TEAM FILTHYから離脱してキングと組んだディッキンソンが、かつての仲間だったクレイトス&ライムライトと因縁対決する「TAG TEAM TURBULENCE」1回戦。
キングとクレイトスが先発して正面衝突し、激しいエルボー合戦を展開。そこからキングがラリアットを見舞うと、クレイトスもすぐに同じ技を返す。
その後、キングがショルダースルーでクレイトスを投げ、ディッキンソンとスイッチ。そして、ライムライトもクレイトスのタッチを受けるが、ディッキンソンの突進を見て場外へ逃げる。
それをディッキンソンが追いかけると、ライムライトはロープワークでフェイント。これでディッキンソンの動きが止まると、控えのクレイトスが頭部へジャンピングニーアタックを浴びせる。
続いてライムライトがディッキンソンにスリーパーホールドを極め、クレイトスがパンチ攻撃で追い討ち。さらに、ニュートラルコーナーへ叩きつける。
その後もディッキンソンは苦しい展開が続き、クレイトスとライムライトが代わるがわるの攻撃で徹底的に痛めつける。だが、ニュートラルコーナー2段目からの飛びつきスイングDDTでクレイトスを突き刺し、ようやく赤コーナーへ戻った。
キング対ライムライトとなり、キングがカウンターラリアット2連発から逆水平チョップをお見舞い。それでもライムライトはセカンドロープを歩き、トップロープへ飛び移ってジャンピングニーアタックを放つ。しかし、キングが受け止め、そのまま変型パワーボムで叩きつける。
そこへクレイトスが飛び込むと、ディッキンソンがジャンピングスピンキックで排除。そして、キングがライムライトに串刺しボディプレスを食らわせると、ディッキンソンが串刺しラリアット、逆水平チョップ、チョップ、ストンピングなどで追い討ちをかける。
続いてディッキンソンはもう1発ライムライトに串刺しラリアットを浴びせ、対角コーナーへ走る。しかし、クレイトスが脚を取って転倒させ、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
ところが、キングがラリアットでクレイトスを場外へ落とし、トペスイシーダで分断。一方、ディッキンソンはライムライトの急所攻撃をブロックし、ショートレンジラリアット、ジャーマンスープレックスホイップで追撃。そして最後は、ランニングデスバレーボムでライムライトにとどめを刺した。
TAG TEAM TURBULENCE
- 日時
- 2021年7月17日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第4試合 時間無制限1本勝負
「TAG TEAM TURBULENCE」1回戦※キング&ディッキンソンがトーナメント準決勝戦へ進出
MATCH REPORT
COMMENT
ディッキンソン「プロレスの世界においてはタイミングがすべてなんだ。このトーナメントを開催するにあたり、いま以上にいいタイミングはないだろうな。ROHでバイオレンス・アンリミテッドを結成し、いま新日本のリングで闘っている。そして、ついにこのタッグで初勝利を収めた。このまま俺たちがトーナメントを優勝してやる。俺たちはこのチャンスを逃すことはしない。お前からも言ってやれ」
キング「ダニー、ついにうるさいお前を黙らせてやった。そしてクレイトス、やっぱりお前はモンスターだ。激しいぶつかり合いには驚いたぜ。ついに俺たちで1勝をあげることができた。TEAM FILTHY、次にやる時は“FILTHY”と闘わせろ」
ディッキンソン「そうだな、トム・ローラーとやらせろ」
キング「トム、これ以上は逃げられないぞ」
ディッキンソン「名誉と暴力こそがバイオレンス・アンリミテッドだ」
キング「よし行こう」
ライムライト「(※後頭部を押さえながら)クリス・ディッキンソンとブロディ・キング相手に1回戦で敗退ってマジかよ!? ブロディ・キングの太った醜い顔にはウンザリだぜ。元はと言えば俺たちがディッキンソンをTEAM FILTHYに加入させたんだ」
クレイトス「(※視線の先にいた警備員に対し)誰だお前は!?(※警備員へ襲い掛かる)」
ライムライト「待て! クレイトス、その警備員はなにもしていないじゃないか!」
クレイトス「(※戻ってきて)クソが! カメラマン、お前もだぞ!(※足元の機材を床へ叩きつけて立ち去る)」
ライムライト「(※機材を蹴ってクレイトスを追いかける)」