KOPW 2021保持者の矢野が第三世代の永田とタッグを組み、UNITED EMPIREのコブ&オーカーンと対決。なお、矢野とオーカーンは9.23大田区総合体育館の『G1』Aブロック公式戦でも闘っており、オーカーンが勝利している。
矢野対オーカーンで試合が始まり、オーカーンが顔面かきむしり。しかし、矢野がニュートラルコーナーのパッドを外し、むき出しになった金具へオーカーンを激突させる。
だが、オーカーンが王統流二段蹴りで矢野を吹き飛ばし、両耳を引っ張る。そこから場外戦となり、オーカーンがコーナーパッドで殴る。
これで矢野が孤立する展開となり、オーカーンとコブが代わるがわる痛めつける。しかし、矢野はコブのハンマースルーを切り返し、後ろ髪を掴んで引き倒した。
ようやくタッチを受けた永田は、コブに対してフロントハイキック、延髄斬り、タイナー。そしてバックドロップの体勢に入るが、脱出したコブがカウンタードロップキックで逆襲。
だが、永田はトレイン攻撃から逃れ、オーカーンの脚に低空ドロップキックをお見舞い。そして、エクスプロイダーで投げ捨て、矢野と替わる。
その直後、オーカーンがコーナーの金具へ叩きつけるが、矢野はフロントスープレックスで巻き返す。そして、飛行機投げを繰り出すが、オーカーンもすぐさま飛行機投げをやり返す。
続いてUNITED EMPIREのトレイン攻撃となり、オーカーンが串刺しラリアット、コブが串刺しジャンピングバックエルボー。さらに、コブ→オーカーンの順で俵返しを食らわせる。
ここでコブが永田を分断し、カーンは自分のシューズを矢野に舐めさせようとする。ところが、矢野がレフェリーの死角を作り、オーカーンの急所を殴打。そして、間髪入れずに丸め込み、一気に3カウントを奪った。
試合後、矢野はしてやったりの表情を浮かべ、KOPWトロフィーを持って足早に退場。その後、オーカーンが矢野のパイプイスを持ち、怒りの形相であとを追った…。