第2試合は矢野通&ロビー・イーグルス&タイガーマスクvsチェーズ・オーエンズ&石森太二&エル・ファンタズモ。矢野とオーエンズは9.4メットライフドームでの『KOPW 2021』争奪戦で激突。前日の8.9後楽園の試合後、オーエンズは「アイ・クイット・マッチ」を迫る矢野に対し、「もうオマエのおふざけには付き合わないと言っただろ! コメディーは終わりだ! 明日、俺が提案する対戦ルールを教えてやろう。一つ確かなことは、オマエは絶対に嫌がるルールだってことだ!」と不気味な予告。また、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』に出場するイーグルス&タイガーと石森&ファンタズモにとっては今回、公式戦(8.16後楽園)の前哨戦となる。
イーグルスはIWGPジュニアヘビーのベルトを腰にリングイン。オーエンズはKOPWのトロフィーとテキサスヘビーのベルト、石森&ファンタズモはIWGPジュニアタッグのベルトを携えて入場。オーエンズはトロフィーを手荒に扱い、矢野の動揺を誘う。そしてBULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。
先発はイーグルスとファンタズモ。まずはグラウンドの攻防となるが互角の攻防。続くロープワークの攻防では、イーグルスのティヘラに対し、ファンタズモは着地。そして軽快ですばやい技の読み合いから、イーグルスがキックをお見舞い。
次はタイガーと石森のマッチアップ。石森はマスクをつかんでパンチを連発。さらにハンドスプリング式のスクリューキックを狙うも、タイガーは切り抜ける。石森がタイガーが捕獲し、ファンタズモが突進すると、タイガーはショルダースルー。そして石森にはカンガルーキック。
続いてイーグルスとタイガーはファンタズモ、石森と連続でサンドイッチ式のキックをお見舞い。
イーグルスは石森に打撃のコンビネーションからロープへ。しかし、オーエンズが妨害。イーグルスにスタンガンを決め、続いて石森がネックブリーカー。
次はファンタズモがセカンドロープから普通に下り、イーグルスの背中に引っかき攻撃。今度は石森がトップコーナーから、一回着地して同じ技をお見舞い。
石森はイーグルスに対し、フライングメイヤーからニードロップ。次はオーエンズがフライングメイヤーから後頭部に低空ドロップキック。
イーグルスも負けじとエルボーで反撃。だが、オーエンズは首狙いの波状攻撃。最後はネックブリーカーをお見舞いする。
スイッチしたファンタズモはイーグルスの足を踏み潰す。イーグルスもエルボーを返す。ここから技の読み合いとなり、スピニングアルゼンチンバックブリーカーを切り抜けたイーグルスがニールキックをヒット。
次は矢野とオーエンズのマッチアップ。オーエンズはコーナーパッドを外しにかかるが、矢野が先に対角コーナーのパッドをゲット。
コーナーパッドを手に「先に離せ!」とやり合う両者。レフェリーが反則カウントを数えると、矢野だけが手放す。そして、オーエンズのコーナーパッドを巡り、互いに譲りっこを展開。するとオーエンズはレフェリーに渡し、なぜか反則カウントを数え始めるが、矢野が「バカヤロー!」と襲いかかる。
続いて金具むき出しのコーナーを巡る攻防では、オーエンズが矢野を叩きつける。だが、矢野もうしろ髪をつかんで引き倒し反撃。
スイッチしたタイガーはオーエンズにフライングクロスボディ。突進してきた石森には、タイガーがケブラドーラ・コンヒーロ。そしてファンタズモをオーバー・ザ・トップロープで場外に追いやると、イーグルスがプランチャ。
タイガーはオーエンズにタイガードライバーを炸裂。そして「いくぞ!」と気合いを入れてトップコーナーへ。しかし、石森が妨害し、オーエンズがデッドリードライブの体勢からシットダウン式パワーボム。
タイガーも回転十字架固めで応戦。だが、オーエンズは切り抜けるとジュエルヘイスト。カバーをタイガーが返すと、オーエンズはニーを叩き込み、最後はパッケージドライバーで3カウントを奪取。