第2試合は“辻陽太 壮行試合”として、辻が内藤哲也にチャレンジ。
辻は過去、SNSで内藤に対してシングル戦を執拗にアピール。今回は念願の一戦が初めて実現することに。内藤は前日の7.31後楽園の試合後、辻戦について「『辻陽太の壮行試合の相手が俺でよかったな』って、俺が思えるような試合を明日見せてくれよ。ま、無理だと思うけどね」とニヤリ。辻は新日本のトップランナーの一人である内藤を相手に、爪痕を残すことをできるか?
辻は気合い十分の表情で花道を進む。内藤は白いスーツガウンでゆっくりと登場。
開始のゴングと同時に辻はショルダータックルで内藤をなぎ倒す。そしてエルボーを連発し、ハンマースルー。だが、内藤は一旦踏みとどまり、あらためてロープワークの攻防へ。辻はティヘラで内藤を場外に追いやる。
辻は内藤をエプロンに叩きつけてからリングに戻す。辻はストンピング、エルボーを浴びせる。続いて胸板への張り手の応酬に。
競り勝った辻は内藤を引きずり起こし、ハンマースルーを狙う。だが、内藤は巧みに切り抜けて辻にエルボーを連発。
辻もエルボーを返すが、内藤はマンハッタン・ドロップからネックブリーカードロップ。辻が場外にエスケープすると、内藤はフェンスに二度にわたり叩きつける。さらに場外マットに向けてボディスラムをお見舞い。辻はカウント19でなんとかリングに生還。
内藤は辻の腰にストンピングを乱打。そしてキャメルクラッチを見舞うが、辻はロープエスケープ。
続いて内藤はショルダースルー。辻の腰に集中攻撃を見舞う。そして内藤はカバーを連発し、辻の体力を削っていく。
辻は必死にエルボーを返すが、内藤もエルボーを乱打。さらに腰にエルボーを見舞ってからボディスラム。そして逆エビ固めを狙うが、辻はキックで回避。
劣勢の辻だったが、カウンターのドロップキックをヒット。さらに辻は串刺しエルボーを叩き込んでからボディスラム。そしてサンセット、ランニングボディプレスとたたみかける。
続いて辻はブレーンバスターの体勢に。だが、内藤は回避してバックエルボーを連発。さらに張り手を見舞うと、辻も張り手を返す。内藤はエルボーの連発を繰り出すが、辻は強引にショートレンジラリアット。
続くロープワークの攻防では、内藤がバックエルボーから低空ドロップキック。しかし、辻はすぐに立ち上がりスピアーで反撃。
辻はエルボーを放つと、内藤は笑みを見せながらエルボー。辻はエルボーから今度こそブレーンバスターに成功。そして串刺し攻撃を狙うも、かわした内藤は延髄斬り。
さらに内藤はジャンピングエルボーアタックから逆エビ固めへ。辻は必死にロープに逃げる。内藤はストンピングから顔面にキック。
怒った辻は顔面に張り手を連発。しかし、内藤はエルボーの乱打。続いて辻はロープに走り、巧みに内藤を丸め込む。だが、内藤はカウント2でキックアウト。
辻はエルボーを繰り出すが、内藤は顔面へのキックで迎撃。そして逆エビ固めを決めると、辻は力なくタップアウト。内藤が力の差を見せるように勝利を収めた。