フィンレーとジョナが激突する遺恨決着戦。ジョナは昨年11月13日のサンノゼ大会に来襲し、試合直後のジュース・ロビンソンにセントーンを投下。そして、ジュースを助けに来たフィンレーにもセントーンを食らわせた。これに激怒したフィンレーは、、2日後のリバーサイド大会でジョナへ報復。一騎打ちによる対決をジョナへ突きつけた。
ゴング前からジョナが突進するも、フィンレーが身をひるがえして赤コーナーへ激突させる。それでもジョナはネックハンギングの形でフィンレーの首を掴み、そのまま放り投げてコーナーへ叩きつける。
しかし、フィンレーがカウンターフロントハイキックで挽回し、串刺しエルボースマッシュ3連発をお見舞い。そして、素早いロープワークを披露するが、ジョナがカウンターボディアタックで吹き飛ばす。
これでフィンレーが失速すると、ジョナはヘッドバット、踏みつけ攻撃、エルボースタンプ、パンチ攻撃などで追い討ちしていく。それでもフィンレーはジョナを場外へ追いやり、プランチャを発射。ところが、ジョナが受け止め、フィンレーの背中を鉄柱へ激突させる。
ここからジョナのペースとなり、フィンレーの脇腹をアイアンクローで鷲掴みにする。それでもフィンレーはダイビングエルボースマッシュを繰り出すが、回避したジョナがセントーンを食らわせる。
その直後、ジョナはフィンレーの顔面を踏みつけ、右手を挙げてガッツポーズを決める。そして、エルボーで青コーナーまで後退させると、膝と尻を使ってフィンレーを押し潰す。
ジョナの攻勢は続き、強烈な逆水平チョップからベアハグで締め上げる。しかし、フィンレーが辛うじて脱出し、エルボー連打、ラリアット2連発で挽回。そして、ドロップキックでジョナを場外へ落とし、今度こそプランチャをヒットさせる。
それでもジョナがすぐにリングへ戻ると、フィンレーは青コーナー最上段からダイビングボディアタックをお見舞い。そして、エルボー連打からエルボースマッシュへ繋ぎ、スライディングラリアットで後頭部を撃ち抜く。
さらにフィンレーはACID DROPを狙うが、ジョナが抵抗。その後、フィンレーが追走式バックエルボーからロープへ走るが、ジョナがカウンターパワースラムで叩きつける。
それでもフィンレーはセントーンをかわし、クロスフェースロックで捕獲。ところが、ジョナが強引に立ち上がって技を解除する。ここでフィンレーは再びACID DROPを仕掛けるが、ジョナが抵抗してバックブリーカーへ切り返す。
これでフィンレーの動きが鈍ると、ジョナは強烈なショートレンジラリアットで吹き飛ばす。そして、パワーボムホイップで勢いよく叩きつけると、最後はTSUNAMIでフィンレーを圧殺した。
試合後、ジョナはフィンレーを跨いで見下し、余裕の表情でポーズを決めた。
【試合後コメント】
ジョナ「デビッド、何が起きたか教えてやろうか? “トップ・ドッグ”と同じリングに立ち、その前に屈したんだ。お前の父親がその昔やられたように、お前も捻りつぶしてやった、デビッド。そして、ここで宣言する。(※両腕を広げ)新日本プロレスはいま“トップ・ドッグ”の時代だ。お前は今日、俺の餌食となった」
※フィンレーはノーコメント
NEMESIS
- 日時
- 2022年1月16日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 30分1本勝負