Road to DOMINION

日時
2021年6月2日(水)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナー
観衆
447人

第5試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

  • <第21代チャンピオンチーム>

  • <チャレンジャーチーム>

※チャンピオンチームが5度目の防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メインイベント(第5試合)はNEVER無差別6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIが内藤哲也&SANADA&BUSHI組を迎撃。
 内藤は5.26後楽園でSANADA、BUSHIの意思を確認し、NEVER6人タッグ奪取をアピール。そして、YOSHI-HASHIを呼び寄せると、不意打ちを食らわせた。怒り心頭のYOSHI-HASHIは「オマエら、安心しろ。やってやるよ、コノヤロー!」と迎撃を宣言した。
 前日の6.1後楽園の前哨戦では、後藤がSANADAから後藤参式フォール勝ち。その勢いを駆って、王者組が最多防衛V5を成し遂げるか? L・I・Jがその記録更新を食い止め、新王者となるか?

 内藤は白いスーツガウンで登場。CHAOSは6人タッグのベルトを巻いて花道を進む。リングに上がると、石井は内藤をにらみつける。

 石井は先発を買って出ると、内藤を挑発。しかし、内藤が応じないと、後藤が登場し、SANADAと対峙。後藤はSANADAをロックアップでロープに押し込むが、SANADAは体勢を入れ替える。そしてクリーンブレイク。
 続いてリストの取り合いから、SANADAはフライングメイヤー。しかし、後藤はレッグシザースで返し、互いに一旦距離を取る。
 SANADAが内藤にスイッチすると、石井が登場。すると、内藤はBUSHIに交代する。石井が憮然とした表情を見せると、内藤は再びスイッチ。だが、じらすように結局はBUSHIと交代。
 石井はスキをついて相手コーナーの内藤に襲いかかるも、内藤は下がって距離を取る。そして、内藤は背後から石井を襲撃。だが、石井は内藤に逆水平チョップを連発。
 ここでSANADAとBUSHIが止めに入り、石井に連携攻撃を狙うが、石井はうまく切り抜ける。今度はCHAOSがBUSHIに連携攻撃。トリプルキックから太鼓の乱れ打ちを見舞う。
 石井はBUSHIに強烈な逆水平チョップを食らわせてから、YOSHI-HASHIにスイッチ。YOSHI-HASHIはBUSHIのTシャツを脱がし、逆水平チョップを連発。
 次は後藤がBUSHIにバックエルボーからカバー。そしてチンロックで固め、エルボースタンプを額に落とす。
 スイッチしたYOSHI-HASHIはBUSHIに串刺しの逆水平チョップ。さらにブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、BUSHIはカウント2でキックアウト。
 劣勢のBUSHIだったが、YOSHI-HASHIがロープに飛んだところで内藤が妨害し、トップロープにYOSHI-HASHIの喉を打ち付ける。そしてBUSHIがドロップキックをYOSHI-HASHIに突き刺す。
 場外では内藤と石井が激しくやり合う。内藤は石井を鉄柵に叩きつけ、さらに鉄柵を用いてネックロックを見舞う。
 リング上、BUSHIがYOSHI-HASHIのリストをつかむと、内藤がYOSHI-HASHIの負傷箇所である右肩にダブルアックスハンドル。続いてSANADAもダブルアックスハンドルを落とす。L・I・JはYOSHI-HASHIの右肩を狙い撃ち。
 SANADAはYOSHI-HASHIの右腕をねじ上げ、右肩にエルボー。続いてバックエルボーからカバーするが、YOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。
 スイッチしたBUSHIはYOSHI-HASHIの右肩にストンピングを見舞い、脇固めで捕獲。石井がカットに入ると、内藤とSANADAは連携の低空ドロップキック。さらに後藤を排除する。
 次は内藤がYOSHI-HASHIにスタンディングのアームバー。さらにフェイントからのコーナーミサイルを右肩に見舞う。そして執拗にカバーし、YOSHI-HASHIのスタミナを削る。
 YOSHI-HASHIは必死にエルボーで応戦するが、内藤は右肩
にエルボー。さらにトルネードDDTを繰り出すも、YOSHI-HASHIはこらえる。そして技の読み合いからヘッドハンターを炸裂。
 スイッチした石井は内藤にエルボー連発。BUSHI、SANADAがカットに入るも、石井は一蹴。しかし、内藤が石井を捕らえる。そして、SANADAがフロントキックを放つが、石井はかわして同士討ちを誘う。さらに石井はSANADAにショルダータックル、内藤にバックドロップを敢行。
 石井は内藤に馬乗りになり、顔面に張り手を見舞い挑発。そしてブレーンバスターの体勢に入るも、内藤は回避し、エルボーを連発。だが、石井は仁王立ち。ここから両者は激しいエルボーの応酬に。
 競り勝った石井は内藤に串刺し攻撃を狙う。だが、内藤は切り抜け、バックエルボーから石井の後頭部に低空ドロップキック。
 スイッチしたSANADAはセカンドロープに上るも、石井が肩車で捕獲。SANADAは脱出し、バックの取り合いから石井がジャーマン。しかし、SANADAは着地して低空ドロップキック。かわした石井はブレーンバスターを狙う。SANADAは切り抜けるが、石井は今度こそジャーマンをお見舞い。
 続いて後藤がSANADAに追走式ラリアット。BUSHIが入るも、後藤はSANADAをショルダータックルで吹っ飛ばすと、BUSHIをその上にヒップトス。
 勢いに乗る後藤はSANADAに村正からブルドッギングヘッドロック。そして肩に担ぎ上げるが、SANADAは回避。そしてスワンダイブで飛びかかるが、かわした後藤は突進。これを切り抜けたSANADAは、アトミックドロップをお見舞い。そしてパラダイスロックで固め、場内を煽ると荒武者の臀部に低空ドロップキック。
 SANADAはTKOを狙うが、後藤は切り抜ける。そしてスリーパーでSANADAを絞め上げ、そこから後藤弐式へ。だが、SANADAはカウント2でキックアウト。
 続いて後藤&YOSHI-HASHIが激烈一閃を狙うも、SANADAは回避。だが、後藤&YOSHI-HASHIは隠し狭間から後藤ごとハント。そして、後藤は昨夜SANADAからフォールを奪った後藤参式
で押さえるも、内藤がカットに入る。するとYOSHI-HASHIが内藤を場外に連れ出す。
 後藤は牛殺しを狙うも、SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパー。後藤が切り抜けると、SANADAは背中に引っかき攻撃。そしてオコーナーブリッジの体勢に入るが、こらえた後藤は逆にSANADAの背中に引っかき攻撃。しかし、SANADAは後藤にTKOで反撃。
 次はYOSHI-HASHIとBUSHIのマッチアップ。激しいエルボー合戦に打ち勝ったBUSHIは、ロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキック。石井がリングに入ると、BUSHIはドロップキックで排除。そして、場外のYOSHI-HASHIに対し、矢のようなトペ・スイシーダを炸裂。
 BUSHIはYOSHI-HASHIをリングに戻し、右肩にストンピングを連発。さらにDDTで突き刺してカバーするが、YOSHI-HASHIはカウント2で跳ね返す。
 ならばとBUSHIは串刺し攻撃を狙うも、かわしたYOSHI-HASHIはスピンキック。ここでCHAOSは分断作戦を敢行し、孤立したBUSHIにCHAOSは串刺し攻撃。
 そして、後藤&YOSHI-HASHIが後藤ごとハントを狙うも、内藤が阻止。続いて内藤&BUSHIが石井に対し、連携の低空ドロップキック。
 ここからL・I・JはYOSHI-HASHIにトレイン攻撃。そして内藤のジャンピングキックからBUSHIがフィッシャーマンズスクリューを食らわす。
 続いてBUSHIはMXを狙うが、YOSHI-HASHIがかわす。そして後藤がBUSHIに襲いかかり、ここから両軍入り乱れる混戦模様に。
 後藤はSANADAをヘッドバットで排除すると、BUSHIに対してYOSHI-HASHIと共に激烈一閃。さらにYOSHI-HASHIがダブルニーを叩き込んでカバーするも、BUSHIはカウント2でキックアウト。
 するとYOSHI-HASHIはBUSHIをバタフライロックで捕獲。逃げようとするBUSHIをリング中央に運ぶと、技を自ら解除し、一気にシットダウン式パワーボム。だが、BUSHIはカウント2で跳ね返す。
 続いてYOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIを狙うが、BUSHIは切り抜けて延髄斬り。さらに内藤が低空ドロップキックをYOSHI-HASHI、さらに石井に炸裂。
 内藤と石井は激しい打撃戦。そこから石井はブレーンバスターで持ち上げるも、内藤はカウンターのDDTで突き刺す。だが、石井はすぐに立ち上がる。しかし、内藤はジャンピングエルボー。
 続いて内藤がYOSHI-HASHIに延髄斬りを見舞うと、BUSHIがコードブレイカー。そしてMXを繰り出してカバーするが、後藤が間一髪でカット。するとSANADAが後藤を場外に落とし、プランチャを炸裂。
 BUSHIは気合いの雄叫びから、トップロープへ。そしてMXを繰り出すが、YOSHI-HASHIは下からのラリアットで迎撃。
 BUSHIはSANADAにスイッチしようとするも、後藤が阻止。そして、後藤はBUSHIをスリーパーで捕らえ、石井と合体技を狙うが、BUSHIは回避。すかさず内藤とSANADAが石井に襲いかかるも、石井は切り抜け、SANADAを後藤に突き飛ばす。
 ここで後藤がSANADA、石井が内藤を担ぎ上げる。L・I・Jは脱出して後藤と石井を鉢合わせにすると、それぞれのヒザに低空ドロップキック。
 そして、内藤とSANADAはYOSHI-HASHIに連発でキックを見舞い、最後はBUSHIがブシロール。しかし、YOSHI-HASHIはカウント3寸前でキックアウト。
 BUSHIはスピンキックを決めるが、YOSHI-HASHIはトラースキック。仁王立ちのBUSHIはロープへ。だが、YOSHI-HASHIはカウンターのカチ上げ式ラリアット。カバーをBUSHIが返すと、YOSHI-HASHIはカルマの体勢に。
 BUSHIは切り抜け、コードブレイカーを狙うが、YOSHI-HASHIはこらえ、バタフライロックで捕獲。内藤がカットに入ろうとするも、石井がヒザ十字固めで捕らえる。後藤もSANADAをスリーパーで食い止める。
 YOSHI-HASHIがさらにバタフライロックで締め上げると、ついにBUSHIはギブアップ。CHAOSが熱戦を制し、連続防衛の新記録V5を打ち立てた。

COMMENT


 
石井「見たろ? これでCHAOS、鈴木軍、BULLET CLUB、ロス・インゴ、次はどこだ? 本隊の腰抜けどもか? どこでもいい、誰でもいいよ。そう簡単に俺ら潰せねぇよ。なぁ?」
 

 
YOSHI-HASHI「この記録更新、よほどのことがないと絶対にできないと思うから。このまま、リング上でも言ったように、永遠に俺らが防衛しまくってやるよ。そして、そして、他のベルト、俺も、後藤さんも石井さんも、他も狙ってるから。これだけじゃないから。それだけは忘れるなよ。とりあえず、今日勝ったこと、それだけは大きな収穫だから。次も勝つ」
 

 
後藤「ありがとう! ヨシヨシヨシヨシ!(※と言いながら控室へ)」
 

内藤「悔しいよ。悔しいよ。ちゃんと、BUSHIがギブアップして負けるとこ、この目で(※と、指を目のあたりに)見たしね。『あんなの俺ら負けじゃねぇよ』なんていうことは、言わないよ。久々にタッグマッチのタイトルマッチ、まぁ今日は6人タッグだったけど、久々にシングルマッチ“ではない”タイトルマッチをやってみて、何か、楽しかったな。タッグマッチであり6人タッグマッチであり8人タッグマッチ、10人タッグマッチ、こういうタッグマッチは、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、得意にしてたんで、その6人タッグマッチで負けたことは、すげぇ悔しいなぁ。

まぁ今日の、YOSHI-HASHI、石井、後藤、この先も防衛し続けるでしょう。その先にはまた、俺たちが立ち塞がりたいなと。これ1回で終わらすのはもったいないんでね、またタイミングを見て、挑戦したいなと思いますよ。それから、今シリーズ、先シリーズもか、今日のタイトルマッチも含めて、いい刺激をもらったよ。プロレスの可能性、プロレスの楽しみ方を、また改めて感じることができたなぁと。つまり、シングルマッチだけがプロレスの楽しみじゃないなぁと。タッグマッチも楽しみの一つだなぁって、改めて痛感させられたよ。そういう意味では、SANADAとのタッグも、アリなのかな? 今シリーズ、よく組んでたしね。最近、よく組む機会が多いし。俺の目指してるもの、来年の東京ドーム大会のメインイベントというものに、変わりはないよ。

でも、そこまでの道のりとして、タッグ、SANADAとのタッグっていうのもアリなのかな。もちろん6人タッグでのリベンジも狙ってるよ。でも、SANADAとのタッグっていうのは、ちょっと、本気で考えた方がいいのかなって、そうしたらもっとプロレスを楽しめるのかなって、思いましたよ。いやぁそれにしても、放送席で呑気に試合を見てる鷹木信悟の表情が、頭に来たぜ。カブロン!」

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