【退場順】
(1)×YOSHI-HASHI(12分31秒 OTTR)裕二郎○
(2)○石井(15分06秒 OTTR)裕二郎×
(3)○石井(18分45秒 反則)東郷×
(4)×石井(19分30秒 OTTR)EVIL○
(5)×後藤(22分38秒 両者OTTR)EVIL×
(6)×YOH(26分41秒 OTTR)ファンタズモ○
(7)○SHO(28分07秒 OTTR)ファンタズモ×
(8)×SHO(31分28秒 ブラディークロス→片エビ固め)石森○
メインイベント(第5試合)は後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&YOH&SHOvsEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷&石森太二&エル・ファンタズモ。
6.22後楽園のNEVER無差別級6人タッグ王座戦(王者・後藤&石井&YOSHI-HASHIvsEVIL&裕二郎&東郷)、そして6.23後楽園のIWGPジュニアタッグ王座戦(王者SHO&YOHvs挑戦者・石森&ファンタズモ)のダブル前哨戦として、CHAOSとBULLET CLUBが総力戦。
この一戦は通常のタッグマッチ形式で試合を行ない、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場に。
RPG 3KはIWGPジュニアタッグ、後藤&石井&YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを携えてリングイン。石井はゴング前から東郷を挑発。だが、東郷はいなすように場外へ。
先発はSHOとファンタズモ。SHOはロープを背負わせるとクリーンブレイク。ファンタズモはヘッドロックで捕らえるが、SHOは逆にヘッドロックを取り返す。
ファンタズモはロープに押し込み、離れ際にニーリフト。そしてグラウンドでヘッドロック、SHOはロープに振ろうとするが、ファンタズモは髪をつかむ。
続いてロープワークの攻防で、ファンタズモがティヘラ。しかし、SHOは空中で受け止める。ファンタズモは脱出するも、RPG 3Kはファンタズモに連携の低空ドロップキック。さらに石森にはダブルのドロップキック。
続いてCHAOSがファンタズモにトレイン攻撃。そして太鼓の乱れ打ちをお見舞い。
スキをついてファンタズモはYOHを自軍コーナーに運ぶ。そして、石森がセカンドロープからYOHの背中に引っかき攻撃。石森がYOHを場外に投げると、BULLET CLUBはストンピングでいたぶる。
次は裕二郎がYOHに逆水平チョップ。さらに串刺しフロントキックからカバーするが、これはカウント2。
スイッチしたEVILはYOHに逆水平チョップ。そしてコブラツイストで捕らえ、EVILの手を東郷たちが数珠繋ぎで引っ張って反則アシスト。
YOHは必死にエルボーを返すが、EVILは顔面かきむしり。スイッチした東郷も顔面を攻め立てる。
東郷はレフェリーの死角をついてYOHの顔面にパンチ。さらにフィストドロップを叩き込む。
次は裕二郎が登場。すると石井が襲いかかるが、裕二郎は場外に排除。そして、EVILが鉄柵に石井を叩きつける。
リング上、石森&ファンタズモがYOHにトレイン攻撃。切り抜けたYOHは石森に低空ドロップキック。ファンタズモにはショルダースルー。
スイッチしたSHOは、石森&ファンタズモを鉢合わせにし、二人まとめてスピアー。
すかさずEVIL&東郷がリングに入るも、後藤&石井がショルダータックルで吹っ飛ばす。さらにCHAOSは裕二郎に波状攻撃。SHOがスピアーを叩き込む。
続いてSHOは石森の腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。だが、石森はハンドスプリング式のスクリューキックで反撃。
次はYOSHI-HASHIと裕二郎のマッチアップ。技の読み合いから、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックをヒット。さらに逆水平チョップの連発からソバット、そして滞空ブレーンバスターで叩きつける。
YOSHI-HASHIはパワーボムを狙うも、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。そしてフィッシャーマンズバスターで叩きつける。
ここで裕二郎はYOSHI-HASHIをオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。YOSHI-HASHIがこらえると、裕二郎はフロントキックを狙う。だが、かわしたYOSHI-HASHIは裕二郎をトップロープに固定。そしてロープに走るが、東郷が場外から足を引っ張って妨害。
このスキに裕二郎はケインを持ち出し、YOSHI-HASHIに一撃。そしてYOSHI-HASHIをオーバー・ザ・トップロープで排除した。
怒った石井はレフェリーに抗議。そして裕二郎の顔面を張っていく。だが、裕二郎も張り手で反撃。すると石井は強烈な張り手で裕二郎の動きを止める。
石井は裕二郎をショルダータックルで吹っ飛ばし、ブレーンバスターを狙う。だが、裕二郎は手にかみついて回避。そして、東郷が石井の気をひいたスキに、リバースDDTをお見舞い。
さらに東郷はエプロンから石井にキック。そして、裕二郎とEVILと共にオーバー・ザ・トップロープで石井を排除しようとする。
裕二郎は石井を落とすべく、ロープに走るが、SHOがカウンターのラリアット。そして、後藤がラリアットでEVILと東郷を二人まとめて吹っ飛ばす。
CHAOSは裕二郎に波状攻撃。そして、石井が裕二郎をオーバー・ザ・トップロープで場外に排除した。
リング上、石井と東郷が額を付き合わせる。東郷のパンチに対し、石井はエルボーで応戦。競り勝った石井は、東郷にバックドロップをお見舞い。だが、カバーはカウント2。
ならばと石井はパワーボムを狙うも、東郷は切り抜ける。石井はロープに走るが、東郷はカウンターのラリアット。そして、東郷はペディグリーを狙うも、石井はこらえ、ブレーンバスターの体勢に。
東郷が脱出すると、石井はヘッドバット。そして技の読み合いから、石井がジャーマンで叩きつける。
そして石井は突進するが、東郷はかわす。すかさずEVILがトップロープを下げ、石井を落とそうとするが、石井はロープをつかんで生き残る。
EVILはエプロンで石井を捕獲し、そこに東郷が突進。だが、石井はかわしてEVILとの同士打ちを誘う。
しかし、石井がリングに戻ろうとロープをまたいだところで、東郷はそのロープを蹴り上げて急所攻撃。そして、東郷が石井をスポイラーズチョーカーで締め上げると、レフェリーが反則裁定。東郷は失格となるも、石井に大ダメージを与える。EVILは石井を強引に立たせ、オーバー・ザ・トップロープで投げ捨て、石井を失格に追い込む。
今度は後藤とEVILのマッチアップ。EVILは金具むき出しのコーナーに叩きつけ、ダークネスフォールズを炸裂。そしてSCORPION DEATHLOCKを決めるが、YOHがキックでカット。
だが、EVILは首切りポーズからEVILの体勢に。後藤はこらえ、続いてラリアットの相打ち。競り勝ったEVILはロープに走るも、後藤はカウンターの牛殺しをお見舞い。
後藤はEVILに村正、さらにブルドッギングヘッドロック。しかし、こらえたEVILは後藤をレフェリーにぶつける。そしてトラースキックから、パイプイスで土手っ腹に一撃。さらにイスを振り上げるも、すでに失格になってるYOSHI-HASHIが阻止。
すかさず後藤がEVILにラリアットを見舞うが、その勢いでEVIL共々オーバー・ザ・トップロープで失格に。これで残りはRPG 3Kと石森&ファンタズモ。
ファンタズモはイスを手にするが、レフェリーに手渡す。そして、YOHと激しいエルボーの応酬。打ち勝ったYOHはトラースキック。だが、ファンタズモはかわして横入り式エビ固め。
YOHが返すと、ファンタズモはバズソーキック。そしてCRⅡを狙うが、切り抜けたYOHはジャックナイフ式エビ固め。
ファンタズモが返すと、YOHは蹴りの連発からジャーマンスープレックス。だが、ファンタズモはカウント2でキックアウト。
YOHは雄叫びを上げ、DIRECT DRIVEの体勢に。切り抜けたファンタズモはスピニングアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、YOHは切り抜ける。そして、RPG 3Kが連携の串刺しエルボー。さらにカナディアンハンマーとフェイスバスターの合体技をお見舞い。だが、カバーは石森がカット。
石森がロープに走るも、RPG 3Kはダブルのジャンピングニー。そしてファンタズモに3Kを狙うが、ファンタズモは切り抜け、YOHの上にSHOをブレーンバスターで叩きつける。
YOHはスキをついてファンタズモをオーバー・ザ・トップロープで排除しようとするも、ファンタズモはロープをつかんで生き残る。そして、逆上がりの要領で両足を用いてYOHを捕獲し、エプロンに連れ出す。
YOHとファンタズモはエプロンでエルボー合戦を展開。ファンタズモはYOHの足を踏みつけ、CRⅡの体勢に。だがYOHは切り抜けてトラースキック。そしてコーナーに突き飛ばすも、ファンタズモは回避。すかさず石森がハンドスプリングの要領でYOHにキック。
そしてファンタズモが、ロープをつかんでるYOHの腕にフットスタンプを落とし、場外に排除。
これでCHAOSはSHO一人に。ファンタズモはSHOに馬乗りになってパンチを乱打。さらに金具むき出しのコーナーにSHOを叩きつけ、石森との合体のコードブレイカーから、ムーンサルトプレスを敢行。だが、SHOはかわして石森への誤爆を誘う。
すかさずSHOは動揺するファンタズモをオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込む。
これでSHOと石森の一騎打ちに。SHOは石森を場外に放り投げようとするが、石森は回避。そして突進するも、SHOは避けてうまくエプロンに追いやる。
SHOはアームブリーカーを決め、低空キックからロープに走るが、石森はリングに戻ってフロントキック。
石森がラリアットを振り抜くも、かわしたSHOはジャーマンを連発。3発目は空中で腕ひしぎ逆十字に捕らえる。石森は足でなんとかロープエスケープ。
SHOは雄叫びを上げ、豪快なラリアットで石森を一回転させる。そしてショックアローを狙うも、石森は切り抜けてブラディークロス。だが、SHOも回避し、クロスアーム・パイルドライバーの体勢に。
これも石森は切り抜け、サイファーウタキをお見舞い。だが、カバーはSHOがカウント2でキックアウト。
石森はSHOに銃口を向ける。だが、SHOは左右のエルボーを乱打。すると、石森は打撃のコンビネーションからジャンピングニー。そしてブラディークロスを決め、完璧な3カウントを奪取。BULLET CLUBに凱歌が上がった。