試合後、敗れたランスがマイクを持って以下のアピール
■アーチャーのマイクアピール
「クソ、タナハシ! 俺たちはニュージャパンのリングで何度も何度も闘ってきた。こうしてアメリカまでやってきてベルトを取り戻した。つまりこれであなたも(新日本のシングルの)ベルト全制覇だ。(マイクのエラーが起きてしまい)マイクまで俺が怖くて調子が出ないようだ! あなたはやっぱりニュージャパンのエースだ。あなたと当たるたびに、(日本語で)イツモ イタイ。
初めて日本で闘った2011年の『G1 CLIMAX』、当時は誰も俺の名前なんて知らなかったけど、あの試合の日から今日までずっとあなたを尊敬している。(棚橋との試合で)一番記憶に残ってるのは2019年のコーラクエンホールの一戦。観客は“タナハシ”コールに合わせて“レッツゴー、アーチャー!”と応援してくれた。ロサンゼルスまで来てくれたことを嬉しく思う。でも、次はAEWのリングに上がってくれよ。もし他に闘いたい相手がいたとしても、最初は俺ともう一度シングルでやってほしい。AEWのリングでリマッチさせてくれ! 言いたいことは以上だ。(日本語で)アリガトウゴザイマス、タナハシさん」
ランスが去ってから棚橋もマイクを持つ。
■棚橋のマイクアピール
「(以下、すべて英語で)ランス、約束する。やっと新日本がアメリカに戻ってきた! 今日は長い大会だったけど、最初から最後まで全部見てくれてありがとう。もう一度ありがとう! たったいま、USヘビーのベルトを獲った。だからまた王者として戻ってこないと! 約束します! みんなありがとう!」
喋り終わった棚橋はエアギターを披露。コーナーに上がると今度は自身の入場曲に合わせてもう一度エアギターだ。そして再びベルトとマイクを持った棚橋。
「(英語で)最後にもう一つ、みんな“アイシテマス”知ってるかな? 一緒にお願いします。(ここから日本語で)じゃあ、最後に会場の皆さん、愛してまーす!」
そして、四方のコーナーに上ってポーズを決めると、リング中央で高々とベルトを掲げ、リングサイドを1周。ファンとハイタッチをかわしながら引き上げていった。