試合後、場外で鈴木はイスを手に怒りをあらわにする。そしてエプロンに上がるが、セコンドが制止に入り、永田は鈴木に向けてマッスルポーズで勝ち誇る。
永田はタイガーと共に勝ち名乗りを受けると、コーナーに上って「ゼアッ!」ポーズを披露。そしてタイガーとガッチリ握手。ここで永田はマイクを手にして以下のアピール。
■永田のマイクアピール
「あらためまして、本日はご来場、誠にありがとうございました!(場内拍手)。タイガーマスク選手のサポートのおかげで、やっとタッグリーグで勝利を収めることができました! ありがとうございました!(場内拍手)。本当にコロナ禍で、最近落ち着いてるとはいえ、まだまだ予断を許さない中で、これだけのたくさんのお客さまにご来場いただき、本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!(場内拍手)。いつもはですね、ここで締めて、選手みんなでリングの周りを一周して戻るのが恒例だったんですが、感染対策のため、本日はできません。というわけで、ここで新日本プロレス本隊のみなさんにリングに上がってもらいましょう(場内拍手)。本隊の選手たち、リングに上がってください!
(選手たちが登場すると)というわけで、じつは今年、天山・小島両選手、30周年です(場内拍手)。ここで紹介させていただくと共に、ここで簡単なお祝いをさせていただきたいと思います!(場内拍手)」
天山&小島がイキなサプライズに驚く中、記念品がリングに到着し、永田が説明する。
「両名の記念写真です。天山選手が『G1 CLIMAX』、2004年に優勝したときのパレードの写真です。小島選手が(2010年の)『G1』を獲って、IWGP(ヘビー)を奪取したときの記念撮影です」
そして棚橋が天山、本間が小島に記念写真を贈呈し、ガッチリと握手。続いて永田が「弊社、株式会社ナガタロックより、お祝いです」と目録を手渡すと、テンコジは驚きつつ満面の笑み。
そして永田は「最後はこのかたより花束贈呈です、蝶野さん、よろしくお願いします!」と呼びかけると、実況席でゲスト解説を務めていた蝶野正洋がリング上へ。
蝶野はテンコジと握手をかわしてから、豪華な花束を手渡す。そして「一言、マイクでお願いします」と永田からマイクを受け取ると、以下の挨拶。
■蝶野の挨拶
「テンコジ! いつまでやるんだよ?(場内笑)。今回が30周年、ということなんでね。まあ、もうそろそろ先のこと考えて、あと10年くらいで辞めてください(テンコジは苦笑)。あの、二人共一生懸命ね、永田選手も含め、新日本プロレスを引っ張ってきました! 身体ボロボロになるまでまだやってますけど、まだまだがんばって、令和の新日本プロレスを一緒に走ってもらいたいので、がんばってください! お疲れさまです(場内拍手)」
再び永田はマイクを握ると以下のアピール
■永田のマイクアピール
「こんな感じで、天山・小島選手の30周年をお祝いさせていただきました。今年、この二人が30周年ということは、来年2022年は永田裕志、デビュー30周年となります(場内拍手)。その30周年記念大会を、またこの東金アリーナでやりたいと思います。そのときはみなさま、ぜひご来場ください、よろしくお願いします!(場内拍手)。ありがとうございます。
ということで、今日は多数のご来場、誠にありがとうございました!(場内拍手)。来年も大盛況の大会ができることを祈念して、みなさん、ご唱和ください! よし、いくぞー! 1、2、3、ゼアッ!!」
多幸感に包まれる中、永田は大会を締めくくると、本隊の面々と握手をかわし、四方に礼をした。