WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム

日時
2022年1月4日(火)   15:00開場 17:00開始
会場
東京・東京ドーム
放送
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観衆
12,047人

第8試合 60分1本勝負
IWGP 世界ヘビー級選手権試合

  • <第3代チャンピオン>

  • <チャレンジャー/G1 CLIMAX 31優勝者>

VS

  • ※4度目の防衛戦

境界線

※鷹木が4度目の防衛に失敗。オカダが新チャンピオンとなる
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 第3代IWGP世界ヘビー級王者の鷹木が、『G1 CLIMAX 31』優勝者のオカダを相手に4度目の防衛戦を敢行。この試合の勝者は、翌日の1.5東京ドームでオスプレイの挑戦を受ける。

 オカダはオーソドックススタイルのニューガウンに身を包んで登場し、レインメーカードルの雨を浴びて入場。一方の鷹木は、ニューバージョンの入場テーマ曲が鳴り響く中、花火のシャワーを背にして花道を進む。
 
 序盤、ロープ際でオカダがクリーンブレイクし、ヘッドロックからショルダータックルを連発。これを鷹木受け止めてカウンタータックルを狙うが、オカダがカニばさみで倒し、背中にエルボードロップを落とす。
 さらにオカダは、スイングネックブリーカー、チンロック、低空ランニングフロントキックなどで追い討ち。しかし、鷹木がトップロープ越えのセントーンアトミコをかわし、バックエルボー→顔面パンチ→ショートレンジラリアットの連続攻撃で逆転。そして、ロープ際のラリアットでオカダを場外へ落とす。
 さらに鷹木は、オカダの上半身をエプロンへ叩きつける。するとオカダは場外マット上でDDTを敢行するが、鷹木が立ち上がってブレーンバスターで投げ捨てる。
 これで鷹木のペースとなり、トップロープ越えのストンピング、踏みつけ攻撃、追走式キチンシンク、バックドロップ、ボディシザース、セントーンなどで攻め立てる。
 苦しくなったオカダは、鷹木のラリアットをかわし、カウンターランニングバックエルボーで逆転。そして、バックエルボーからフラップジャックへ繋ぐと、串刺しジャンピングバックエルボー、DDTと得意のパターンへ持ち込む。
 さらにオカダは、鷹木をニュートラルコーナー最上段に座らせ、ドロップキックで場外へ転落させる。そして、鉄柵攻撃とフロントハイキックで追い討ちして鉄柵の外へ追いやり、鉄柵越えのフライングボディアタックを食らわせる。
 リングへ戻ったオカダは、ミサイルキックからマネークリップを極めるが、鷹木がロープへ逃げる。するとオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、鷹木が脱出し、バックエルボー→顔面パンチ→DDTの連続攻撃で巻き返す。
 次に鷹木は熨斗紙を仕掛け、抵抗したオカダを投げ飛ばす。そして、改めて熨斗紙で叩きつけると、変型ジャーマンスープレックスホイップで追い討ちをかける。
 その後、オカダがマネークリップで鷹木を捕らえ、旋回式ツームストンパイルドライバーからさらに絞り上げる。そして、コーナー最上段からダイビングエルボードロップを投下。
 次にオカダはレインメーカーを狙うが、鷹木がカウンターショートレンジラリアットで報復。そして、鷹木式レインメーカーポーズで挑発すると、オカダが怒ってエルボーを乱発。それでも鷹木が追走式ラリアットを見舞うと、オカダはフロントハイキックで対抗。
 そこから鷹木がショートレンジラリアットを浴びせると、オカダはショットガンドロップキックでお返し。だが、鷹木がすぐに立ち上がり、ランニングラリアットを食らわせる。
 続いて場外戦となり、オカダが特設花道上でツームストンパイルドライバーの体勢に入る。しかし、鷹木が脱出し、デスバレーボムを敢行。
 大ダメージを負ったオカダがカウント19で辛うじてリングへ戻ると、鷹木はコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターをお見舞い。するとオカダは、カウンタードロップキックで逆襲。それでも鷹木はレインメーカーから逃れて反対にレインメーカーを仕掛けるが、オカダが回避し、逆さ押さえ込みからショートレンジラリアットをお見舞い。
 さらにオカダは鷹木の手首を掴み、ショートレンジラリアットで吹き飛ばす。そして、(正調)レインメーカーを狙うが、鷹木が切り返して変型MADE IN JAPANで叩きつける。
 次に鷹木は(正調)MADE IN JAPAN、パンピングボンバーでオカダに追い討ち。そして、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に入るが、オカダが切り返してレインメーカーを炸裂させる。
 ダブルダウンの中で30分が経過し、両者はエルボー合戦を展開。そこから鷹木が張り手で挑発すると、オカダはエルボースマッシュ3連打を浴びせていく。
 しかし、鷹木が左右のエルボー連打でオカダをダウンさせ、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを仕掛ける。これをオカダが回避してマネークリップにいくが、鷹木が振り解き、後頭部めがけてスライディングエルボーを食らわせる。
 ここで鷹木はSTAY DREAMを狙うが、オカダが体勢を入れ替え、雪崩式DDTで逆転。さらに、ジャーマンスープレックスからレインメーカーにいくが、鷹木が身をかわす。
 さらに鷹木は、ローリングラリアットもかわしてヘッドバットを見舞い、ショートレンジラリアットでオカダをなぎ倒す。そして、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に入るが、オカダが脱出してパイルドライバーを仕掛ける。
 そこから逃れた鷹木はドラゴンスープレックスホイップからロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックをお見舞い。それでも鷹木はすぐに立ち上がるが、オカダが開脚式ツームストンパイルドライバーで突き刺す。そして、最後はレインメーカーを炸裂させて鷹木を沈め、第4代IWGP世界ヘビー級王者となった。

COMMENT


 
オカダ「(CHAOSのメンバーに拍手で出迎えられて)ありがとうございます(笑)」
ロッキー「(乾杯の準備が整うと)オカダ、ボクの親友よ! 新IWGP世界ヘビー級チャンピオン、おめでとう! カンパーイ!」
オカダ「ありがとうございます! (後藤とYOSHI-HASHIに向かって)タッグもおめでとうございます」
 

 
──改めてIWGP世界ヘビー級チャンピオン、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」
──ベルトを手に入れた今の気持ちを教えてもらっていいですか?
オカダ「やっぱりこの新日本プロレスで最高峰のベルトなので、改めて気が引き締まった部分もありましたし、これを持って新日本プロレスを盛り上げていかなきゃいけないなという自覚も出てきましたね」
──IWGPヘビー級のベルトにオカダさんなりのやり方でリスペクトを込めてお別れをしました。あの思いを改めて聞かせてもらっていいですか?
オカダ「初めて巻いたベルトですし、10年前ですね。でも、IWGPヘビーの歴史はこの新日本プロレスの中で凄く大事なものだったと思いますし、インターコンチと一つになりましたと。世界ヘビー級になりました。じゃあ、それで終わりでいいのかっていう。やっぱりいろんな戦いの歴史の詰まったベルトでもありますし、新しいのが出来ましたんでさよならっていうのはちょっと寂しいんじゃないかなと。そういう意味でボクもやもやした部分もありましたし、『G1』で優勝して優勝した証っていうのも、まあ権利証を作ったのはボクですけども、やっぱり持って歩くんであれば、IWGPにしっかりお別れを言う場をボクは設けたいと思っていたので、こうやってチャンピオンになりましたし、ああいう形でお別れをさせてもらいましたね」
 

 
──そしてこれからIWGP世界ヘビー級チャンピオンとしてのオカダ・カズチカ選手の戦いが始まりますが、改めて明日のオスプレイ戦の意気込みを聞かせてください。
オカダ「まあ本当に極端な話、どっちが本物のチャンピオンか決めようって。別に何と言ってもらってもいいですよ。ボクが暫定だろうと何だろうと、オスプレイを倒してないと言われようとも、何でもいいですよ。本当に明日勝ったほうが本物のチャンピオンなんで、今日はIWGP世界ヘビー級チャンピオンと『G1』覇者の戦いでしたけど、明日は改めてこの戦いをどっちが本当のチャンピオンか、どっちが強いかを見せられたらいいかなと思います」
──オカダ選手はタイトルマッチ2連戦になります。ここに関してはどう考えていますか?
オカダ「何連戦だろうと戦うのがプロレスラーだと思ってますし、それがチャンピオンの使命ですから。別に何もキツいとか大変とか全くないですね。『G1』でも公式戦をやった翌日には決勝戦とかやってますし、何も問題なくチャンピオンとしてチャンピオンの戦いをしっかり見せたいと思います」
──そして今日戦った鷹木選手には改めてどんな思いがありますか?
オカダ「本当にこの2021年ですね、新日本プロレスが大変な中を支えてくれたチャンピオンだなと。もっと小さな背中かと思ったら、凄く大きな背中をしていたなと戦って思いましたし、本物のチャンピオンだなと改めて思いましたね。それだけの鷹木さんも2021年のMVPとしてやってきたっていう自負もあると思いますし、ボクも『G1 CLIMAX』でやってきた自負っていうのがある中で、その意地が出たんじゃないかなと思います」
 

 
──新日本プロレスは今年50周年という節目の年を迎えましたけども、この節目の年にチャンピオンとしてスタート出来るっていうのは、絶好のスタートを切れたと思うんですが、そのあたりはどうですか?
オカダ「それは明日勝ってからですかね。2020年、ボクが1月4日に飯伏さんに勝って、1月5日に内藤さんに負けてますんで。一気に天国から地獄だったので、明日を勝ってやっと落ち着くかなと思いますし、それはまた明日考えたいと思います」
──体のダメージがあると思いますが、どんな戦いを見せたいのか、意気込みをお願いします。
オカダ「今日も鷹木さんとこういう戦いもありましたし、また明日オスプレイとも全く違う戦いになると思うので。でも、やっぱり新日本プロレス、50年前の新日本プロレスを見ていた人からしたら全く変わっているかもしれないですけど、ずっと受け継いできたものが50年あるので、それは全レスラーそうだと思いますし、やっぱり今の新日本プロレスの戦いをお見せして、また50年後、50周年の時の新日本プロレスの戦いを見て、凄い戦いをしているのかなとか、もしかしたらつまんない試合をしているのかなと思われているかもしれないですし、とりあえずボクは明日も、今日も大変戦いでしたけども、チャンピオンはそれが使命だと思いますんで、しっかりと勝って50周年はいいスタートだったと言えるようにやっていきたいと思います。(記念撮影後、コメントブースから去り際に)あと一個だけ、飯伏さんへの思いってのは別に変わらず、このベルトに変わったもんだと思っていてください」
 

 
 

 
鷹木「いや、言葉が出ないね。言葉が出ない。ああ悔しいな、チキショー」
 

 
鷹木「勝者が正義とあれだけ煽って負けたんだから、オレは何も言えねえよ。オスプレイにも申し訳ないことしたな。まあ別にオスプレイはオレのことを待ってなかったかもしんねえが、オレはオスプレイの前にもう一度立つことがケジメだと思ってたから。だからと言って去年やって来たことが、決してオレは無駄だと思ってない」
 

 
鷹木「ちょっと今は何も考えられないけど、また一から、いやゼロからやり直すよ。今度こそゼロからやり直すよ。まだ今年は始まったばかりだから陽はまた昇るはずだ。以上です」

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