第2試合は11.6大阪の前哨戦として、NEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組に藤田晃生が加わり、“HOUSEOF TORTURE”EVIL＆高橋裕二郎&SHO&ディック東郷と対峙。

　後藤&石井&YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを携え入場。

　10.21武道館でHOUSE OF TORTUREにやりたい放題やられたCHAOSは、ゴングを待たずに奇襲攻撃。リング上では後藤&YOSHI-HASHIが裕二郎にざんまい。さらに東郷には後藤ごとハントを炸裂。
　続いて後藤&YOSHI-HASHIはSHOに打撃を浴びせ、ダブル攻撃を狙う。SHOは場外に回避するも、石井が捕らえてリングに投げ入れる。そして後藤の串刺しラリアットから、石井&YOSHI-HASHIはSHOにダブルのキック。藤田も裕二郎、SHOにドロップキックをヒット。
　藤田は裕二郎に突進するが、裕二郎はフロントキック。しかし、藤田は立ち上がってエルボーを連発。裕二郎は一発のエルボーでなぎ倒すと、場外に連れ出し、鉄柵にハンマースルー。SHOは場外でYOSHI-HASHIの首元を踏みつけていく。
　裕二郎は藤田をリングに戻すとストンピング。さらにボディスラムからカバーするが、藤田はカウント2ではね返す。
　スイッチした東郷は藤田にストンピングを連発。藤田もエルボーを返すが、東郷は顔面かきむしり。さらに東郷はボディスラムからフィストドロップをお見舞い。
　次はEVILが藤田を強烈な逆水平チョップ一発でなぎ倒す。さらに何度も逆水平チョップを叩き込んでから、ボディスラムをお見舞い。そしてカバーを繰り返し、藤田のスタミナを削っていく。
　今度はSHOが藤田に鋭いエルボーを連発。さらにハンマーパンチを叩き込むと、石井を挑発しながら藤田を踏み潰す。
　怒った石井がリングに入ると、SHOと共にエルボー合戦。だが、東郷がすばやく石井を場外に排除。そしてEVILが石井をハンマースルーで鉄柵に叩きつける。
　リングでは藤田がSHOに反撃のドロップキック。だが、SHOは藤田をボディスラム。そしてスネークバイトを決めるが、これはCHAOS勢がカット。
　後藤&YOSHI-HASHIはEVIL&東郷を鉢合わせにすると、さらにEVILに隠し狭間。ここから両軍入り乱れる展開に。SHOは石井をカウンターのラリアットでなぎ倒す。
　そしてSHOは藤田にアバランシュホールド。ここで東郷がスポイラーズチョーカーを手にリングに上がり、レフェリーの気をそらす。
　そのスキにSHOがパイプイスで藤田の脳天に一撃。そしてスネークバイトを決めると、レフェリーが動かない藤田を見て試合をストップ。HOUSE OF TORTUREがダーティーファイトで勝利を強奪した。

　試合後、場外では東郷が石井の首をスポイラーズチョーカーで締め上げる。そしてEVILが後藤を捕らえ、SHOがイス攻撃。裕二郎はYOSHI-HASHIにケイン攻撃を見舞う。
　HOUSE OF TORTUREはNEVER6人タッグのベルトを手に勝ち名乗りを受けると、不敵な笑みを浮かべた。

　
裕二郎「（※インタビュースペースに向かいながら）グッジョブ、SHO！」
　
SHO「（※EVIL、裕二郎、東郷を背後に従えて）CHAOSなんかなぁ、クズの集まりだ。一人ひとり、クズしかいねぇじゃねぇか」
　

　
SHO「俺たち、CHAOSごと潰してやるよ！」
　
　

　
石井「オイ、EVIL、このベルト、何回いらねぇいらねぇつって、何回挑戦してんだ。言っといてやるよ。今回も取れねぇよ。あぁ!?　過去もなぁ、パートナーじゃなくて、原因はテメェにあんだよ。パートナーを変える前に、まず己を知れ！
それから、田中！　ずいぶんくだらねぇレスラーになったな。それでいいのか？　人を使う、ものを使う、テメェじゃ何一つできねぇな。これからのテメェのプロレス人生、無駄な時間を過ごすんだな」
　

　
石井「それからもう一人、ジェイ！　やっと俺の呼びかけに応えたな。長ぇんだよ！　あぁ!?　何ヵ月待たせんだよ！　そんなに俺とやるのがイヤなのか？　交換条件があったな。俺が負けたら、二度とNEVERのベルトに挑戦すんな？　おぉ、いいよ。やってやるよ。そんなんで俺がひるむとでも思ったか？　これで決定だな！　11月、アイツの首とNEVERのベルトを獲りに、アメリカに乗り込むぞ」
　

　
YOSHI-HASHI「オイ、EVIL！　このベルトを、気安く投げ飛ばしてんじゃねぇよ、コノヤロー！　オメェごときが、この6人（タッグ王座のベルト）、獲れるわけねぇんだ。何回やっても一緒だコノヤロー。ベルト放り投げるようなヤツに、このベルト獲れるかコノヤロー！」
　
※後藤、藤田はノーコメント。