第2試合の公式戦は飯伏幸太vs高橋裕二郎。今年の『G1』幕開けを飾るのは、前人未到の三連覇を目指す飯伏と、同じ2004年デビューの裕二郎の対決に。
裕二郎はダンサーのピーターを伴って入場。
開始のゴング、ロックアップで組み合うと飯伏はロープに押し込む。だが、裕二郎は髪をつかんで体勢を入れ替え、顔面に張り手。
さらに裕二郎はキック、エルボー、逆水平チョップと打撃を見舞っていく。そして飯伏をロープに固定してフロントキックを狙うも、飯伏はうまく回避し、ドロップキックをヒットする。
飯伏は裕二郎にエルボーを連発。続く串刺し攻撃は裕二郎がかわすも、飯伏はスワンダイブ攻撃の体勢に。しかし、裕二郎はすばやく場外に突き落とす。
裕二郎は飯伏を鉄柱に叩きつけるラフファイト。そしてピーターからケインを受け取り、飯伏の腹部に一撃。さらにケインでチョーク攻撃を見舞う。
戦場がリングに戻ると、裕二郎は馬乗りになり頭部にパンチを振り下ろす。さらにボディスラムで叩きつけ、ギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかけるてカバー。しかし、飯伏はカウント1で意地のキックアウト。
裕二郎は飯伏にコーナーを背負わせ、ヒザ蹴りとエルボー。さらに串刺しフロントキックを見舞って押さえ込むも、これも飯伏はカウント1で跳ね返す。
裕二郎はストンピングを連発。飯伏がにらみつけると、裕二郎は顔面に張り手。続いてハンマースルーを仕掛けるが、逆に飯伏が投げ返してレッグラリアットを炸裂。
飯伏は雄叫びを上げ、裕二郎に打撃のコンビネーション。そしてその場飛びムーンサルトプレスを決めるが、裕二郎はカウント2でキックアウト。
ならばと飯伏はバックを取るも、裕二郎は切り抜けてロープへ。すると飯伏はカウンターのフランケンシュタイナー。そして、場外に落ちた裕二郎にバミューダトライアングルを狙うが、これは裕二郎が足を引っ張って阻止する。
裕二郎は飯伏を鉄柵に投げつけ、場外マットでリバースDDT。そして飯伏をリングに投げ入れると、ロープに固定してフロントキックをお見舞い。
さらにフィッシャーマンズバスターからカバーするが、これはカウント2。続いてインカレスラムから押さえ込むも、これも飯伏はカウント2で返す。
ならばと裕二郎はマイアミシャインの体勢に入るが、飯伏は脱出すると強烈なハイキックを裕二郎の頭部にヒット。そして「いくぞー!」と吠え、シットダウン式ラストライドを決めるが、裕二郎はなんとかカウント2でキックアウト。
すると飯伏はカミゴェの体勢に。裕二郎は切り抜けてピンプジュースを狙うも、飯伏も脱出しジャンピングニー。そしてもう一度カミゴェを狙うが、裕二郎は回避すると、レフェリーのブラインドをついてローブロー。そしてピンプジュースを決めてカバーするが、飯伏はカウント3寸前でキックアウト。
裕二郎は驚きの表情を見せるが、続いて変形のピンプジュースで飯伏を突き刺して3カウントを奪取。裕二郎が殊勲の勝利を収め、白星スタートに成功した。