロープを空けてリングに招き入れる。棚橋は用心しながらリングに入ると、場内に筋肉をアピール。すると、負けじとジェイもマッスルポージング。棚橋は忌々しげな表情を浮かべる。
開始のゴング、ジェイは棚橋に「リングで横になれ」と言葉を投げかけて挑発する。棚橋がゆっくりとリングで寝そべると、ジェイは笑顔で場外の外道を見る。そのスキをついて、棚橋は背後から横入り式エビ固め。だが、ジェイは返して殴りかかる。かわした棚橋はヘッドロックで捕獲。
髪をつかんで切り抜けたジェイは、打撃の猛攻。続く串刺し攻撃をかわした棚橋は、セカンドロープからフライングクロスボディ。そしてエアギターを披露してから、外道とジェイをマッスルポージングで威嚇。
ジェイが場外にエスケープすると、棚橋は外道と二人まとめてプランチャを見舞おうとするが、これはBULLET CLUBが距離を取る。エプロンに着地した棚橋は、あらためてマッスルポージング。セコンドの辻もマッスルポージングで呼応すると、イラ立つジェイはパンチの猛攻。
慌てて棚橋が駆けつけるも、ジェイは鉄柵に叩きつける。続いてジェイは辻、さらにはゲイブリエルまで鉄柵にハンマースルー。
ジェイは棚橋を捕獲すると、何度も鉄柵に腰を打ち付けるダーティーファイト。そしてジェイはリングに戻り、お返しのマッスルポージングを披露。
棚橋がリングに戻るとジェイはノド元、首、顔面にストンピングを叩き込む。続いてジェイはサイドバックブリーカーを炸裂。そして逆片エビ固めで締め上げる。棚橋は必死にロープエスケープ。
するとジェイはノド元を踏みつけ、さらに後頭部をはたいて挑発。そしてネックロックで捕獲し、フライングメイヤーからチンロックでダメージを蓄積させる。技をかけながらジェイは挑発。
ジェイは今度はコブラツイストで棚橋を締め上げ、さらに棚橋をギターに見立てて演奏。さらに腹の肉をつかんで挑発すると、怒りの棚橋は力で投げ飛ばす。
棚橋は低空ドロップキックをジェイのヒザに叩き込み、エルボーを連発。さらにフライングフォアアームを決めると雄叫びを上げる。
棚橋はボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを狙うも、ジェイはゴロゴロと転がり回避。すると棚橋はグラウンドでドラゴンスクリュー。そして意地でセカンドロープからのサンセットフリップを決める。
棚橋はスリングブレイドを狙うも、ジェイは切り抜け、ここからバックの激しい取り合いに。ジェイが髪をつかむと、棚橋は振り払うも、すかさずジェイはDDTを決める。
ジェイは串刺しエルボーからブレードバスターを炸裂。そしてカバーするも、棚橋はカウント2でキックアウト。ジェイは続いて変形の裏投げを狙うが、棚橋はこらえる。するとジェイは棚橋の両足をつかんで転倒させ、土手っ腹にストンピングを3連発。
ジェイはもう一度変形の裏投げの体勢に入るが、棚橋はこらえる。続いてドラゴンスクリューを巡る攻防を繰り広げ、互いに回避する。
ここから両者は激しいエルボー合戦に突入。ジェイはスキをついてカウンターのコンプリートショット。そしてぶっこ抜きジャーマンで叩きつける。
続いてジェイは変形の裏投げを狙うが、棚橋は耐える。するとジェイはうしろ髪をつかんで引き倒す。棚橋が突進んしてくると、ジェイは捕獲して強引に場外に投げる。だが、棚橋はトップロープをつかんで、逆上がりでリングに戻る。
すかさずジェイはSSSを狙うも、棚橋は切り抜ける。だが、ジェイは今度こそ変形の裏投げを決める。そして、ジェイは気合いを入れるとキーウィークラッシャーの体勢に入るが、棚橋はツイスト&シャウトで切り返す。
棚橋はエプロンに逃れたジェイを捕らえるも、ジェイは相手のお株を奪うロープ越しのドラゴンスクリューをお見舞い。そして、リングに戻ろうとするが、今度は棚橋がロープ越しのドラゴンスクリューを敢行。
棚橋は追撃のドラゴンスクリューを狙うも、ジェイは打撃の猛打。だが、棚橋は耐え抜き、ジェイの軸足に低空ドロップキック。そして、ダウンしたジェイにドラゴンスクリューを見舞い、テキサスクローバーホールドへ。棚橋は深く腰を落とすが、ジェイは必死にロープエスケープ。
棚橋はスリングブレイドを狙うも、ジェイはかわしてブレードランナーの体勢に。だが、棚橋はスリングブレイドで切り返す。ここで外道がリングに入ろうとするが、棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューで排除。そして、今度こそスリングブレイドを炸裂。しかし、ジェイはカウント2でキックアウト。
すると棚橋はハイフライアタックを狙うも、ジェイはロープに体当たり。バランスを崩した棚橋はリングに墜落する。すかさずジェイはブレードランナーを決めようとするも、棚橋は切り抜けるとダルマ式ジャーマンスープレックスホールド。しかし、これはカウント2。
ならばと棚橋はドラゴンスープレックスの体勢に。だが、ジェイは力ではねのける。すると棚橋は足を取って転倒させ、またもテキサスクローバーを狙う。しかし、ジェイはサミングで回避。すかさずジェイが首固めで丸め込む。
棚橋が返すと、ジェイはすばやくブレードランナーの体勢に。今度は棚橋が首固めで切り返すが、ジェイはキックアウト。
棚橋は張り手からドラゴンスープレックスを狙う。ジェイは脱出してブレードランナーの体勢に入るも、棚橋は足を取ってドラゴンスクリュー。
ジェイが悲痛な叫びを上げながらロープに逃げようとするも、棚橋は捕らえて、もう一度ドラゴンスクリューへ。だが、ジェイは踏ん張ってこらえると、そのまま一気にブレードランナーを炸裂。この一撃で3カウントを奪取した。ベスト8に進出したジェイは、3.18静岡の準々決勝でデビッド・フィンレーと対峙することに。