第三世代の小島&永田が、ヤングライオンの中島&藤田とチームを結成。UNITED EMPIREのオスプレイ&コブ&オーカーン&ヘナーレと対決。なお、中島とヘナーレは3月6日(日)郡山の『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦を控えている。
UNITED EMPIREの奇襲で試合の幕が開き、リング上で永田とオスプレイが対峙。エルボー合戦のあと、永田がフェイント式ドロップキックを食らわせる。
中島対オスプレイとなり、中島がエルボー連打からロープへ走る。ところが、ヘナーレが場外へ引き込み、鉄柵攻撃からミドルキック3連打をお見舞い。
そのまま場外乱闘となり、UNITED EMPIREが本隊チームを圧倒。中島が完全に孤立し、オスプレイが左右の張り手連打、オーカーンがキャメルクラッチ、コブがヘッドバット、ブレーンバスタースラム、ヘナーレが背中を狙ったローキック3連打などでいたぶり続ける。
しかし中島は、カウンターランニングエルボーでヘナーレに逆襲。ここから小島対コブとなり、小島がコブとオスプレイに逆水平チョップ連打をお見舞い。そして、永田は別のコーナーでヘナーレとオーカーンを重ね、同じく逆水平チョップ連打を食らわせる。
その直後、小島は串刺しジャンピングバックエルボーでコブに追い討ちし、「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶ。そして、コブをオスプレイに衝突させてDDTで突き刺す。
その直後、コブがアスレチックプレックスで小島に逆襲し、タッチを受けたオーカーンが大空スバル式羊殺し、バックブリーカーなどで追撃していく。
続いてオーカーンはTTDを仕掛け、小島が抵抗するとモンゴリアンチョップを繰り出す。しかし、小島がブロックして反対にモンゴリアンチョップを食らわせ、コジコジカッターで叩きつける。
ここで小島は右肘のサポーターへ手をかけるが、タッチを懇願した藤田と替わる。すると藤田は、ドロップキック3連発でオーカーンに追撃。
そこから本隊チームがオーカーンにトレイン攻撃を敢行し、藤田がボディスラムで投げ捨てる。そして、逆エビ固めで捕らえると、永田がオスプレイの妨害をナガタロックIIでカットする。
その後、藤田が中島と共に合体ブレーンバスターの体勢に入るが、オーカーンが反対に2人を投げ飛ばす。そして、即座にエリミネーターを藤田に炸裂させ、3カウントを奪取した。
これで試合終了になるも、場外ではヘナーレが中島へマウントエルボー連打をお見舞い。
その後、オーカーンがいつものように“演説”を行ない、「連合帝国の同盟者が集まった! これで『NEW JAPAN CUP』は帝国が支配する!!」と断言した。
CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日
- 日時
- 2022年3月1日(火) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・日本武道館
- 放送
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- 観衆
- 3,182人
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第4試合 30分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
オーカーン「(先にコメントスペースに現われ)フハハハハ! 余は上機嫌だ。まずはマスター・ワト、ベルト戴冠おめでとう。同じ年に新日本を侵略して見事じゃないか。まあ羨ましくはないけどもな。そんなもんよりも余はいいものを持ってるよ。オイ、UNITED EMPIREのフルメンバーが帰ってきたぞ!」
※と、これを合図にオスプレイ、コブ、ヘナーレが入ってくる
オーカーン「これで連合帝国は最強だ! 新日本のまた嫌がらせで、余とオスプレイとヘナーレが同じブロックに固められた。だが、問題はない! 全員が『NEW JAPAN CUP』を支配する力があるからだ。飯伏! 逃げて正解だったな、フハハハハ!」
コブ「俺たちをよく見ろ! UNITED EMPIREってユニット名は単なる名前だけじゃない。それは俺たちの信念である。俺たちは一致団結している! 『NEW JAPAN CUP』が“アシタ”から始まる! 日本語を勉強中だ。俺たち4人の内の誰かが優勝し、2年連続でUNITED EMPIREが『NEW JAPAN CUP』を制覇することはもう確定してる。俺たちの誰かが優勝の勝ち名乗りを受け、UNITED EMPIREにIWGPのベルトを取り返すんだ」
オスプレイ「(ヘナーレに)お前、何か言わなくていいのか? ノー? これまで以上に強く最強の形になった今の俺たちをよく見るんだ! いつも以上に気合いの入ったヘナーレは今にもヤングライオンの頭をもぎ取りそうな勢いだ! 今こうして並んで立ってコメントをしているが、(『NEW JAPAN CUP』の公式戦で)同門対決の可能性があることも忘れてはならない。決勝戦で当たるかもしれない。だがどうなったとしても、最後に優勝を手にするのは間違いなく俺たちの誰かだ。ニュージャパン、犠牲者用の遺体袋を用意しておくことだな!」
コブ「俺たちが優勝したらトロフィーに酒を注いで乾杯するぞ」
ヘナーレ「ワーッ!(とテレビカメラに向かって絶叫)」
オーカーン「羨ましいな、オイ。全員羨ましいよ。あんだけ頑張っても新日本からプッシュも期待も好意もないな。信じられるのは自分だけって、誰かが言ったな? 大丈夫だ。新日本からの後押しがなくても、余には帝国がある」
※永田は藤田に肩を貸してインタビュースペースへ。
永田「天山と飯伏が残念なことに試合できなかったから、彼らの代わりに、コイツら、ホントに貴重な試合ができてよかったよな。ホントに、今日は悔しかったけど、こういうのがいずれ財産になって残るはずなんで。藤田、(※藤田の背中を叩いて)頑張れ」
藤田「ハイ!」
永田「さて、このオフ、たった1週間で先シリーズでボロボロにされた肉体を強引にメンテして戻ってきた。明日から『NEW JAPAN CUP』、永田裕志の底力、見せてやる(※と、先に控室へ)」
藤田「自分は、天山さんと飯伏さんの代わりだなんて思ってないです。どんなチャンスでも、掴み取らないと。オーカーン! 覚えとけよ!」
小島「俺の頭の中は、飯伏と天山のことでいっぱいだよ。欠場した選手のつらさは、欠場した人間にしか分からない。だけどやっぱり、出れる予定だった選手が出られないのは、本当につらいと思う。誰の分まで戦うとか、そういうのはもうないけど、ただ俺は自分自身の試合を全うすることで、天山にも飯伏にもエールを送りたいと思う。アイツらまた、2人ともすぐにカムバックしてくれると思うし、そしてまた一緒に頑張ろう」
中島「(※左ヒジを押さえながら)あークソッ! 俺はよぉ、フラストレーションしか溜まってねぇんだよ。『NEW JAPAN CUP』で全部出し切ってやるよ。『何でヤングライオンなんか』『どうせヤングライオンだから』、そういうのを、全部ひっくり返して、アーロン・ヘナーレ、絶対ぶっ潰してやる! それとグレート・オーカーン、俺はやられたことは一生忘れねぇからな!」