第5試合終了後、負傷欠場中のオスプレイの入場曲がかかり、なんとオスプレイが登場。スーツ姿でリングに上がりマイクを手に持つ。
■オスプレイのマイクアピール
「ここに来られて嬉しいとでも言ったほうがいいか? でも、俺はロサンゼルスなんて大嫌いだ。俺が今日ここに現れることも予想してなかっただろうけど、会社に一つもの申したい。復帰する準備はできた。もうすぐ『G1』が始まるよな? なら、ここでハッキリ宣言させてもらおう! ウィル・オスプレイは今年の『G1』に出ない! もっと言うと、日本のリングには戻らない! 俺はニュージャパンのためを思い、自分を犠牲にしてでもベストを尽くしてきた! なのに俺がたった4カ月の休養を頼んだら、会社はその代償として俺からIWGPのベルトを取り上げた! ジョン・モクスリーの野郎は一年以上もUSベルトの防衛戦もしていないっていうのに、なぜここまで身をボロボロにして全てを捧げてきた俺にそんな仕打ちができるんだ! ここで俺から一つ要求がある。シンゴ・タカギ!(ファンが拍手をすると)そうだよな、オマエらファンはタカギが大好きだよな? でも俺は首を負傷していながら、あいつに勝ったんだ。たしかにいま、アイツがベルトを巻いているかもしれないが、アイツは”真”チャンピオンではない! あくまでも”暫定”チャンピオンだ! その証拠にベルトは今俺の手元にある(ベルトを取り出す)。俺は一度も負けてない! だからここから誰が相手でも、ニュージャパン以外の選手でもいい、俺がこのベルトを防衛していく!”禁断の扉”だってこじ開けてやる!(ファンがAEWと叫ぶ)黙れ! AEWなんかに俺と対等に闘える奴はいない! 今日から俺がこの『STRONG』を制覇する! LA道場の雑魚ばっかりだった『STRONG』のマットにもようやくホンモノのスターが登場だ」
ここで挑発されたLA道場を代表し、カール・フレドリックスとクラーク・コナーズが登場。二人はいきり立ってリングに上がる。さらにTJPも姿を現す。するとオスプレイはマイクを続ける。
■オスプレイのマイクアピール
「セキュリティ、こいつらを止めなければ、いまここでコイツら雑魚をボコボコにするぞ。(クラーク&フレドリックスに)ちょっと落ち着けよ。シバタに叱られてもいいのか? (TJPが現れると)お、元・LA道場生のTJPまでご登場か。一緒に稽古してた面々を教えてやろうか? サモア・ジョーとブライアン・ダニエルソンだぞ。その中でTJPだけがいまもシバタのアシスタントときた。(TJPがリングに上がる)オマエらは所詮雑魚のかき集めだ」
挑発に怒ったTJPは上着を脱いで臨戦態勢。オスプレイに詰め寄る。オスプレイはミネラルウォーターのペットボトルをTJPに叩きつけて、素早く場外に逃亡。観客席の中に紛れ込み、アメリカの放送席に近づくとLA道場勢をからかいながら姿を消したのだった。