第4試合はNEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIに田口隆祐が加わり、内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHI組と対戦。前日5.23後楽園の8人タッグでは内藤と石井が大乱闘を展開。遺恨が再燃しそうな両者の攻防に注目が集まる。
内藤はなかなか入場せず、海野のレフェリーが花道まで様子を探りに行く。ようやく内藤は姿を現し、ゆっくりと入場。そして、阿部リングアナに対し、選手コールのタイミングに文句をつけ、再度コールを命じる。
石井はリングに上がると同時に内藤に襲いかかり、ゴングを待たずに試合開戦。
石井と内藤は激しいエルボーの応酬。競り勝った石井は内藤をパワーボムで叩きつけるが、SANADAとBUSHIが乱入。しかし、後藤とYOSHI-HASHIが場外に連れ出す。
石井は内藤に強烈なラリアットを炸裂。さらにブレーンバスターを狙うも、鷹木がカットに入る。今度は石井と鷹木がエルボー合戦に突入。
そしてロープワークの攻防になると、L・I・Jが石井に連携攻撃。BUSHIが低空ドロップキックを石井にヒットする。
内藤は鷹木にスイッチするも、石井は内藤に襲いかかる。それを食い止めた鷹木は、石井にパンチ&逆水平チョップのを乱打。さらにショルダータックルでダウンを奪い、エルボードロップをお見舞い。
続いて鷹木は石井をブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、これはカウント2。
次はBUSHIとSANADAが石井にストンピングを連発。そしてBUSHIが石井をチンロックで捕らえる。
スイッチしたSANADAは石井にエルボーを連発。だが、石井もエルボーで反撃。するとSANADAはヒザに低空ドロップキックを打ち込む。そしてSANADAは石井に高速ブレーンバスター。
次はBUSHIがTシャツを用いて石井にチョーク攻撃。すかさず後藤がカットに入る。BUSHIは石井にコーナーを背負わせて胸板に張り手を連発。そしてミサイルキックを突き刺し、フィッシャーマンズスクリューの体勢に。だが、石井はこらえ、技の読み合いからブレーンバスターで叩きつける。
スイッチしたYOSHI-HASHIはBUSHIに串刺し逆水平チョップ。さらにトップロープに固定し、背中にドロップキックをヒット。続いて低空ドロップキックを見舞ってカバーするが、これはカウント2。
劣勢のBUSHIだったが、YOSHI-HASHIにティヘラ。そして串刺しエルボーからフィッシャーマンズスクリューを決める。
BUSHIはコードブレイカーを狙うも、切り抜けたYOSHI-HASHIは逆水平チョップ。だが、BUSHIは突き刺すようなドロップキックで応戦。
次はSANADAがYOSHI-HASHIにパラダイスロックを決めるが、田口がカットに入る。そして田口は鷹木にヒップアタックを繰り出すも、鷹木はカウンターのアトミックドロップ。しかし、田口は意地でヒップアタックを炸裂。
田口はSANADAにもヒップアタックを繰り出すが、これはかわされてしまう。そしてSANADAはYOSHI-HASHIの隣に田口をパラダイスロックで固定し、二人に対して低空ドロップキックをヒット。
SANADAはTKOを狙うが、YOSHI-HASHIは回避。そして低空ドロップキックでSANADAの動きを止め、後藤にスイッチ。
後藤はSANADAに村正、ブルドッギングヘッドロックとたたみかける。さらに牛殺しを狙うも、SANADAは切り抜けて、ここから目まぐるしい技の読み合いに。そして、SANADAはスワンダイブのミサイルキックを後藤にヒット。
SANADAはバックブリーカーからラウンディング・ボディプレス。だが、後藤はかわし、SANADAに牛殺しの体勢からGTRを狙う。しかし、SANADAは切り抜けてオコーナーブリッジのモーションから、スタンディングのドラゴンスリーパー。そしてSkull Endへ。これは石井がカット。その石井を内藤が場外に連れ出す。
スイッチした鷹木は後藤の顔面を蹴りつけていく。さらに串刺しラリアットから突進するが、後藤は切り抜けて牛殺しを炸裂。
次は田口がBUSHIにヒップアタック。そして、鷹木とBUSHIに交互にランニングのヒップバット。さらに鷹木には場外からヒップアタック、スワンダイブのヒップアタックと波状攻撃。
田口はオヤァイポーズから、鷹木にケツイェをヒット。だが、カバーは鷹木がカウント2でキックアウト。すると田口はオーマイアンドガーアンクルで捕獲するが、内藤がカットに入る。
すかさず石井が内藤に襲いかかり、延髄ラリアット。だが、内藤もトルネードDDTで反撃。
その内藤に田口がヒップアタックを繰り出すも、内藤はアトミックドロップ。そして延髄斬りを決めると、鷹木が追撃のスライディングラリアットを炸裂。
鷹木は「来た! 来た! 来た!」と気合いを入れ、田口にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙う。だが、田口が切り抜け、すかさずYOSHI-HASHIが鷹木にラリアット。ここから両軍入り乱れる混戦模様に。
後藤と田口は鷹木にダブル攻撃を狙うも、鷹木は回避して二人まとめてラリアットでねじ伏せようとする。しかし、かわした田口は横入り式エビ固め。
これを鷹木が返すと、田口は技の読み合いから丸め込み。さらにヒップアタックを決め、ロープに走る。すると鷹木はバックエルボーにナックル。だが、龍魂ラリアットは田口が回避して延髄斬り。
しかし、鷹木はパンピングボンバーで強引にねじ伏せてカバー。田口はなんとかカウント2で返すも、最後は鷹木がMADE IN JAPANで3カウントを奪取。L・I・Jに凱歌が上がった。