第2試合の公式戦は、SANADA(1勝1敗)とチェーズ・オーエンズ(0勝2敗)の初シングル。テクニシャン同士の対決は、見応えある攻防が繰り広げられることだろう。
オーエンズはテキサスヘビーのベルトを腰に入場。
開始のゴング、手四つからオーエンズはバックを取る。ここからリストの取り合いを経て、オーエンズはネックロック。切り抜けたSANADAはフライングメイヤー。しかし、オーエンズはレッグシザースで返す。
続いてロープワークの攻防から、オーエンズがパラダイスロックを狙う。SANADAが切り抜けると、両者は互いに足を捕らえる。同時に足を離すことを示し合わせるも、オーエンズは裏切りパラダイスロックへ。技を完成したと思ったオーエンズは場内を煽るが、SANADAは脱出。
SANADAはオーエンズを場外に落とすと、飛ぶと見せかけてエプロンに着地。だが、オーエンズが足を引っ張って場外に落とす。そしてオーエンズはSANADAを鉄柵に叩きつける。
SANADAがリングに戻ると、すかさずオーエンズは殴りかかり、さらにチョーク攻撃。そして左足で首付近を踏みつけていく。
続いてオーエンズはハンマースルーでSANADAをコーナーパッドに叩きつけると、その衝撃でSANADAは転倒。すかさずオーエンズは腰にヒザを落としてから、弓矢固めで追い込んでいく。
切り抜けたSANADAはエルボーを連発。だが、オーエンズはSANADAの顔面をヒザに叩きつけ、トラースキック、ネックブリーカーと矢継ぎ早に決める。
優勢のオーエンズはスリーパーで捕獲。自ら解除するとエルボーを連発。SANADAもエルボーで応戦するが、オーエンズはヒザ蹴り。劣勢のSANADAだったが、低空ドロップキックで反撃。
SANADAはネックスプリングで立ち上がると吠える。そしてアームホイップからアトミックドロップ。続いてパラダイスロックを決め、臀部に低空ドロップキックをヒット。だが、カバーはオーエンズがカウント2でキックアウト。
SANADAはセカンドロープからトンボを切ってバックに周ろうとするが、オーエンズはかわして突進。しかし、SANADAはフランケンシュタイナーで場外に追いやりプランチャへ。だが、かわしたオーエンズはSANADAを鉄柵に叩きつけると、すばやくリングに戻し、ラストショットを決める。
続いてオーエンズは串刺しエルボーから、SANADAを引き寄せてショートレンジラリアット。そして肩に担ぐが、SANADAは回避。そしてすばやい動きからスワンダイブのミサイルキック。
SANADAはTKOからカバーに入るが、オーエンズはカウント2でキックアウト。ならばとラウンディング・ボディプレスを放つが、オーエンズはかわす。しかし、着地したSANADAは、襲いかかってきたオーエンズをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。
そしてSANADAはSkull Endに持ち込むが、オーエンズは脱出してSANADAをコーナー最上段に設置。そして雪崩式でSANADAを前方に落としてから、ランニングニーをヒット。続くジュエルヘイストをかわしたSANADAは、オコーナーブリッジを決める。だが、オーエンズはレフェリーをつかんで転倒させ、幻の3カウントに。
SANADAはローリングエルボーを狙うも、オーエンズはフロントキック。SANADAはローリングソバットを決めるが、オーエンズはジャンピングニー。そしてパッケージドライバーを仕掛けるも、SANADAはウラカン・ラナで切り返す。
技の読み合いからオーエンズはオコーナーブリッジを仕掛けるが、切り返したSANADAはSkull Endで捕獲。オーエンズは脱出するも、SANADAはあらためてSkull Endで捕らえる。オーエンズの身体から力が抜けると、最後はSANADAがラウンディング・ボディプレスで3カウントを奪取した。