第1試合は矢野通&天山広吉&タイガーマスク&マスター・ワトvsEVIL&高橋裕二郎&石森太二&ディック東郷。4.28鹿児島では矢野がEVILを下して「KOPW 2021」のトロフィーを死守。両者にとってはそのときの追撃マッチとなる。
BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃。
リング上では矢野がすばやくコーナーパッドを外す。だが、EVILが矢野を捕らえ、ストンピングを連発。しかし、矢野はEVILのうしろ髪をつかんで引き倒す。
次は裕二郎と天山のマッチアップ。エルボーの応酬から、天山は真モンゴリアンチョップを連発。続いて串刺しラリアットからブレーンバスターで叩きつける。
劣勢の裕二郎だったが、手にかみつく反則攻撃。そして天山を転倒させ、頭部に低空キック。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。裕二郎はケインを使って天山にチョーク攻撃。
戦場がリングに戻ると、石森が天山の顔面をマットの押し付ける拷問攻撃。ここからBULLET CLUBはすばやいスイッチワーク。今度はEVILが天山に顔面かきむしりから、コブラツイストで捕獲。そのEVILの手を味方が数珠繋ぎで引っ張って反則アシスト。
スイッチした東郷は天山の頭部にナックル。しかし、自分の手を痛めてしまう。東郷がロープに走ると、天山はカウンターのマウンテンボム。
次はワトが裕二郎に打撃のコンビネーション。ローリングソバットでダウンを奪う。続いて東郷にエプロンからスワンダイブ式エルボーアッパー。そしてレシエントメンテを狙うも、東郷は切り抜けてロープへ。だが、ワトはカウンターのケブラドーラ・コンヒーロを決める。
ワトは旋風脚を繰り出すが、これは東郷がかわす。そして、ワトの前方回転エビ固めをこらえて顔面にナックルを落とす。
スイッチした石森はワトにスライディングジャーマンスープレックスを炸裂。さらにサイファーウタキの体勢に入るが、ワトは回避。そして、一度目はかわされるも、二度目でレッグラリアットを叩き込む。
次はタイガーが石森にフライングクロスボディ。さらにタイガードライバーを狙うも、石森は脱出。そして突進するが、タイガーはカウンターのケブラドーラ・コンヒーロ。
ここから矢野組は石森にトレイン攻撃を炸裂。続いてタイガーは石森をコーナー上に設置し、雪崩式ダブルアームスープレックスを豪快にお見舞い。だが、カバーはBULLET CLUBがカット。
ならばとタイガーはタイガースープレックスを狙うが、東郷がカット。すかさず石森がサイファーウタキを決めてカバーするも、タイガーはカウント2で必死にはね返す。
すると石森はジャンピングニーで動きを止め、最後はリバース・ブラディークロスを食らわせて3カウントを奪取した。
試合後、勝ち名乗りから勝利のToo Sweetサインをかわす。