第3試合は11.6大阪の前哨戦として、「KOPW 2021」保持者の矢野通と挑戦者のグレート-O-カーンが、それぞれ本間朋晃、アーロン・ヘナーレをパートナーに前哨戦。
KOPW争奪戦といえば、試合形式を各選手が提案したルールのどちらにするか、ファン投票で決定するのが恒例。今回は11月1日(月)昼12時までの期間、新日本プロレスの公式アカウント(日本語版=@njpw1972、英語版 =@njpwglobal)でファン投票を実施中。矢野はアマチュアレスリングルールで試合を行なう「アマチュアレスリングマッチ」 、オーカーンは通常のプロレスルールで試合を行ない、試合後にリング上で敗者が勝者の靴を舐める「KISS MY FEET MATCH」を提案している。
昨日の前哨戦で勝利を収めているオーカーンは、試合後に「アマチュアレスリングマッチ? 笑止千万。片腹痛し。本当にそのルールで勝てると思ってるのか? まだ通常のプロレスのほうが、いつもみたいにゴキブリみてえに汚く這いずり回って、勝機はあるんじゃないか?」と挑発的なコメントを残した。
矢野はKOPWのトロフィーを携えて入場。すると、UNITED EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃。
オーカーンは矢野を場外戦に引きずり込んで顔面かきむしり。そして鉄柵に投げつけようとするが、これは逆に矢野がハンマースルー。本間もヘナーレを鉄柵に叩きつける。
リングに戻ると、矢野は「靴を舐めろ!」とオーカーンをつかむ。切り抜けたオーカーンは、矢野と脇の差し合い。ここでヘナーレが矢野に襲いかかって加勢。
すると本間がヘナーレをオーバー・ザ・トップロープで場外に投棄。そして矢野がオーカーンにマンハッタン・ドロップを見舞うと、本間がショルダータックルでなぎ倒す。
矢野は「見とけよ、オマエら!」とロープに走るが、オーカーンはカウンターの王統流二段蹴り。そしてチョーク攻撃をお見舞い。
オーカーンは矢野を袈裟固めで捕らえ、口を手で塞ぐ拷問攻撃。これは矢野が足でロープエスケープ。
スイッチしたヘナーレは矢野にヘッドバット。さらにローキックの連発からカバーするが、矢野はカウント2でキックアウト。
ヘナーレはストンピングの連発で矢野を痛めつけてからオーカーンにスイッチ。オーカーンが右足をトップロープにかけると、ヘナーレが矢野の顔面を押し付けようとする。だが、本間がカット。
本間はオーカーンを転倒させて小こけしを繰り出すが、これはかわされてしまう。オーカーンは矢野の耳をつかんで引きずり起こすと玉座を完成。
矢野はスキをついてコーナーパッドを外しにかかるが、オーカーンが阻止。そしてハンマースルーを仕掛けるが、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。さらに突進してきたオーカーンに飛行機投げを繰り出すが、オーカーンも飛行機投げで対抗。
次は本間とヘナーレがショルダータックル合戦。競り勝った本間は小こけしを繰り出すが、ヘナーレはかわす。今度は打撃の応酬に。ヘナーレはボディブローでダウンさせると、引きずり起こしてサモアンドロップをお見舞い。だが、カバーは本間がカウント2でキックアウト。
ヘナーレは本間を引きずり起こし、ブレーンバスターの体勢に。だが、本間は着地。するとヘナーレはロープに走るが、矢野が場外から足を引っ張って妨害。そして、本間が小こけしをヘナーレにヒット。
ここから矢野がヘナーレに串刺しエルボー、そして本間がこけしロケットを炸裂。だが、カバーはオーカーンがカット。すると矢野がオーカーンを場外に連れ出す。
本間はヘナーレにブレーンバスターをお見舞い。続いてこけし落としを狙うも、オーカーンがモンゴリアンチョップでカット。すかさず矢野が辮髪をつかむも、オーカーンは切り抜けて地獄突き。
UNITED EMPIREは本間にトレイン攻撃。そして王統流二段蹴り&キックのサンドイッチ攻撃。ヘナーレのカバーを本間は必死にカウント2でキックアウト。ならばとヘナーレはStreets of Rageを狙う。本間は切り抜けるも、ヘナーレはヘッドバットを叩き込み、最後はStreets of Rageを決めて3カウントを奪取した。