第4試合は矢野通&天山広吉&小島聡&永田裕志vs鈴木みのる&タイチ&TAKAみちのく&DOUKI。2.20札幌でKOPW 2022争奪戦を行なう挑戦者・矢野、保持者・鈴木にとっては前哨戦となる。昨日の2.6幕張の前哨戦の試合後、鈴木は矢野の両手首に手錠をかけ、屈辱を味あわせた。遺恨が深まる両者、今宵はどんな攻防を繰り広げるか。
矢野は大きなケージを引きずりながら入場。鈴木はKOPWのトロフィーと共に、両手に手錠を携えて登場。タイチは尾崎リングアナに豆らしきものをわたす。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。鈴木は矢野にストンピングを乱打。そして頭部にナックルを食らわせ、串刺しフロントキックをお見舞い。さらに鈴木はフライングメイヤーからランニングキック。
カバーを矢野が返すと、鈴木は矢野の手に手錠をかけてしまう。そして、鈴木はもう一つの手錠を自らの手にかける。続いて矢野の手をつなげようとするが、切り抜けた矢野は鈴木にマンハッタン・ドロップ。
次は天山とDOUKIのマッチアップ。天山はショルダータックル、ストンピング、ヘッドバット、モンゴリアンチョップとたたみかける。さらに串刺しラリアットからブレーンバスターをお見舞い。カバーはDOUKIがカウント2でキックアウト。
続いて天山はロープへ。だが、TAKAが場外から足を引っ張って妨害。これを合図に鈴木軍は場外戦に持ち込む。鈴木は矢野を鉄柵に叩きつけ、手錠を矢野とつなげようとする。
リング上、TAKAが天山に顔面かきむしり。さらに顔面を両足で踏みつける。スイッチしたタイチは天山にのど輪。レフェリーがチョークだと抗議すると、タイチは「チョークはこうやってやるんだ!」と天山の喉を締め上げる。
次は鈴木が天山にフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。スイッチしたTAKAはフライングメイヤーから顔面にランニングニー。カバーを天山が返すと、TAKAはロープへ。だが、天山がフライングニールキック。
スイッチした永田はTAKAにキックを連発。さらに串刺しフロントキックからエクスプロイダーを狙う。だが、DOUKIがカット。
永田はDOUKIを排除すると、TAKAにはフロントキックを炸裂。そしてナガタロックⅡで捕獲するも、DOUKIがカットに入る。
TAKAはスキをついて永田にジャスト・フェイスロックを狙う。だが、永田はロープエスケープ。するとエプロンの鈴木が永田にアームバー。
スイッチしたタイチは永田の顔面にステップキック。さらにソバットを叩き込むも、永田も技の読み合いから低空ドロップキックをヒット。
スイッチした小島はタイチとTAKAにマシンガンチョップ。さらにタイチに串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げる。だが、タイチは「うるせー!」と小島にのど輪。だが、小島ものど輪で対抗。
そして小島はローリングエルボーを決める。しかし、タイチも師匠・川田利明ばりのスピンキックで反撃。タイチはバズソーキックを繰り出すが、切り抜けた小島はコジコジカッター。
続いてタイチに対し、永田の串刺しニーからテンコジがテンコジカッター。だが、カバーは鈴木がカット。ここから鈴木が孤軍奮闘するも、矢野が金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
混戦模様の中、小島はラリアットを狙うも、タイチは蹴りでひるませ、アックスボンバーへ。だが、小島は右腕を突き上げて迎撃。そしてラリアットを振り抜くも、タイチがかわすと、すかさずDOUKIが小島に延髄斬り。そしてTAKAのスーパーKから、最後はタイチがブラックメフィストを決め、小島から3カウントを奪取した。
試合後、矢野はTAKAをケージに投げ入れ、鍵を閉めてしまう。矢野は「見ろ、鈴木ー! 次はテメーの番だ!」と挑発。すると怒りの鈴木は矢野を追いかけ、ケージを「邪魔だ!」と蹴飛ばしてからバックステージへ。
タイチは尾崎リングアナから勝ち名乗りを受けると、リングを下りて尾崎リングアナにねぎらいの言葉をかけてから退場。TAKAはケージに閉じ込められたまま、セコンド・スタッフに運ばれた。