第3試合はタマ・トンガ&タンガ・ロア&外道vsタイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのる。前夜の6.1後楽園では、タイチ&ザックがG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)からIWGPタッグを奪還。その追撃戦となる。
タイチ&ザックはIWGPタッグのベルトを携えて入場。
BULLET CLUBはゴングを待たずに奇襲攻撃。G.o.Dはタイチ&ザックを蹂躙。外道は鈴木の顔面に木槌を突き立てる。
ロアがザックをリングに投げ入れると、外道がパンチ。続いてG.o.Dがザックに連携攻撃。タマがリバースガンスタンを決め、外道が追撃のトラースキック。
ここで早くもG.o.Dはザックにマジックキラーを狙うも、鈴木とタイチがカット。
鈴木は外道をスリーパーで捕獲。続いてタイチがジャンピングキックを決めると、ザックがクラーキー・キャットで捕獲。たまらず外道はギブアップの声を上げ、鈴木軍が短期決戦を制した。
試合後、G.o.Dが悔しそうに引き上げると、タイチは「バイバイ!」と挑発。そしてザックと共にベルトを突き上げて勝利をアピール。
続いてザックは「ツギハ?」と次期挑戦者を探し、放送席のミラノコレクションA.T.氏&獣神サンダー・ライガー氏を挑発してから花道を引き上げた。

鈴木「(ニヤリと笑った後で)無視ってなんだよ……。低俗が!」

ザック「昨日の夜、ZIMAの社長にFAXを送ったが、まだ返事が来ない。ムカつくぜ。でも何よりベルトを取り戻した。それが一番大事だ」
タイチ「ホッとした。でもよぉ、昨日はよぉ、自分で思ったより……今日生きててよかったよ。これ(ベルト)もあるし。家帰ってよぉ、一歩も動けなくて。あんなの初めてだよ。やっぱよ、甘くねぇな。どうなるか分かんねぇ。他の連中も、何人かいるんだろ、かかったの。どうなるか分かんねぇ。けど、俺はこうやって結果出してんだ。オマエら、俺見て勇気もらったろ? 他の連中もよぉ、俺を見本にしろ。もう万全だ。もういねぇだろ? アイツらも帰るだろ、帰っていいぞ、もう。よく頑張ってくれたよ、GoD。バイバイ、GoD。よく頑張ってくれた、誉めてやるよ。ゆっくり帰って、また来いや。来るのか知らんけど」
ザック「(※日本語で)さ、次は?」

タイチ「何も考えてないね」
ザック「この団体には挑戦に値するタッグチームがいないってことだな」
タイチ「とりあえず取り戻すことしか、俺らは頭になかったから。一日一番だよ。相撲道だ。一日一番、次のことは意識してねぇんだよ。だけど、もう動き出してるのにな、今日も誰も来ない。昨日も何もない。今日もない。いいぜ、別にいいんだ」
ザック「でも俺たちは待つぞ。日本に存在するタッグチーム、誰でも構わない。相手になってやる」

タイチ「まぁな。普通は誰か『次は俺だ』って言うとこだけど、来ないってことは、まぁ、勝てる気がしないんだろ、今の俺らには。無理だなあと思ってるんだろ。それでいいんじゃねぇか。オイまた、誰だゴールデンボールズか? ゴールデンボールズ。何でもいいぞ。来いよ」
ザック「誰もいないのなら、ツジ&ウエムラしか選択肢はないか」
タイチ「キ〇タマズ.来いよ」
ザック「居酒屋に行こうぜ」

タイチ「ダイナミック? デンジャラス? レジェンド? 赤のタイツ? 何でもいいんだ。じゃ、飲みに行くか。あ、行けないか。アウトサイドはダメか。俺の家か、ザックの家か」
ザック「(※日本語で)行きましょ」
タイチ「OK、レッツゴー。(※控室に向かいながら)誰もいねぇよな? 後ろから来るなよ? 後ろから殴ったら挑戦できると思うなよ?」
※タマ、タンガ、外道はノーコメント。