第4試合の公式戦は永田裕志&タイガーマスク(1勝5敗)vsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ(4勝2敗)。先の11.6大阪の「KOPW 2021争奪戦」で矢野 に敗れたオーカーンは、その試合の審判を務めた永田に敵意をムキ出し。ここで仕返しを狙う可能性大だ。ここまでの公式戦でオーカーン&ヘナーレはタイチ&ザック、内藤&SANADAを撃破し、一躍台風の目となっているが、永田&タイガーはどう攻略するのか?
先発はオーカーンと永田。両者はレスリングのような攻防を展開。永田は投げをうって押さえ込む。続いてオーカーンの腕を捕え、タイガーと共にキックを連発。さらに永田&タイガーはダブルのキックでオーカーンからダウンを奪う。
タイガーはオーカーンに追撃のキック。そしてロープに走るも、ヘナーレがエプロンから妨害。すかさずオーカーンはタイガーの背中にモンゴリアンチョップ。ここからオーカーン&ヘナーレは場外戦に持ち込む。
ヘナーレはタイガーを蹂躙。オーカーンは永田にモンゴリアンチョップを浴びせる。ヘナーレがタイガーをリングに戻すと、オーカーンがカバー。これはカウント2。
続いてヘナーレがタイガーのボディにパンチを連発し、ローキックでダウンを奪う。さらに馬乗りで打撃を浴びせ、ヒザ十字固めへ。タイガーはロープエスケープ。
スイッチしたオーカーンはタイガーをモンゴリアンチョップ二連発でなぎ倒してカバー。だが、タイガーはカウント2でキックアウト。するとオーカーンは高笑いで余裕を見せる。
しかし、タイガーは打撃で応戦し、タイガードライバーを狙う。オーカーンが切り抜けると、タイガーはソバットをヒット。
スイッチした永田はオーカーンにフロントキック。さらにミドルキックの3連発でひるませ、串刺しフロントキック。続くエクスプロイダーをオーカーンがしのぐと、永田はダブルアームスープレックスを炸裂。
そして永田はブレーンバスターの体勢に入るが、オーカーンは切り抜けてアイアンクローを狙う。永田はその腕をつかんで切り抜け、エルボーを食らわす。
オーカーンもエルボーを返し、激しい打撃合戦に突入。オーカーンはモンゴリアンチョップでひるませるが、3発目を切り抜けた永田はキックを連発。そしてロープに走るも、オーカーンはスリーパー&アイアンクロー。ここからオーカーン&ヘナーレはキックの連携攻撃。そしてオーカーンが永田にジャンピングボディプレス。
スイッチしたヘナーレは永田にパンチとヒザ蹴りを乱打。そしてフロントネックロックで捕え、Streets of Rageの体勢に。しかし、永田はマジックスクリューで切り返す。
交代したタイガーはヘナーレにキックを連発。さらに巧みな動きでヒザ十字固めで捕獲。しかし、オーカーンがカットに入る。
ここでオーカーン&ヘナーレはタイガーに対しIMPERIAL DROPを狙うが、永田がカット。そしてタイガーがヘナーレをリバースダブルアームバー、永田がオーカーンをナガタロックⅡで捕獲。しかし、ヘナーレはロープに逃れる。
永田&タイガーはヘナーレにトレイン攻撃。そして永田のエクスプロイダーからサンドイッチ式延髄斬りを炸裂。続いてタイガーがヘナーレにタイガードライバーを決めるが、これはオーカーンがカット。
ならばと永田&タイガーはオーカーンにトレイン攻撃狙うも、オーカーンは切り抜けると永田&に王統流二段蹴り。そしてタイガーに串刺しラリアットを食らわせ、大空スバル式羊殺しで捕獲。だが、タイガーは切り抜け、ここから両軍入り乱れる混戦模様に。最後はオーカーン&ヘナーレが孤立したタイガーにIMPERIAL DROPを食らわせ、5勝目をスコア。トップ争いに生き残った。
試合後、オーカーンは「これがUNITED EMPIREの力だ!」と高らかに咆哮。