現IWGPタッグ王者のYOSHI-HASHIと、元王者の本間が対決する『NJC』1回戦。
ゴング直後、両者がショルダータックル合戦とエルボー合戦を展開。本間が競り勝つも、次に放った小こけしはかわされてしまう。
これで本間の動きが止まると、YOSHI-HASHIはエルボー連打から逆水平チョップを連発。そして、本間をトップロープへ引っかけ、背中へ低空ドロップキックを浴びせる。
続いてYOSHI-HASHIはブレーンバスターの体勢に入るが、抵抗した本間がDDTで逆転。そして、逆水平チョップ3連打、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャーと畳み掛ける。
その直後、本間は再び小こけしにいくが、またもやYOSHI-HASHIが回避。それでも本間はエルボー合戦へ持ち込み、ショートレンジこけしロケットで挽回。そして、今度こそ小こけしを命中させる。
次に本間は赤コーナー2段目からジャンプするが、YOSHI-HASHIが叩き落とす。そして、逆水平チョップを打ち込み、ニュートラルコーナー最上段からヘッドハンターを敢行。
ここでYOSHI-HASHIはカルマを仕掛け、抵抗した本間に正面と背後からショートレンジラリアットを食らわせる。
しかし、本間はカウンターこけしロケットで巻き返し、すぐさま低空こけしロケットで追撃。そして、青コーナー2段目からこけしを炸裂させるが、YOSHI-HASHIがフォールを跳ね返す。
すると本間はこけし落としにいくが、YOSHI-HASHIが脱出に成功。その直後、両者のラリアットが相打ちになるも、YOSHI-HASHIだけがダウンしてしまう。
ここから2人がエルボーと張り手を打ち合い、続いてYOSHI-HASHIが本間の左手を持ったままエルボーと逆水平チョップを見舞う。ところが、本間はその体勢からヘッドバットを食らわせ、YOSHI-HASHIを怯ませる。
続いて本間はロープへ走るが、YOSHI-HASHIがカウンタートラースキックで迎撃。そして、ショートレンジラリアット、ランニングラリアットで追い討ちをかけると、今度こそカルマで本間を葬った。
試合後、YOSHI-HASHIは敢えて本間にIWGPタッグベルトを見せつけ、奮起を促すかのように言葉をかけた。
新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents NEW JAPAN CUP 2022
- 日時
- 2022年3月2日(水) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・日本武道館
- 放送
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- 観衆
- 2,007人
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第2試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦※YOSHI-HASHIが2回戦進出レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
YOSHI-HASHI「リング上で言った通り…」
本間「(YOSHI-HASHIが喋ろうとしたところにヤングライオンに抱えられながら現われて)YOSHI-HASHI~! YOSHI-HASHI~!」
YOSHI-HASHI「(コメントスペースに現われて倒れ込む本間に対して、IWGPタッグのベルトを見せつけながら)リング上で言った通り、これが今の俺とあんたの差だよ。口先だけで諦めてないとか言ってるんだったら、もういい。でも、あんたが本当にもう一回このベルトを獲るって思うんだったら、必ず。『WORLD TAG LEAGUE』でも俺はあんたのチームに勝ってるからな」
本間「オイ、YOSHI-HASHI~! (YOSHI-HASHIが何か言いかけたのを遮って立ち上がり)YOSHI-HASHI~! 諦めるわけねえだろう! オイ、諦めたらそこで終わりなんだよ。絶対諦めないぞ! 確かに今のお前はめちゃくちゃ強いよ。でもよ、絶対追いついてやる! 追い越してやるよ、この野郎!」
YOSHI-HASHI「もしも本当に思うなら、必ずG.B.Hで。でも今、このベルト、あんたの力じゃ挑戦出来ない。本当に腐ってないのであれば、必ず積み上げてこのベルト。約束なッ!(と言って、堂々とコメントスペースを立ち去る)」
本間「YOSHI-HASHIが言ったように、今の俺とあいつの差は間違いないよ。でも、『諦めねえ、諦めねえ』って毎回言ってると思うだろ? 諦めねえんだよ、バカ野郎! 諦めたら終わりだ!」