メイン(第7試合)の公式戦は、永田裕志&タイガーマスク組(0勝4敗)が鈴木みのる&TAKAみちのく組(0勝4敗)と激突。これまで数々の死闘を展開し、長きにわたる遺恨関係の永田と鈴木、そして90年代のみちのくプロレス時代にライバル関係にあったタイガーとTAKAが、熱い火花を散らす。どちらも開幕4連敗中と厳しい星取りだが、“東金の英雄”永田としては勝利で故郷に錦を飾りたいところだ。
タイガーはIWGPジュニアタッグのベルトを腰に入場。故郷凱旋の永田は気合いの入った表情で花道を進む。
先発は永田と鈴木。まずはリストの取り合いから、鈴木がロープに押し込む。そしてクリーンブレイクと見せかけ、永田の顔面に張り手。永田が怒りを見せると、すかさず鈴木はTAKAにスイッチ。永田はTAKAにヒザ蹴りを見舞い、エプロンの鈴木にフロントキック。
次はTAKAとタイガーのマッチアップ。タイガーは打撃の猛攻でダウンを奪う。
永田&タイガーはすばやいスイッチワーク。続いて永田がTAKAにアームブリーカーを決める。そしてロープに走るも、鈴木がエプロンから妨害。永田にぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めを決める。
場外戦に雪崩込むと、鈴木は永田を鉄柵に叩きつける。さらにコードでチョーク攻撃を見舞う。続いて鈴木はリング下からパイプイスを取り出し、永田の喉元に押し当てる拷問攻撃。
怒った永田は鈴木を鉄柵に叩きつけようとするが、鈴木が逆にハンマースロー。そして永田をリングに戻すと、TAKAがヒザを永田の首元にヒザを押し付ける。
続いて鈴木が永田にフライングメイヤーからヒモ状のものでチョーク攻撃。そしてカバーするが、永田はカウント2ではね返す。
次はTAKAが永田にフライングメイヤーから顔面に拳を押し当てていく。さらに顔面を踏みつけていく。
スイッチした鈴木は永田にフライングメイヤー。そしてエプロンのタイガーにフロントキックを浴びせ、返す刀で永田にサッカーボールキックを見舞う。
永田は怒りの表情で立ち上がってエルボーを繰り出すが、鈴木はヒザ蹴りで動きを止め、TAKAにスイッチ。
TAKAは永田に串刺しエルボー。さらに顔面にヒザを叩き込んでカバー。永田は返すと、キチンシンクで反撃。
スイッチしたタイガーはTAKAにダイビングクロスボディ。さらにカンガルーキック、ハイキックを叩き込み、タイガードライバーを狙う。TAKAはこらえるも、タイガーは十字架固めからチキンウィングフェイスロック 。だが、鈴木がカットに入る。
TAKAはスキをついてタイガーにジャンピングキック。スイッチした鈴木はロープに走るが、タイガーはソバット。そして永田に交代。
永田は鈴木に左ミドルを連発。さらに串刺しフロントキックからエクスプロイダーを狙うが、鈴木はエルボーで回避。すると永田はエルボーを叩き込んでからダブルアームスープレックス。そしてカバーするも、鈴木は意地でカウント1ではね返す。
鈴木は串刺しフロントキックで反撃。続いてフライングメイヤーからサッカーボールキック。だが、カバーは永田はカウント2ではね返す。
鈴木は挑発の手拍子から永田の顔面を蹴りつける。怒った永田はエルボー。鈴木もエルボーを返し、激しい打撃戦に突入。
そして鈴木は永田の打撃をかわしてスリーパー。ここから鈴木軍タッグはトレイン攻撃。そして鈴木のフロントキックとTAKAのスーパーKを永田に同時にヒット
ここで鈴木が永田にスリーパー、TAKAがタイガーをジャスト・フェイスロックで捕獲。そこから鈴木はカバーに入るが、永田はカウント2ではね返す。
ならばと鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うも、永田はこらえる。すると鈴木軍タッグはもう一度トレイン攻撃を狙うも、永田はエルボーで切り抜ける。すかさずタイガーがTAKAにタイガードライバー。そして永田がTAKAをナガタロックⅡで捕らえるが、鈴木がカットに入る。
永田は鈴木を場外に追いやると、TAKAに串刺しニーをお見舞い。そしてサンダーデスドライバーからカバーに入るも、鈴木がカット。
鈴木はチョーク攻撃からエルボーを繰り出すが、永田は切り抜けてエクスプロイダーを炸裂。そして永田&タイガーがサンドイッチの延髄斬りをお見舞い。
ここでタイガーが鈴木を食い止めると、最後は永田がTAKAをバックドロップホールドで葬り激勝。永田&タイガー組は待望の1勝目をスコア。