HYPER BATTLE'22

日時
2022年4月4日(月)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナーABEMA TV
観衆
526人

第7試合 30分1本勝負

レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 メイン(第7試合)はオカダ・カズチカ&矢野通vsザック・セイバーJr.&タイチ。4.9両国のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者オカダvs挑戦者ザック)、KOPW 2022争奪戦(保持者・矢野vs挑戦者タイチ)のダブル前哨戦となる。前日の静岡大会の前哨戦(6人タッグ)で勝利を収めたザックは、試合後に「偉大で無敵なオカダはリョーゴクで俺にタップアウトする」と宣言。また、矢野vsタイチの争奪戦のルールは、ファン投票の結果、タイチ提案の“ノーロープ場外押し出しマッチ”に決定している。

 ザックは『NJC』の優勝トロフィーを抱えて花道を進む。オカダはIWGP世界ヘビー、矢野はKOPWのトロフィーを携えて入場。オカダはリングに上がると、至近距離でザックと視殺戦を展開。

 先発はオカダとザック。ザックはバックに回ってグラウンドに持ち込むが、オカダもバックに回り込む。ザックが切り返すと、オカダはロープに押し付ける。するとザックは体勢を入れ替えてクリーンブレイク。
 続いて手四つの体勢から、ザックは巧みに左腕を捕らえる。だが、オカダもレッグロックで切り返す。ザックが切り抜けると、両者はもつれたままコーナーに。そして額を突き合わせてにらみ合う。
 次は矢野とタイチのマッチアップ。矢野は蹲踞の体勢を取り、「相撲」コールを煽る。するとタイチも蹲踞の姿勢を取るが、立ち会いの瞬間に矢野は後頭部を引っぱたく。
 怒ったタイチの攻撃をかわした矢野は、掟破りの喉輪。そしてコーナーパッドを外し、突進してきたタイチを金具むき出しのコーナーに自爆させる。
 ここで矢野はロープも外そうとするが、タイチは食い止めると、場外に連れ出し鉄柵に投げつける。ザックは場外でオカダの足首を痛めつける。
 タイチは矢野をリングに投げ入れ、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。矢野はダメージでのたうち回る。続いて鈴木軍タッグは二人がかりで足を矢野の顔面に押しつける拷問攻撃。
 次はザックが矢野にクルックヘッドシザーズ。スイッチしたタイチは矢野にフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。さらに喉輪、チョークをお見舞いする。
 劣勢の矢野は喉輪をやり返すが、タイチは喉輪で鎮圧。しかし、矢野はマンハッタン・ドロップで反撃。
 ようやくスイッチしたオカダはタイチにランニングエルボー。さらにDDTをお見舞い。続いて変形の4の字固めを決める。タイチはすかさずロープエスケープ。
 オカダはリバースネックブリーカーを狙うも、切り抜けたタイチは顔面にステップキック。オカダもエルボーを返すが、タイチはリストをつかんでスピンキックを炸裂。
 スイッチしたザックはオカダにネックツイスト。さらにネックロックで痛めつける。そしてコブラツイストを決めるが、オカダもやり返す。だが、ザックは切り返して締め上げる。オカダはヒップトスで脱出。
 ここから両者は激しいエルボーの応酬に突入。競り勝ったザックは相手の腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。だが、オカダもリバースネックブリーカーで反撃へ。しかし、ザックは空中で複合関節技に切り返す。すると、オカダは回避し、意地のリバースネックブリーカーを炸裂。
 次はタイチと矢野のマッチアップ。タイチがローキック、矢野がエルボーを打ち合う。タイチはトラースキックで動きを止め、バズソーキックを繰り出す。しかし、矢野はかわすと、パンタロンを脱がして横入り式エビ固め。
 返したタイチが矢野のバックを取ると、矢野はレフェリーをつかんで踏ん張る。そして矢野がバックに回ると、今度はタイチがレフェリーをつかんで回避。
 ならばと矢野は悪質タックルを繰り出すが、タイチはレフェリーを盾にする。すかさずタイチは横綱式カチ上げエルボーを打ち込み、ロープを外そうとする。
 ここでオカダが突進するも、タイチはかわしてジャンピングキックをお見舞い。そしてタイチは阿部リングアナと渡辺リングアナ、さらにスタッフを連れ出し、「外せ!」とロープを外すよう要求。
 オカダはリングに上がろうとするも、タイチは捕らえて顔面を金具むき出しのコーナーに叩きつけて排除。そして「外せ!」とロープを外す作業を続行する。
 ロープが完全に外されると、タイチは「落とすぞ!」とアピール。そして飛びかかってきた矢野を捕らえ、場外にバックドロップで投げつけようとする。矢野はこらえるも、タイチは下手投げ。
 これをこらえた矢野は飛行機投げを狙うが、タイチは踏ん張る。すると矢野は一本背負いでマットに投げつける。だが、タイチも上手投げで応戦。
 さらにタイチは突進するが、矢野がかわしコーナーに自爆。するとザックがスイッチし、まるでロープをまたぐようにリングへ。
 そのザックに矢野は横入り式エビ固め。だが、ザックは三角締めへ。これはオカダがカット。そしてオカダはツームストンパイルドライバーを狙うも、こらえたザックはオクトパスホールドで捕獲。
 オカダは脱出し、もう一度ツームストンパイルドライバーを狙うも、回避したザックはザックドライバーを炸裂。ここで矢野が背後からローブローを繰り出すが、この動きを読んだザックはクラーキー・キャットで捕獲。矢野はロープに逃れようとするも、ロープがないためエスケープできず、無念のタップアウト。鈴木軍タッグが勝利を収めた。

COMMENT

 

 

ザック「俺のトロフィーは?タイチ、心配するな(※と、『NEW JAPAN CUP』のトロフィーを足元に置く)」
タイチ「すごい、俺とザックの格差が……」
ザック「チガウヨ! 次期KOPW保持者だろ! 新しいトロフィーがオマエを待ってるよ」
タイチ「変えなきゃいけねぇな。アレ獲ってな」

ザック「(トロフィーが)4年間恋しかったよ。4年、長かった。やっとオカダに借りを返すときが来た」
タイチ「同じだ。同じシチュエーションだよ」
ザック「オナジ シチュエーション ジャナイ。チガウ。リングでも言ったが、オカダ、オマエは長い間トップを張ってきた。だがオマエのピークはもう過ぎた。誰もオマエのレベルにはいないって?いや、俺はオマエより上に立ってる自信がある。キャリア最高のコンディションを誇るいまの俺は誰にも止められない。”偉大で無敵”なオカダでさえもな。
 

 
オカダのテクニックはたった一つ。それは俺さえも否定できない素晴らしいテクニックだよ。たった一つのテクニック(スタイル)としてはレインメーカーは最高の選択肢だと思うよ。でも容易に読めてしまうんだよ。ツマラナイヨ。世界最高のテクニカルレスラーのこの俺は一つにテクニックに頼ったりはせず、100万個のテクニックを自由に操る。オカダ、オマエに勝つ方法はバッチリ分かってる。それが何かオマエにはさっぱり検討もつかないだろう。
今日のところは運よくドライバーだけで免れたかもしれないが、リョーゴクでオマエは俺にタップアウトする。タップアウト勝ちが無理なら、骨を破壊するしかない。オカダ、オマエが最後にタップアウトしたのは対シンスケ・ナカムラ戦か?(2015年G1公式戦)あいつはキング・オブ・ストロングスタイルと呼ばれてたよな?でもあいつはもうこのリングには立っていないだろ?だけどその代わりにニュー・ストロングスタイルがここにいる。その名はザック・セイバーJr.。オカダはリョーゴクでタップアウトする。ここからザック・セイバーJr.がタイチと(新日本リングを)支配する。イッショニ シングルズ トップ」

タイチ「どいつもこいつもよぉ、オカダを誰が止めるんだって、『ストップ・ザ・オカダ』みてぇなこと言ってっけどよぉ、オカダはもう止まったろ。トーナメントで。今止めなきゃいけねぇ男はザックだろ、どう考えても。あの勝ち方、見たか、トーナメントでの圧倒的な強さ。誰が今のザックを止めんだよ。間違いなく4・9の後は、俺らの手元に、この100分の1ぐらいの(KOPWの)トロフィーが俺の手に、このトロフィーとIWGP世界ヘビーのベルトがザックの元に来るのは目に見えてる。

KOPWもよぉ、この2年間、矢野一色だったKOPW、俺が全部変えてやるから。俺が持った方が楽しめそうだろ? (※報道陣に)楽しそうだろ? 俺が、今まで見たことのないKOPWに連れてってやるよ。何だったら、KOPWでメインイベントやってやるよ。日本武道館、両国国技館、東京ドーム、それが無理ならば後楽園ホール、新木場、どこでもやってやるよ。俺が見たことのない世界に連れてってやるよ、KOPW。今日みたいなノーロープ、もう一回見たいだろ。間違いなく、もっとすげぇノーロープマッチ、見せてやるから。ただ、10秒ぐらいで終わるかもな。一気に押し出してな。悪りぃけど」

ザック「タイチがKOPWを面白くしてくれるよ。タイチが保持者になることで、やっと意味のあるタイトルになるんだ。そして俺はIWGP世界ヘビー級チャンピオンになって、ニュージャパンは俺たちのものだ」

タイチ「4.9の後は、祝賀会だ。何で祝賀会やるって? もちろんオンラインで、俺のYouTubチャンネルで祝賀会だ! 4.9の後、オマエら、スーパーチャット準備して待ってろよ。すぐ登録しろよ、俺のチャンネル! 待ってろよ!」

矢野「(※肩を担がれて控室に直行しながら)ロープ……ロープ……逃げられない……」

※オカダはノーコメント。

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