第4試合ではIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがDOUKIをパートナーに、ノアジュニアの新興勢力“PERROS DEL MAL DE JAPON”のYO-HEY&NOSAWA論外と対戦。“PERROS DEL MAL DE JAPON”は、CMLLに存在していたユニットの許可を受けて命名されたユニット。メキシコと縁の深いデスペラード&DOUKIが、クセ者ファイターのNOSAWAとハイフライムーヴを得意とするYO-HEYと、目まぐるしい攻防を繰り広げそうだ。
デスペラードはIWGPジュニアヘビーのベルトを携えて入場。
PERROS DEL MAL DE JAPONはゴングを待たずに奇襲攻撃。そしてNOSAWAはデスペラードからIWGPジュニアヘビーのベルトを奪い、場外に投げる暴挙。しかし、鈴木軍タッグも相手の鉢合わせ攻撃を切り抜けて反撃開始。
続いてデスペラードとNOSAWAは打撃戦を開始。デスペラードは強烈なエルボーでダウンを奪う。だが、NOSAWAはスキをついてデスペラードにローブロー。
次はDOUKIとYO-HEYのマッチアップ。すばやいロープワークからYO-HEYはティヘラ。しかし、DOUKIは着地し、軽快なアームホイップ。さらに零戦キックを食らわすと、ラ・ランツァを狙う。だが、NOSAWAがエプロンから妨害。
PERROS DEL MAL DE JAPONは二人がかりでDOUKIの急所を鉄柱に打ち付ける。そしてDOUKIをリングに戻すと、NOSAWAは踏みつけながらデスペラードを挑発。
スイッチしたYO-HEYに対し、DOUKIはエルボーを連発。だが、YO-HEYはソバットからジャンピングキック。続いてバックの取り合いから、DOUKIは延髄斬り。しかし、YO-HEYはかわしてロープへ。するとDOUKIはトペをヒット。
次はデスペラードがYO-HEYにショルダータックル。そしてスパインバスターを食らわせ、マフラーホールドへ。だが、YO-HEYはロープエスケープ。
するとデスペラードはストンピングを連発。YO-HEYもエルボーを返し、打撃の応酬に。競り勝ったデスペラードはブレーンバスターを狙うも、YO-HEYは切り抜けると打点の高いドロップキックをヒット。
ここからPERROS DEL MAL DE JAPONはデスペラードを踏みつけ、NOSAWAが「こんなもんか、新日本!」と挑発。さらにダブルのフラップジャックを決め、NOSAWAがカバーするが、これはデスペラードがカウント2でキックアウト。
続くトレイン攻撃はデスペラードが切り抜ける。だが、YO-HEYはドロップキックでデスペラードを場外に落とし、ノータッチ式トペ・コンヒーロをヒット。すると、DOUKIがラ・ケブラーダをYO-HEYに炸裂。NOSAWAはかわして回避。
NOSAWAはデスペラードをリングに戻してマスクを剥がそうとする。これはDOUKIが延髄斬りで阻止。さらにDOUKIは突進するが、NOSAWAが場外にうまく落とす。
デスペラードはNOSAWAにピンチェ・ロコを狙うも、NOSAWAは切り抜けて首固め。さらにナックルをお見舞い。デスペラードもロコ・モノを放つも、これはNOSAWAが交わす。そして目まぐるしい技の読み合いから、デスペラードが意地のピンチェ・ロコを炸裂。この一撃で3カウントを奪取し、鈴木軍タッグが勝利をつかんだ。
試合後、デスペラードとYO-HEYは激しい口論を展開。PERROS DEL MAL DE JAPONがリングを下りると、鈴木軍タッグは勝ち名乗りを上げた。